2日ほど前からトラックバックを許可制にしてみた。トラックバックスパムの扱いは慣れたつもりだったのに、ここに来て疲れてきたからだ。削除するだけなら簡単だけど、再構築に時間がかかるのだ。
このブログに寄せられるトラックバックの9割以上はアクセス稼ぎを目的としたスパム。2カ月ほど前に「エントリーへの言及、リンクを伴っていないトラックバックは削除することがあります」とお断りを書いてみた。自動プログラムでトラックバックを送っているところばかりじゃないはずなのだが、ほとんど効き目はなかった。
いったんトラックバックを受けてしまうと、管理画面での削除だけじゃ完全に消えない。そこで再構築をすると、時間帯によっては恐ろしく時間がかかる。記事部分が30ページにもなるからなぁ。Seesaaはサーバを増強しても重いからね。更新する人が多くなる夜の時間帯に再構築すると、途中で画面が固まってしまうこともある。
許可制にすればスパムを消しても再構築しなくて済むから、ラクができそう。もっと早く気づけばよかった。お断りの表現も「削除することがあります」から「原則として削除します」に変えた。これでまた数カ月様子をみよう。
2005年11月01日
2005年10月30日
あなたのブログの価値教えます!?

My blog is worth $50,244.06.
How much is your blog worth?
で、当「らくだのひとりごと」のURLを入れてみると、5万0244ドル06セントという結果となった。1ドル115円で計算して578万円だよ! そんな金額で買いましょうなんていう人は世界中を探してもいるはずないけど、こりゃすごいことだ。Technoratiのデータを利用して算出しているというから、被リンク数を基準にした価値らしい。
う〜ん、でも正直いうと試してみて空しさも感じたんだよね。端数の6セントって何だ? ここまで具体的に数値化されちゃうとねぇ。ブログって、書いている本人にとってみれば数値化できない価値があるもんだ。要するに自分のブログって「プライスレス」なわけよ。ゼロっていう意味じゃなくて数値化できないっていう意味で。ま、第3者の立場でお気に入りブログの価値を調べる分には面白いかもしれないと思うから紹介しておく。お楽しみあれ。
ところで、季節を後取りしていることにかけては自信満々の当ブログ、さすがに11月も間近になって「お月見」は無理があるなってんで、紅葉バージョンにお色直ししました。
2005年10月18日
Seesaaブログ利用規約変更
このブログを利用するうえでの免責事項が変更になった。
変更前
変更後
変更前
Seesaaは、本サービスが正常に作動することを保証しておりません。
またSeesaaは、本サービスがユーザーの要求に適合し、本サービスの内容およびシステム、プログラムなどが安全であること、またはエラーや不具合などが生じないこと、またはエラーや不具合などが修正されること、または利用者の保存データ、その他利用者に関する一切の情報の保全と復元、または本規約、本サービス、本サービスの内容、使用可能、または通信、機器、プログラム、システムの安定性、または本サービスを通じて購入されたサービス、情報、コンテンツ、提供されたサービス、情報、コンテンツのなど正確性、信憑性、真実性、適法性、安全性、第三者の権利を侵害していないことを一切保証しておりません。
Seesaaは、本サービスまたは本サービスを通じて行われたことに起因する直接的、間接的、偶発的、懲罰的なものを含む全ての損害に対して一切責任がないものと
します。
変更後
Seesaaは、本サービスが常に本サービス利用者の期待や要望に完全に沿った作動をすることは保証しておりません。ざっと見たところ、変わったのは太字の部分だけみたい。変わってもそのままでも私には違いがない。きょうもきょうとてSeesaaは重い。夜のこの時間帯は記事を書くのが憂鬱になるほどだ。おまけにスパムを消して再構築なんてしたら、途中で固まることは必至。
またSeesaaは、本サービスがユーザーの要求に適合し、本サービスの内容およびシステム、プログラムなどが安全であること、またはエラーや不具合などが生じないこと、またはエラーや不具合などが修正されること、または利用者の保存データ、その他利用者に関する一切の情報の保全と復元、または本規約、本サービス、本サービスの内容、使用可能、または通信、機器、プログラム、システムの安定性、または本サービスを通じて購入されたサービス、情報、コンテンツ、提供されたサービス、情報、コンテンツのなど正確性、信憑性、真実性、適法性、安全性、第三者の権利を侵害していないことを一切保証しておりません。
Seesaaは、本サービスまたは本サービスを通じて行われたことに起因する直接的、間接的、偶発的、懲罰的なものを含む全ての損害に対して一切責任がないものとします。
2005年10月11日
ヤフーの新検索、結構いいかも
ヤフーの検索がロボット型に変わってから1週間あまりたった。ホームページやブログをやっている人の間では「アクセスが減った」という声が多くて評判が悪いらしい(と何かで読んだ)。
