2007年02月18日

東京マラソン

 第1回東京マラソンをテレビで見た。スタート前から雨が降り、気温も5度くらいと市民ランナーには厳しい条件。『自分も出たかったな〜』という気持ちと『こんな日に走らなくて良かった〜』という気持ちが半々というところだ。

 日本初の大型市民マラソンということで、ワクワク期待してテレビをみていたのら、男子の世界陸上出場選手選考会を兼ねているということもあり、予想していた以上に普通のマラソン中継に近かった。確かに私レベルのヨタヨタ走っている市民ランナーを見ても一般の人はつまらないだろし、しょうがないか。

 女子は有森の引退レースということぐらいしか話題がなかった。途中で「女子のトップ集団」みたいな映し方もなし。途中経過のテロップでトップ5人の名前が出てきただけだった。世界の競合選手は出ていなかった様子で、女子選手の顔ぶれに物足りなさを感じた。世界の大都市を代表するようなマラソンになるにはあと何年かかかりそうだ。

 テレビを見ていて思った。マラソンは見るスポーツじゃなくて、絶対にやるスポーツだよな。私が最後にフルマラソンを走ってからそろそろ10年になる。あのときも激しい雨の中を走ったっけ。来年の東京マラソンには出たいな。その前に抽選に当たらないと。

 花粉症のことを考えると、きょうみたいに雨が降っていたほうが私にはいいかも。いっそ秋に開催してくれるとありがたい。
  
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2006年11月04日

バレーボールは恥ずかしい…

 テレビでバレーボールを見ても全然楽しめなくなった。年のせいだろうか。中学や高校の時は結構好きで、代々木体育館まで見に行ったこともあったのに。

 何がダメかって、一生懸命にやっている選手には悪いけど、あの一方的な応援がえげつない。会場ではマイクとスピーカーを使って(何を言っているのかまでは聞き取れないけど)、会場全体で一体化した応援を呼びかけている様子だ。

 正しいスポーツ観戦のあり方とは思えない。テレビで見ているだけで、なぜか恥ずかしくなってきて5分と見ていられない。あれなら勝って当たり前って気がしちゃう。対戦相手から抗議はないんだろうか。

 何年か前にサッカー日本代表が中東のどこかの国で試合をしたとき、やはり相手側の応援はスピーカーを使って音楽を流して応援していて、日本サイドの実況は、言葉は覚えていないけど「ずるい」と批判していたと記憶している。

 なんであそこまでして盛り上げなくちゃいけないんだろう。テレビ中継が盛り上がれば盛り上がるほど、こっちは反比例するかのようにさめていく。それに日本チームの実力もジリ貧になっているような気がする。逆にいうと実力の低下を補うためにテレビ局が別のところで必死に頑張っているって感じ。

 番宣に監督以下選手一同が駆り出されているのも疑問だ。なんで芸能人みたいなことをするのかな。選手にしてみたら、引退後の芸能界入りを念頭にして今からコネを作っておこうなんて計算が働いているんだろうか。

 サンスポのコラム「亀田の次は女子バレーボール」を読んで、同じように感じている人もいるんだと思った次第。
posted by らくだ at 23:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

摩訶不思議な勝利

 ボクシングなんとか戦。パソコンの右上に小さくテレビ画面を出して作業をしながら見ていた。

 あたしゃボクシングのことなんてな〜んも知らないし分からない。亀田は最初からダウンを奪われたし、途中でちょっといいところもあったけど、最後の方なんて足がまったく動いていなくて相手よりもボロボロに見えた。だから、試合が終わったところで、『あ〜こりゃ負けたわ』って思って結果が発表されるのを待たずにお風呂に入ったわけ。

 お風呂の中では『後々のことを考えると早いうちに負けておくのもいいかもね。このままじゃマスコミのオモチャにされるだけだし』って考えてた。で、お風呂から出て何気なくヤフーのトップページを見たら、ニュース欄に「亀田興毅判定で世界王座獲得」って出ているじゃない。複数のニュースサイトをみるまで誤報かと思っちゃった。