かくいう私もホームページ(このブログじゃないやつ)を2つのカテゴリでヤフーに登録してもらっているから、検索結果でカテゴリ登録サイトが上位に表示されないなら、アクセスが減るはずだ。う〜ん、少し減っているのかな。去年5月のYST(ヤフー・サーチ・テクノロジー)導入に伴うアクセス激減ほどの影響がないことは確かだ。
ヤフー新検索のいいところは、検索結果の反映がおそろしく早いことだ。このブログもアップして1日もしないうちに検索結果に反映される。たとえば、きのう書いたエントリーを参考に「静岡県 タナカ・ヒロシ」という言葉を入れて検索すると、検索結果の上から3番目にきのうの記事が表示される(11日午後10時すぎの段階)。これがグーグルだと、検索結果を何ページか見ても全く出てこない。
これはあくまで一例。ヤフーがSeesaaブログを頻繁にクロールしているだけかもしれないが、ほかにもアップされてから半日も経っていないニュースやブログが引っかかってきたことがある。というわけで、私は最新の情報を調べる場合はヤフーを使う習慣が身についてきた。ヤフーを使う回数は明らかに増えている。いまだにメインで使っているのはグーグルだけど、以前ほどグーグルが有能に思えなくなっている。
ところで「静岡県 タナカ・ヒロシ」と検索したことで、「タナカ・ヒロシのすべて」という映画があるのを知った。一瞬『映画にもなるような有名人なのか!』と思ったのだが、違うタナカ・ヒロシさんのようだ。
【関連バックナンバー】
ヤフーの奴め!(2004年6月3日)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
つけたし。きょうは医者に行って検査してもらった。別に異常はないみたいなので一安心。どうもご心配をおかけしました。待合室にいたおばあさんが「ここよりも他所に行ったほうがいいよ」と小声でアドバイスしてくれたのが一抹の不安。
かくいう私もホームページ(このブログじゃないやつ)を2つのカテゴリでヤフーに登録してもらっているから、検索結果でカテゴリ登録サイトが上位に表示されないなら、アクセスが減るはずだ。う〜ん、少し減っているのかな。去年5月のYST(ヤフー・サーチ・テクノロジー)導入に伴うアクセス激減ほどの影響がないことは確かだ。
ヤフー新検索のいいところは、検索結果の反映がおそろしく早いことだ。このブログもアップして1日もしないうちに検索結果に反映される。たとえば、きのう書いたエントリーを参考に「静岡県 タナカ・ヒロシ」という言葉を入れて検索すると、検索結果の上から3番目にきのうの記事が表示される(11日午後10時すぎの段階)。これがグーグルだと、検索結果を何ページか見ても全く出てこない。
これはあくまで一例。ヤフーがSeesaaブログを頻繁にクロールしているだけかもしれないが、ほかにもアップされてから半日も経っていないニュースやブログが引っかかってきたことがある。というわけで、私は最新の情報を調べる場合はヤフーを使う習慣が身についてきた。ヤフーを使う回数は明らかに増えている。いまだにメインで使っているのはグーグルだけど、以前ほどグーグルが有能に思えなくなっている。
ところで「静岡県 タナカ・ヒロシ」と検索したことで、「タナカ・ヒロシのすべて」という映画があるのを知った。一瞬『映画にもなるような有名人なのか!』と思ったのだが、違うタナカ・ヒロシさんのようだ。
【関連バックナンバー】
ヤフーの奴め!(2004年6月3日)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
つけたし。きょうは医者に行って検査してもらった。別に異常はないみたいなので一安心。どうもご心配をおかけしました。待合室にいたおばあさんが「ここよりも他所に行ったほうがいいよ」と小声でアドバイスしてくれたのが一抹の不安。
2005年09月22日
米作家団体がグーグルを提訴−著作権侵害で
米作家団体などは20日、米グーグルの進めている「プリント・ライブラリー」計画が著作権を侵害しているとしてニューヨークの米連邦地裁に訴えた。原告は作家団体のAuthors Guildのほか、元ニューヨーク・タイムズ記者で作家のハーバート・ミットガング氏、児童小説作家のベティ・マイルズ氏、詩人のダニエル・ホフマン氏の3人(Authors Guildのプレスリリース)。
問題になっている「プリント・ライブラリー」は、ミシガン大、スタンフォード大、ハーバード大の全蔵書を1ページずつスキャンしてデータベース化し、内容を検索可能にするプロジェクト。有名な3大学のほか、ニューヨーク公立図書館と英オックフフォード大は著作権が期限切れになった蔵書に限定してグーグルに協力する意向(この部分、BBCでは著作権切れの蔵書限定で提供するのはオックスフォード大だけとなっている)。
グーグルの説明によると、出版社が提供した著作(A)とパブリックドメインの著作(B)については、書籍そのものを画面上で再現(検索結果のイメージ画面はAとB)する。半面、著作権が有効な著作は検索語句の前後数行だけを部分的に表示する(イメージ画面)にとどめることで、著作権の侵害を免れるつもりだ。
あちこちから非難の声があがったことで、グーグルは11月までという期限付きながら蔵書のスキャンを一時停止しているところだ。また、著作権所有者がグーグルに「プリント・ライブラリー」からの除外を申請すれば、その希望を尊重するという。
グーグルは既存のメディアとは根本的に考え方が違うんだろうな。グーグルの基本的な認識は、著作物がプリント・ライブラリーに入ることでその著作物の認識度が高まり、著作物の売上げ増にも貢献するということだ。で、見切り発車してしまう。一方の出版社はそんなことをされたら本が売れなくなってしまうと警戒する。私はどちらかといえば既存のメディアの考えを理解しているほうだし、「プリント・ライブラリー」でいえば、著作物の売上げ増よりも減につながる可能性が大きいように思う。
上記の訴訟は原告が有利な気もするのだが、少なくとも私自身についていえば、著作権に対する考え方が最近だんだんと変わってきたように感じている。というか、特にネット上での著作権侵害を防ぐなんて不可能とさえ思えてきた。さまざまなブログをみれば、テレビから「キャプチャした」画像とか、ほかのサイトから「借りてきた」写真が百花繚乱。文章だってまるごと転載しているのもよく見かける。で、それが幅広く受け入れられている。「著作権を侵害している恐れのあるサイトはリンクしない」のを密かな原則としてきた私も、その原則を維持するのは去年のうちに諦めた。他人の行為にいちいち目くじらをたてていられない(といっても著作権侵害を奨励するつもりは全くない)。
こんな現状をみていると、取締りが厳しくなって著作権侵害が根絶されるとは考えにくい。著作権法はネットが普及する以前に作られたものだから、そのうち現状を追認する格好で大幅改正されるのかもしれないなぁと思うようになってきた。クリエイティブ・コモンズは正直いってまったくといっていいほど理解していないし、日本での知名度はあまり高くなさそうだけど、これから理解が広がるのかもしれない。今のうちにちと勉強しておこうか。
【参考サイト】
Authors sue Google over book plan(BBC)
Writers Sue Google, Accusing It of Copyright Violation (New York Times)
問題になっている「プリント・ライブラリー」は、ミシガン大、スタンフォード大、ハーバード大の全蔵書を1ページずつスキャンしてデータベース化し、内容を検索可能にするプロジェクト。有名な3大学のほか、ニューヨーク公立図書館と英オックフフォード大は著作権が期限切れになった蔵書に限定してグーグルに協力する意向(この部分、BBCでは著作権切れの蔵書限定で提供するのはオックスフォード大だけとなっている)。
グーグルの説明によると、出版社が提供した著作(A)とパブリックドメインの著作(B)については、書籍そのものを画面上で再現(検索結果のイメージ画面はAとB)する。半面、著作権が有効な著作は検索語句の前後数行だけを部分的に表示する(イメージ画面)にとどめることで、著作権の侵害を免れるつもりだ。
あちこちから非難の声があがったことで、グーグルは11月までという期限付きながら蔵書のスキャンを一時停止しているところだ。また、著作権所有者がグーグルに「プリント・ライブラリー」からの除外を申請すれば、その希望を尊重するという。
グーグルは既存のメディアとは根本的に考え方が違うんだろうな。グーグルの基本的な認識は、著作物がプリント・ライブラリーに入ることでその著作物の認識度が高まり、著作物の売上げ増にも貢献するということだ。で、見切り発車してしまう。一方の出版社はそんなことをされたら本が売れなくなってしまうと警戒する。私はどちらかといえば既存のメディアの考えを理解しているほうだし、「プリント・ライブラリー」でいえば、著作物の売上げ増よりも減につながる可能性が大きいように思う。
上記の訴訟は原告が有利な気もするのだが、少なくとも私自身についていえば、著作権に対する考え方が最近だんだんと変わってきたように感じている。というか、特にネット上での著作権侵害を防ぐなんて不可能とさえ思えてきた。さまざまなブログをみれば、テレビから「キャプチャした」画像とか、ほかのサイトから「借りてきた」写真が百花繚乱。文章だってまるごと転載しているのもよく見かける。で、それが幅広く受け入れられている。「著作権を侵害している恐れのあるサイトはリンクしない」のを密かな原則としてきた私も、その原則を維持するのは去年のうちに諦めた。他人の行為にいちいち目くじらをたてていられない(といっても著作権侵害を奨励するつもりは全くない)。