 なんで亀田が負けたって思い込んだのか考えてみると、自分なりの戦況判断だけじゃない。いつもならいやんなるほど身内びいきの実況だって「これで世界チャンピオンが濃厚になりました」なんて一言もいっていなかった。むしろ「最後までもってくれ」っていうような雰囲気だった。だから私としては『いつも楽観的な実況中継がこれじゃぁ負けたんだな』って思ったわけだ。

 あんたはド素人だから分からないと言われればハイその通り。でも、そのド素人にも納得できる結果が出てこないと、ボクシングファンの裾野は広がらない。今の段階では「八百長」って言葉が頭の中をグルグルと回っている。何だかバカバカしくて、亀田3兄弟の試合を見る気が失せた。一生懸命やっている本人たちには気の毒だけど。
posted by らくだ at 22:55 | Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

「髪はなくてもスキルは健在」

 ニューヨーク・タイムズって失礼というか大胆だ。サッカーW杯のフランス−ブラジル戦についての記事はこんな書き出しになっている。
At age 34, Zinédine Zidane has prematurely lost much of his hair but little of his magnificent soccer skill(ジダンは34歳にして早くも大部分の髪の毛を失ったが、素晴らしいサッカーのワザはほとんど失っていない=らくだ訳)
 確かにその通りなんだけど、本人が読んだらどう思うかな。私だったらほめられているような気がしない。

 思えば前回のW杯の時期、ジダンはカップヌードルのCMに出ていた(下の画像はフランス敗退後の大阪・長居会場にて撮影=乾物屋さん提供)。敗退したからか、すぐに見なくなっちゃったように記憶している。W杯後にはベッカムだらけだった。今回のW杯前はセゾンカードのCMでロナウジーニョのスーツ姿を何回も見た。

zidane

 今回のW杯は誰がヒーローなんだろう? 個人的な印象では、たとえドイツが優勝しても、バラックとかクローゼって地味すぎ。どうも華がない。CM向きに見えない。4年後のW杯の時期だったらアルゼンチンのメッシあたりかな。事前に騒がれると期待ほどの活躍をしないような気もするので、安易に日本のCMには出ないほうがいいかも。 
posted by らくだ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

もらい泣き

 サッカー「日本がブラジルに2点差で勝つわけないじゃん!」と言いながらも、お祭り騒ぎの好きな性格が災いして?朝4時前に起床。窓からご近所さんを見渡すと、灯りのついている家がちらほらある。お仲間のサッカー観戦者に違いない。

 我が家では7時前に目覚ましを鳴らす人は寝室を利用できないという決まりがあるので、リビングに寝袋で寝た。我が家にいながらにしてキャンプしているみたいで気合いだけは十分だ。

 前半に玉田が点を入れた時は、思わず声が出た。近所からも物音が聞こえたような気がする。クロアチアがオーストラリアに1対ゼロでリードしていると伝えられたこともあって、ロナウドが同点打を決めるまでの10数分間だけ「甘いとは分かっているものの、ひょっとしたら奇跡が…」という夢を見させてもらった。

 結果としては、追いつかれたところで『これで振り出し、ここから2点取んのはしんどい、というかほぼ不可能…』という諦めムードが広がり、ズルズルと点を取られていくという日本らしい展開。ブラジルは後半にカカとロナウジーニョを下げただけじゃなく、ゴールキーパーまで控えの人に代えていた。怪我したわけでもないのに。なんか惨めだ。

 試合終了後中田ヒデが仰向けに倒れ込み、交換したユニフォームで顔を隠して泣いているのが分かったし、中村もインタビューでうなだれて泣いていて満足に話せない様子。なぜか私までもらい泣きしちゃって湿っぽい寝不足の朝となった。

 さて、決勝トーナメントはどの国を応援しようか。
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2006年06月18日