こんな現状をみていると、取締りが厳しくなって著作権侵害が根絶されるとは考えにくい。著作権法はネットが普及する以前に作られたものだから、そのうち現状を追認する格好で大幅改正されるのかもしれないなぁと思うようになってきた。クリエイティブ・コモンズは正直いってまったくといっていいほど理解していないし、日本での知名度はあまり高くなさそうだけど、これから理解が広がるのかもしれない。今のうちにちと勉強しておこうか。
【参考サイト】
Authors sue Google over book plan(BBC)
Writers Sue Google, Accusing It of Copyright Violation (New York Times)
2005年09月21日
秋仕様に模様替え
あれ、違うサイトにアクセスしちゃったかな、と思ってクリックし直しちゃった人がいらしたかもしれない。季節外れになってしまったテンプレートを模様替えした。変えたのは背景の色とタイトルバナーの写真だけというミニマムチェンジだ。これで10月末ぐらいまで引っ張るつもり(とはいえ、もう十五夜も終わってるんだよな…)。
朝方というヘンな時間帯に変えたのは、過去1年半余りの記事がたまっているので再構築に時間がかかるから。夜に作業すると途中でサーバーエラーになる可能性大とみた。今週末の連休まで模様替えを待つつもりにしていたら、どんどん涼しくなっちゃったので計画を前倒しした。北海道・大雪山系の旭岳ではきょう初冠雪があったとか。変えて良かった。
朝方というヘンな時間帯に変えたのは、過去1年半余りの記事がたまっているので再構築に時間がかかるから。夜に作業すると途中でサーバーエラーになる可能性大とみた。今週末の連休まで模様替えを待つつもりにしていたら、どんどん涼しくなっちゃったので計画を前倒しした。北海道・大雪山系の旭岳ではきょう初冠雪があったとか。変えて良かった。
2005年09月14日
読まない人たち
![Apple iPod nano 2GB ブラック [MA099J/A]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0007YT8XO.09.TZZZZZZZ.jpg)
私の使っているこのSeesaaブログで、アップルが売り出したばかりのiPod nano 2GB
3月にiPod Shuffleが当たったばかりだから、私が当選することはないはずだが、爆発的に売れていると聞くと気になる。ダメ元で応募しようと思ったら、応募には次のような条件があった。「放送局、あるいは視聴者としてポッドキャスティングをされてみた感想をトラックバックした記事にお書き添えください」。う〜む。私は新技術・新製品に弱いから、ポッドキャスティングなんて聞いたことはある程度の認識だ。
ちょっとやってみるかと思ったのも束の間、すぐに挫折した。ほかの人はどんなことを書いているのだろうと気になり、トラックバックで応募している人たちのブログをのぞきに行った。アトランダムに15ぐらいのブログをのぞいたら、ポッドキャスティングを利用した感想が書いてあったのは2つだけ。残る人たちは、単にiPod nano関連の記事を書いたからトラックバック送っておこうっていう人たちなんだろうか? 甚だ疑問だ。香港のディズニーランドのことしか書いてないのもあった。大半の人は応募条件を読んでいないとみた。
というわけで、この分じゃ応募条件を満たした応募者は少なそう。応募はSeesaaブログ利用者に限定されていないので、興味のある方は応募してみてはいかが? 応募締め切りは10月28日。
2005年09月13日
アクセス50万件
アクセスカウンターが50万件を超えていた。今気がついた。たぶん日中に50万台に乗せたのだと思う。いつも読みに来てくださるみなさま、どうもありがとうございます。
4月下旬に6万台だったのは覚えている。それからの記憶がほとんどない。どうせ「席を譲らなかった若者」がちょっと話題になったっていうだけで、アクセスはすぐに元通りに戻ると読んでいたのだが、いまだにかつての5倍以上のアクセスがある。日々見たこと・聞いたこと・読んだこと・考えたことをダラダラ書いているだけの締まりのないブログを、こんなにたくさんの人が読んでくれるのが不思議でしょうがない。あの〜、みなさんおヒマなんでしょうか?
このブログを誰か他人が書いていたら、あたしゃ絶対にお気に入りにも入れないし、リピーターになることもないと思う。私がブログを書いていることを知らない友人2人が最近、こんなことを言った。友人その1「個人の日記ブログなんて自己満足をまき散らす公害以外の何物でもない」。友人その2「痛いサイトほど人がよくのぞきにくる」。どちらも胸にグサッと来た。
4月下旬に6万台だったのは覚えている。それからの記憶がほとんどない。どうせ「席を譲らなかった若者」がちょっと話題になったっていうだけで、アクセスはすぐに元通りに戻ると読んでいたのだが、いまだにかつての5倍以上のアクセスがある。日々見たこと・聞いたこと・読んだこと・考えたことをダラダラ書いているだけの締まりのないブログを、こんなにたくさんの人が読んでくれるのが不思議でしょうがない。あの〜、みなさんおヒマなんでしょうか?
このブログを誰か他人が書いていたら、あたしゃ絶対にお気に入りにも入れないし、リピーターになることもないと思う。私がブログを書いていることを知らない友人2人が最近、こんなことを言った。友人その1「個人の日記ブログなんて自己満足をまき散らす公害以外の何物でもない」。友人その2「痛いサイトほど人がよくのぞきにくる」。どちらも胸にグサッと来た。
2005年08月28日
ホームページの寿命
頻繁に訪問していたお気に入りのサイトが、ある日突然跡形もなく消えているのはさびしいもんだ。友人によると個人サイトの寿命は3年といわれているとか。「ホームページの寿命」でググってみたら6カ月から4年ぐらいと諸説ある中、やはり3年説が一番多いように感じた。
進学、就職、転勤といった生活変化のタイムスパンを考えると、3年前後というのは納得できる。実際にそういう理由でホームページを閉鎖、あるいは更新を停止した人を何人か知っている。実生活の問題とはまったく関係なく、ホームページ運営をやめてしまう理由には何種類かある。いままでの経験から思いつくのは以下の通り。
ブログっていうのは誕生してまだ数年の新しいメディアだし、確たる平均寿命なんてなさそうだ。普通の個人ホームページよりも短いとは思う。長く続ける人と3日坊主の人の格差がホームページよりも大きそうだ。
進学、就職、転勤といった生活変化のタイムスパンを考えると、3年前後というのは納得できる。実際にそういう理由でホームページを閉鎖、あるいは更新を停止した人を何人か知っている。実生活の問題とはまったく関係なく、ホームページ運営をやめてしまう理由には何種類かある。いままでの経験から思いつくのは以下の通り。
(1)あきらめ型 ホームページを作って公開すれば感想が寄せられ、同じ趣味の仲間ができると思って始めてはみたけれど、感想が寄せられるどころかアクセスも期待したほどなく、更新のモチベーションを失ってしまう。サイトは自然消滅。こうしてみると、個人が趣味で運営するホームページなんて、ダラダラとテキトーにやるのが一番だと思う。かくいう私も、ブログ暦は1年半ながらウェブ上で日記を公開してそろそろ丸3年になる。考えてみると、最近は友好サイトを巡回する頻度がめっきり落ちた。このブログの更新すらしょっちゅうサボっているぐらいだもんな。
(2)ネタ切れ型 見切り発車してホームページ開設に踏み切ったものの、更新を続けるだけの新しい題材に乏しく、しだいに更新間隔が開いて訪問者も減少傾向。サイトは遠からず放置される。
(3)疲労困憊型 マメに更新し、自分のサイトの掲示板だけでなく相互リンク先のサイトでも活発に交流。そのうち疲れてしまって引きこもりがちに。(2)の逆でネタが多すぎても更新が追いつかず、結局は更新をあきらめて放置プレイになってしまうこともある。
(4)アフィリエイト傾倒型 サイト運営が軌道に乗ってくると、企業から「うちの広告を張ってくれませんか? 製品が売れたら成功報酬で○%お支払いします」などというメールが届くようになる。趣味の傍らお小遣い稼ぎもできれば一石二鳥と思って始めると、サイト運営の主な目的がお小遣い稼ぎに完全シフト。ホームページは広告だらけに。訪問者は完全に引いてしまう。もちろんお小遣い稼ぎは思ったように行かず意欲をなくす。
(5)目的喪失型 質の高い情報を提供し、メディアで紹介されたりして訪問者も増える。褒めてくれる人が増えれば、けなす人も現れるもの。掲示板が荒らされたり(炎上型)、個人の趣味サイト以上の質をサイトに求める人も増え、何のためのホームページなのか分からなくなって嫌気がさしてしまう。このタイプは放置よりも閉鎖が多い。レベルの高さが災いし、ほかのサイトや雑誌などにコンテンツをパクられてやる気をなくす人もいる。
ブログっていうのは誕生してまだ数年の新しいメディアだし、確たる平均寿命なんてなさそうだ。普通の個人ホームページよりも短いとは思う。長く続ける人と3日坊主の人の格差がホームページよりも大きそうだ。
2005年08月22日
2005年08月09日
ブログ的空白
昼過ぎに「ブログが真っ白けになっている」というメールを何通かいただいた。自分でもその状況を確認。「政治的空白はどうでもいいから、ブログ的空白は勘弁してもらいたい」といいつつ、この無料ブログのサービス元Seesaaにメールフォームで問い合わせてみた。
20分もしないで返事が来た。素早い。無料でブログを提供していて、このサポート体制っていうのはありがたい。で、回答はといえば「原因は調査中」ながら「再構築をしたら直った」という。それだったら自分で再構築をすればいいのか。しかし、いつも再構築できるわけじゃないから、頻繁に真っ白になったら困るな。