勝てなかった…

 先日のサッカーW杯オーストラリア戦は観戦の友を準備していなかったので、買い置きの冷凍エダマメをゆでて、観戦しながら食べた。我が家は2人ともアルコールを飲まないので、エダマメだけ食べてテレビを見ているのはなんだか間抜けな感じだった。

 その反省から、きょうはクロアチア戦を控えてポテチ、かりんとう(ともに夫が買ってきた)、チーズケーキ(私が焼いた)という不思議な布陣の観戦用おやつを準備。味見を兼ねて日中からチーズケーキを食べたのがまずかったのか、なんか胸がもたれ気味だ(観戦中には食べられなかった)。

 日本代表も重かった。ボールを奪ってから前へ前への動きが鈍い。ボールをいったん止めてからパス。悠長にボールを回しているうちに敵が上がってきてディフェンスを固められちゃう。ワンタッチでさっとボールを回すなんてのは世界のスーパースターのワザなんだろうか。

 きょうは3人の選手交代があったのに、交代した選手が相手をかき回せなかったのにジリジリさせられた。点を取られなかったのがせめてもの救い。選手たちが「勝てる試合だった」と言っていたが、クロアチア側もそう思っているんじゃないのかな。
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2006年06月15日

誤審

 朝方「FIFAが日豪戦での誤審を認めた」っていうニュースをみて、てっきり中村のシュートの話かと思ったら、全然違うプレーだった。駒野がケーヒルに倒された場面で、日本がPKをもらっていたはずだという。

 いまさら「たられば」の話をするつもりはない。すごく違和感があるのは、そのプレーを問題にして「あの場面で駒野が倒されたのにPKにしなかったのは誤審だ!」との指摘をテレビや新聞、ネット上で全然目にしていなかったからだ。

 実況中継では「倒されました」ぐらいの表現だったような(確かな記憶はない)。その後も、中村のシュートが問題になったことはあっても、駒野が倒されたことを指摘する人はいなかった。日本が強硬に抗議しているわけじゃなく、FIFAが自ら進んで懺悔して初めて話題になるっていうのが、なんとも普通ではありえない展開で、背中がむずがゆいような感じ。

 日本てプレーヤーだけじゃなくてサポーターや解説者などの観客も世界の一流レベルから随分と遠い位置にいるんじゃなかろうか、まだまだサッカー後進国なのかもしれない、とふと思った。大きな大会があるときだけ「にわかサッカーファン」になる私は、もちろん最後尾でジタバタしている。

 大切なゲームを控えているときに、こんな景気の悪いことを書いちゃマズかったかな。
posted by らくだ at 22:25 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年06月12日

負けた…

 うぅ、喪失感は大きい。今晩は験を担いで「カツ」を作って食べたんだよ。終盤にかけ、あれよあれよという間に点を取られて逆転して負けちゃった(もちろんサッカーW杯の日豪戦の話)。

 きのうあたりからからだったかな、テレビでオーストラリア戦について話す専門家?たちは「オーストラリアは後半に入ると疲れるから大丈夫」って論調だった。日本人とどこが違うのだろうと不思議に思ったのだが、聞いたところによると「体が大きいから」という単純な理由だった。

 それを聞いて『日本みたいに蒸し暑いところだったらともかく、湿度が低いドイツでそんなに違いがあるんだろうか』と半信半疑だった。実際は、オーストラリアがそれほど弱らず、却って日本の集中力が途切れちゃったって感じだ。

 観客に日本のサポーターが多く、客席が青く染まってまるでホームゲームみたいだったのに、すっごく残念。それにしても、事前に必要以上の楽観ムードを煽らないで欲しいよ。
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2006年04月10日

マラソンに1万円かぁ

 来年から始まる東京マラソンの大会要綱が決まった。都庁をスタートして皇居、東京タワーの近くを通って品川で折り返し、銀座、浅草を通って有明でゴールだそうだ(コース図=PDFファイル

 エリートランナーも亀ランナーも一緒に走れる大型市民マラソン大会がようやく誕生するのだし、いくら最近トレーニングしていないとはいえ6時間40分の時間制限ならクリアできるだろう。