Seesaaによると、表示されない原因として最も多いのは「ブラウザの影響」だそう。で、再度同じ状況になったら次のページhttp://blog-faq.seesaa.net/article/3549402.htmlに従ってキャッシュをクリアすればいいのだという。しかし、このブログにアクセスしても真っ白だったら、上記のページを見ることもできない…。
とりあえずこのブログを削除・閉鎖する予定は現時点ではありませんので、真っ白になっていたら、時間をおいてアクセスしてみてくださいませ。
20分もしないで返事が来た。素早い。無料でブログを提供していて、このサポート体制っていうのはありがたい。で、回答はといえば「原因は調査中」ながら「再構築をしたら直った」という。それだったら自分で再構築をすればいいのか。しかし、いつも再構築できるわけじゃないから、頻繁に真っ白になったら困るな。
Seesaaによると、表示されない原因として最も多いのは「ブラウザの影響」だそう。で、再度同じ状況になったら次のページhttp://blog-faq.seesaa.net/article/3549402.htmlに従ってキャッシュをクリアすればいいのだという。しかし、このブログにアクセスしても真っ白だったら、上記のページを見ることもできない…。
とりあえずこのブログを削除・閉鎖する予定は現時点ではありませんので、真っ白になっていたら、時間をおいてアクセスしてみてくださいませ。
2005年08月04日
新ブログは毎秒誕生、5カ月でほぼ倍増
Technoratiの8月のBlogsphere状況報告によると、7月末現在でTechnoratiがトラッキングしているブログは1420万以上。前回調査の3月は780万で、5カ月でほぼ倍増していることが明らかになった(正確には5.5カ月で倍増)。
新しいブログは毎日8万も誕生していて、毎秒ごとに1つ登場しているんだそう。ブログブームはまだまだ続いているといってよさそうだ。それだけ何か書きたい人、書いたものを他人に読んでもらいたい人が多いのだと思う。
過去3カ月間に投稿のあった「生きているブログ」は全体の55%。逆にいえば放置ブログは45%と半分もないわけだから、まずまず優秀といっていいのでは? 私の経験ではもっと多いような気もするので、ことしの年賀状に「ブログを始めました」と書いてきた人のブログを先ほどチェックしてみた。もののみごとに4人とも更新が止まっている。最後の投稿は2月中旬〜4月末。要するに4人とも3カ月以上更新していない放置状態だ。
そういう自分はなぜ続いているのだろう? 小学校時代から日記はほとんど三日坊主で1週間続けばいいほうだったのに。ブログの存在を他人にあまり知らせていないのがいいのかもしれない(教えていないのに知っている人もいるけど)。以前、ネット上で日記を書いていたときは最初に失敗した。友人・知人に「見てね」と宣伝した結果、いろんな人から毎日のように「ね、きのう書いてたのはAさんのことでしょ?」とかチェックが入るようになり、窮屈になって止めてしまった。このブログはかなりひっそりと始めたから、今までもっているようなもんだ。
Technoratiの調査に戻る。少なくとも週1回投稿のあるブログは全体の約13%。これは予想外に少ない。私が見る海外のブログは複数のメンバーが投稿しているサイトが多く、1日に何回も更新されるもののが多いのだ。ニュース系サイトが多いから当たり前か。世界的な水準でみれば、私の更新頻度はかなり優秀なんだな。おっと、ここで気を抜くと数日サボってしまいそうだ。
新しいブログは毎日8万も誕生していて、毎秒ごとに1つ登場しているんだそう。ブログブームはまだまだ続いているといってよさそうだ。それだけ何か書きたい人、書いたものを他人に読んでもらいたい人が多いのだと思う。
過去3カ月間に投稿のあった「生きているブログ」は全体の55%。逆にいえば放置ブログは45%と半分もないわけだから、まずまず優秀といっていいのでは? 私の経験ではもっと多いような気もするので、ことしの年賀状に「ブログを始めました」と書いてきた人のブログを先ほどチェックしてみた。もののみごとに4人とも更新が止まっている。最後の投稿は2月中旬〜4月末。要するに4人とも3カ月以上更新していない放置状態だ。
そういう自分はなぜ続いているのだろう? 小学校時代から日記はほとんど三日坊主で1週間続けばいいほうだったのに。ブログの存在を他人にあまり知らせていないのがいいのかもしれない(教えていないのに知っている人もいるけど)。以前、ネット上で日記を書いていたときは最初に失敗した。友人・知人に「見てね」と宣伝した結果、いろんな人から毎日のように「ね、きのう書いてたのはAさんのことでしょ?」とかチェックが入るようになり、窮屈になって止めてしまった。このブログはかなりひっそりと始めたから、今までもっているようなもんだ。
Technoratiの調査に戻る。少なくとも週1回投稿のあるブログは全体の約13%。これは予想外に少ない。私が見る海外のブログは複数のメンバーが投稿しているサイトが多く、1日に何回も更新されるもののが多いのだ。ニュース系サイトが多いから当たり前か。世界的な水準でみれば、私の更新頻度はかなり優秀なんだな。おっと、ここで気を抜くと数日サボってしまいそうだ。
2005年07月29日
自サイトの炎上を喜ぶブロガー
「ちょっとちょっと、『らくだのひとりごと』が小難しい論文に出てるよ!」と友人から連絡があった。小難しい論文ねぇ。あまり縁がなさそうだなと思いながら教えてもらったサイトをのぞきにいったら本当に出ていた。あらまビックリ。
実際は小難しい論文というよりも、加野瀬未友という人の真面目な講演録だった。図を多用して説明しているので友人は一見して「小難しい論文」だと思ったらしい。タイトルは「個人サイトを中心としたネットにおける情報流通モデル」。これの2ページ目「情報流通モデル」と3ページ目「情報流通回路にのった実例」に、わがブログがちょこっと登場する。こんなところで取り上げてもらえるとは思っていなかった。嬉しくて恥ずかしくて頭をコリコリかいた。
私はネット界のことには疎い(ほうだと思う)ので、「席を譲らなかった若者」と対で紹介されている「JOY騒動」のことは『どこかで聞いたことがあるかもしれない』程度しか知らない。「はてなブックマーク」も「はてなダイアリーの注目URL」も知らなくて、申し訳ないような気分だ。
講演録を読んでいって気になったのは、炎上の定義が「ブログのコメント欄に、管理人による個別のレスができなくなるほどに書き込みが殺到することを指しています」とあったこと。これってまさにあたしのことじゃない。席を譲らなかった若者を書いてしばらくは、数分ごとにコメントが寄せられ、とてもレスなんてできなかった。「きっと答えはひと〜つじゃな〜い」と、ミスチルのAnyという歌を口ずさみながら、ひとつずつ読んでた。
私としては『たくさんコメントもらってありがたいなぁ』と感謝していたんだが、炎上を喜んでいたってこと? 自分のブログが炎上して喜ぶブロガーって、ブログ界広しといえどもひょっとしてあたしだけなんじゃないだろうか。
コメントを寄せてくれた人の中には「コメント欄が荒れちゃってたいへんですね」とか「自分がブログを書くときは(こういうことにならないよう)気をつけようと思いました」とかいう人がいて、『別に大変じゃないんだけどね』と思ってた。ズレてたのは自分だったのか。考えていたら、講演録で紹介されたことより、そっちの方がずっと恥ずかしくなってきちゃった。
実際は小難しい論文というよりも、加野瀬未友という人の真面目な講演録だった。図を多用して説明しているので友人は一見して「小難しい論文」だと思ったらしい。タイトルは「個人サイトを中心としたネットにおける情報流通モデル」。これの2ページ目「情報流通モデル」と3ページ目「情報流通回路にのった実例」に、わがブログがちょこっと登場する。こんなところで取り上げてもらえるとは思っていなかった。嬉しくて恥ずかしくて頭をコリコリかいた。
私はネット界のことには疎い(ほうだと思う)ので、「席を譲らなかった若者」と対で紹介されている「JOY騒動」のことは『どこかで聞いたことがあるかもしれない』程度しか知らない。「はてなブックマーク」も「はてなダイアリーの注目URL」も知らなくて、申し訳ないような気分だ。
講演録を読んでいって気になったのは、炎上の定義が「ブログのコメント欄に、管理人による個別のレスができなくなるほどに書き込みが殺到することを指しています」とあったこと。これってまさにあたしのことじゃない。席を譲らなかった若者を書いてしばらくは、数分ごとにコメントが寄せられ、とてもレスなんてできなかった。「きっと答えはひと〜つじゃな〜い」と、ミスチルのAnyという歌を口ずさみながら、ひとつずつ読んでた。
私としては『たくさんコメントもらってありがたいなぁ』と感謝していたんだが、炎上を喜んでいたってこと? 自分のブログが炎上して喜ぶブロガーって、ブログ界広しといえどもひょっとしてあたしだけなんじゃないだろうか。
コメントを寄せてくれた人の中には「コメント欄が荒れちゃってたいへんですね」とか「自分がブログを書くときは(こういうことにならないよう)気をつけようと思いました」とかいう人がいて、『別に大変じゃないんだけどね』と思ってた。ズレてたのは自分だったのか。考えていたら、講演録で紹介されたことより、そっちの方がずっと恥ずかしくなってきちゃった。
2005年07月27日
スローフード具合がいい!