 久しぶりにフルマラソンを走ってみるかという気になったら、参加料が1万円もするのだった。高いな〜。あんな苦しい目に遭う(私の場合ね)のに、1万円も払うなんてという気になり、それじゃ10Kの部にするかと思ったらこちらは5000円。コストパフォーマンスを考えたら、やっぱりフルマラソンかなぁ。

 参加申し込みは6月18日から2カ月間で、申し込みが定員を超えたら抽選になるそうだ。2月18日開催(午前9時10分スタート)ということは、私の場合既に花粉症の症状が出ているころだからフルは厳しいかな。決めかねている。

【参考】産経新聞記事
     都庁の発表(3月31日付)
タグ:マラソン
posted by らくだ at 23:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

WBCを知らないアメリカ人

 きょうの話題はどちらを向いても野球だらけ。アメリカでやっている例のWBCというやつ。きのうは外出していたので日韓戦はまったく見なかった(挙句に強風の影響で東北線が止まってしまい、足止めをくらった)。

 アメリカ人の友人への返信メールの末尾に「アメリカはWBCでベスト4になれなくて残念だったね」と社交辞令を書いたら、「WBCって一体なんのこと?」という返事がすぐに来た。

 正直言って私もWBCのCがクラシックだということを知らず、ワールド・ベースボール・チャンピオンシップだと思っていた。そう返事を書いてから、あわてて「ごめん、クラシックだった」と訂正を送ったのだが、「どっちにしても、そんなの知らなかった。本当にそんなのを国内でやっているのかと思って新聞を見たら、確かに載っていたよ」とさらに返事が来た。

 そうなんだよな。日本人て本当にスポーツが(というよりもスポーツ観戦かな)好きだ。一般的なニュース番組でも、スポーツニュースに割く時間が長いと思う。しかも、きのうなんて新聞の号外が配られたそうだ。まだ優勝したわけじゃないのに、そこまで騒ぐ必要あるのかねぇ。

 この友人、スポーツ観戦といったらバスケットボールしか関心ないそうだ。あとはまったく眼中になし。アメリカに住んでいたときの友人はこんな人が多かった。野球好き、バスケ好き、冬はアメフト好きにアイスホッケー好き。割とはっきりしていた。しかも一般の大手テレビ局ではスポーツ中継なんてあまりやらないから、見たい人はスポーツチャンネルを利用する。

 それに比べると、日本人は全般的にオールマイティだ。先月オリンピックで熱くなった(なれなかったかも…)かと思うと、WBCで熱くなり、もうすぐサッカーで熱くなりそうだ。これってマスコミの影響なんだろうか?
posted by らくだ at 22:55 | Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

弘山晴美にホロリときた

 昼ごはんの仕度がてらテレビをつけたら、名古屋国際女子マラソンがスタートして先頭集団が数キロまで進んだところだった。

 テレビは当然ながら渋井陽子を中心に実況中継していて、弘山が出ているのに気づくまで5分ほどかかった。正直いって「あれ、まだ走っているんだ」と思ったし、実況でも「10回目のマラソンです」といっているぐらいで注目度は低かった。

 渋井はペースメーカーを振り切って独走したかと思ったら集団に飲み込まれ、気づいたらまたトップを独走していた。こうなったからには、このまま最後まで行くんだろうなぁと思い、テレビの前をいったん離れた。

 過去を振り返ってみれば、弘山がマラソンレースでゴールして嬉しそうな顔をしたのを長らく見たことがない。オリンピック代表選考レースでも涙をのんできて、「トラックの栄光を打ち捨ててマラソンに転向したものの、その後はパッとしない人」のイメージが強かった。

 その弘山がきょうは違った。テレビで見ていてもトップを走る渋井との差をじりじりと縮め、ラスト1キロぐらいで追いつくと一気に抜き去った。どこにそんな力が残っていたのだろう。10回目にして初優勝だそうだ。

 ゴールしてからコーチをしているご主人とガバッと抱き合ったのを見たら、ついつい涙が出てきた。37歳。おめでとう。優勝インタビューでは「これからも走る」というようなことを言っていた。いけるところまでいっちゃえ!