この前の日曜日、レシピをググっていて偶然見つけたブログがすっかり気にいり、さっそくMyBlog Listに追加した。その名も「ばーさんがじーさんに作る食卓」とシンプルだ。
写真がきれいでどの料理もおいしそう。ゴクリと唾を飲み込みながら全エントリーを拝見した。こだわりのある料理をごく自然に作って食べているのが羨ましい。センスがあって気負いはない。日々こんな食事をしている人がいるんだなぁ。豊かな食生活でいいなぁ。なんか外国の暮らしみたいだ。数年前に流行った「スローフード」という言葉を思い出した。
我が家も食卓を紹介するブログを新しく作ろうかと話し合ったことがある。でも、こんなにきれいな写真とれないなぁ。被写体もショボイなぁ。計画はちょっとペンディングだ。我が家は夫と私が1日交代で料理当番をしているから、見るほうは比べると楽しいかも。ブログの開設に向け、この夏はちょっと料理のレパートリーを増やそう。
写真がきれいでどの料理もおいしそう。ゴクリと唾を飲み込みながら全エントリーを拝見した。こだわりのある料理をごく自然に作って食べているのが羨ましい。センスがあって気負いはない。日々こんな食事をしている人がいるんだなぁ。豊かな食生活でいいなぁ。なんか外国の暮らしみたいだ。数年前に流行った「スローフード」という言葉を思い出した。
我が家も食卓を紹介するブログを新しく作ろうかと話し合ったことがある。でも、こんなにきれいな写真とれないなぁ。被写体もショボイなぁ。計画はちょっとペンディングだ。我が家は夫と私が1日交代で料理当番をしているから、見るほうは比べると楽しいかも。ブログの開設に向け、この夏はちょっと料理のレパートリーを増やそう。
2005年07月25日
「表現の自由を尊重しろ!」といわれた
20日に書いた「日帰りで身延線の旅」についてのご意見を、ブログとは関係ないBBSに昨日いただいた。関係ないところに書かれても迷惑なだけだし、投稿の最後に「ふさわしくないとご判断の際は削除ください。!」とあったので迷わず削除した。
そしたらきょうになって、まったく関係ない第三者(と思われる人)から「表現の自由に鈍いのは誰なんだい?」「自分に批判的な書き込みだけ削除するのか?」というメールが送られて来た。そんなつもりは毛頭ないので、以下に投稿を再現する。
最初は元記事のコメントとして転記したのだが、この第三者は「自分に都合の悪いことは目立たないようにするのか?」と満足しない。いちいちこんな人のいうことを聞いているほど暇じゃないのだが、新規のエントリーにすることに別に異論も無いのでこうしてエントリーを書いた。投稿者と第三者の関係は不明なまま。でも、たぶんこれで満足してくれただろう。
そしたらきょうになって、まったく関係ない第三者(と思われる人)から「表現の自由に鈍いのは誰なんだい?」「自分に批判的な書き込みだけ削除するのか?」というメールが送られて来た。そんなつもりは毛頭ないので、以下に投稿を再現する。
タイトル:らくださん、どう思いますぅ〜?これが元記事のコメントとして投稿されていれば何も問題はない。関係のないBBSに投稿されたのが迷惑なだけだ。このブログを読んでいない人がみたら、何の話か分からないから。だから削除したんだが、まさか表現の自由うんぬんを指摘されるとは思わなかった。それも関係ない第三者から。たぶん19日の「ネット書評バトルの行方」を読んだ方なんだろう。
あるブログに、自分に「今度はお父さん、お母さんと一緒に来なさい」と言われたとのこと。その上、「は〜い、そうします」と答えたそうな。
そして、それをどっかで喜んでいる節が感じられる文面。
(このブログへの投稿者は、誰一人として、この疑問を正すことなく、なぜか差し障りのないコメントだけ。)
私の知る限りのこのお方は、気に入らなければ、「跳び蹴りをかませたくなる」と書き込むお方で、私にはどうしても《アルプスの少女ハイジ》のイメージには感じられません。
ですから、訊き間違えたのです、きっと。
本当は、こう言われたのです。
「歳もとしですから、旅とか温泉とかお出かけするときは、お子さんか、お孫さんと一緒に来なさいょ」と
らくださん、どう思いますぅ〜?
では、では。
ふさわしくないとご判断の際は削除ください。!
最初は元記事のコメントとして転記したのだが、この第三者は「自分に都合の悪いことは目立たないようにするのか?」と満足しない。いちいちこんな人のいうことを聞いているほど暇じゃないのだが、新規のエントリーにすることに別に異論も無いのでこうしてエントリーを書いた。投稿者と第三者の関係は不明なまま。でも、たぶんこれで満足してくれただろう。