 マスコミ受けするようなことは言わないし、華やかさもない。テレビのバラエティ番組にはまったく似合わない。でも、こんな地味な選手が頑張ってくれたことが静かに嬉しい。彼女らしい勝ち方だった。

 渋井はゴールしてうつむき加減。コーチや同僚に抱きかかえられているときは泣いていたみたいだった。ゴール後に弘山に歩み寄って祝福の言葉ぐらい掛ける欲しかったけど、よほど悔しかったんだろう。この2人、レース運びも対照的だったな。

 夜7時のNHKニュースではカーリング、フィギュアスケート男子ジュニアのニュースのほうが先に伝えられていたのは、ちょっとさびしかった。
タグ:マラソン
posted by らくだ at 21:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

ミキティの衣装に絶句した

 オリンピックへの興味がどんどん薄れていくという話は先日書いた通りだが、今回のトリノ・オリンピックは放送時間帯の悪さも相まって、リアルタイムではほとんど見ていない。女子のフィギュアスケートSPの結果も朝になってから知った。まずまず妥当な順位だと思った。

 安藤ミキティは8位なら迷わずに4回転にチャレンジできそう。上位に食い込んでいるとメダル欲しさから守りに回ってしまうかもしれないし。ここは失うものなし&怖いものなしで果敢にチャレンジしてくださいな。

 お姉さん2人も好位置につけた。SPで下手にトップになんかなっちゃうと、マスコミが「金メダル確実」などと大騒ぎして本人もそれを意識、フリーの演技でスッテンころりんなんてことになりかねない(ま、マスコミはすでに大騒ぎしているわけだが…)。

 一番意外だったのは、ミキティの衣装だ。アカデミー賞を受賞したデザイナーのワダエミがデザインしたとの前評判が高かったので期待していた。実際に見たら『えっ、本当にこれなの…』と絶句状態だった。

 世界的なデザイナーの作ったものをダサく感じてしまう私のセンスが悪いということは承知の上で書かせてもらうと、あの黒い服が彼女に似合っているとはとても思えなかった。全日本で選手権で着ていた水色だったか渋い赤系の衣装(つまり、いつも着ているやつ)のほうがエレガントな感じで好きだ。

 テレビでミキティ自身が「衣装だけは自信ある」とか言っていた記憶があるから、本人はあの衣装で満足なのだろうか。
posted by らくだ at 21:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

冬季五輪開幕

 トリノオリンピックが始まった。とはいえ、こうしたスポーツ中継から客観性が失われていくのに比例するかのように興味がなくなっていく。半日以上たってから開会式の模様をテレビでみた。

 しかしNHKってのもあれだね(私は地上波しかみれないのでNHK総合の話だ)。夜7時のニュースでもう公式競技が始まっているって言っておいて、ニュースが終わるとしらっと開会式の再放送だもん。「スポーツ中継を生放送しないでどうする! 改革とかいってホントにやる気あるの?」って、オリンピック用のFAXに送ってやろうかと思った。

 でも、開会式自体はよかったから許すか。というのも、各国選手団の入場で流れた曲は懐かしの70〜80年代サウンド。ドゥービーの「ロング・トレイン・ランニン」とかグロリア・ゲイナーの「愛のサバイバル」、ドナ・サマーの「ホットスタッフ」などなど。「君の瞳に恋してる」は誰のオリジナルか知らないけど映画「ディア・ハンター」の挿入歌として思い入れが深い。

 そしてオノ・ヨーコが出てきてメッセージを読み上げ、イマジンのイントロが流れ、誰かが歌い始めた。随分キーの低い人だなぁと思ったら、ピーター・ガブリエルじゃありませんか。なんでピーター・ガブリエルがオリンピックでイマジンを歌うのか一瞬混乱したが、ま、お祭りなんだからいいか。
posted by らくだ at 23:03 | Comment(5) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

日本とパキスタンのマラソン

 大阪女子国際マラソンは下馬評通りヌデレバ選手が勝った。注目している選手が出ていなかったので、私は生中継は見なかった。波乱なき大阪女子マラソンとは対照的に、海外では命がけのマラソン大会がきょう開かれる。

 それはパキスタンの大都市ラホールで開かれる2回目の国際マラソン大会。男女混合で開催されることから、イスラム教の保守派が女性は個別に室内で開かれるレースに参加すべきだと反発。27日の抗議行動に警察は催涙ガスなどで対抗、少なくとも160人を逮捕したという。

 レースは42.195キロのフルマラソンのほか、10キロと5キロの部があり、全体で1万5000人が参加申し込みをしている。海外からも47人のエリートランナーが参加する(日本とパキスタンの時差は4時間だから既にレースは終了しているはずだが、情報はまだ見つけていない)。

 昨年の第1回大会は男女混合ながら平和裏に開催されたが、その後、別の都市で開催された男女混合レースでイスラム教保守派がランナーに危害を加えていた。

 こんな話だけ聞くとパキスタンてすごく遅れているなぁという気もしちゃうけど、そもそもマラソンというのは女性にとっては比較的新しいスポーツで、長いこと参加が禁止されていた。男装した女性ランナーが米ボストン・マラソンに参加、途中でバレてつまみ出されそうになりながらも完走したのは1967年の話だ。

 あと40年したら、パキスタンの女性マラソン・ランナーが世界1を競っているかもしれない。そんな日が来るといいな。

【参考】
All set for second Lahore Marathon(パキスタン紙Dawn)
Tight security at Lahore marathon (BBC)
posted by らくだ at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

日本の賭け率F組で最悪…

 ドイツW杯の予選リーグ組み合わせが決まった。テレビで見たブラジルの一般市民の反応は「日本などのいる楽なグループに入れてラッキー」といったところだ。まぁ、そうだろうな。

 F組はFIFAのランキングだとブラジル1位、日本は15位で、クロアチアは20位、オーストラリアは49位というから、これだけでみると日本はなんとなく決勝リーグに進めそうな雰囲気なのだが、世界の一般市民?の見方はそんなに甘くないようだ。

 オンライン・ブックメーカーのlandbrokes.comによると、優勝予想の賭け率でみるとF組のうち一番有望なのはブラジル(賭け率11/4)なのは当然として、次がクロアチア(50/1)、オーストラリア(125/1)、日本(150/1)の順だ。要するに日本はF組の中で一番弱いと見られているのね…。ちなみに日本の賭け率は韓国と一緒だ。

 日本時間10日午後6時すぎ現在の賭け率は以下の通り。賭け率はオリジナルの分数表示のままで計算していない。末尾のアルファベットは予選リーグの組み合わせ。
ブラジル 11/4 F
イングランド 6/1 B
アルゼンチン 7/1 C
ドイツ 7/1 A
イタリア 8/1 E
オランダ 10/1 C
フランス 12/1 G
スペイン 12/1 H
ポルトガル 20/1 D
チェコ 33/1 E
スウェーデン 33/1 B
クロアチア 50/1 F
メキシコ 50/1 D
ウクライナ 50/1 H
コートジボアール  66/1 C
セルビア・モンテネグロ 66/1 C
パラグアイ 80/1 B
ポーランド 80/1 A
米国 80/1 E
スイス 100/1 G
オーストラリア 125/1 F
エクアドル 125/1 A
日本 150/1 F
韓国 150/1 G
チュニジア 200/1 H
ガーナ 250/1 E
イラン 250/1 D
コスタリカ 350/1 A
トーゴ 350/1 G
アンゴラ 500/1 D
サウジアラビア 500/1 H
トリニダード・トバゴ 750/1 B
posted by らくだ at 18:24 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする
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