2008年10月01日

第2誕生日&米金融危機

■第2誕生日
 きょうは私のネット上での誕生日だ。「らくだ」を名乗って自分の居場所を作ってからきょうで6年。いろいろあったけれど、やっと小学生レベルになれたのかな。

 この1年も何人かの素晴らしい人たちと知り合いになることができた。多分ネットで活動していなかったら永遠に存在を知らなかったであろう人たちばかり。メールをもらって知り合った人もいれば、ウェブ上で公開された文章を読んでこちらからメールを送った人もいる。

 掲示板とかブログだけじゃなくmixi、twitter(ともに数日でやめた)と試した結果、結局はメールに回帰している。もともと私が広く浅くのつきあいをするよりも、一対一でじっくり話をするのが好きなタチだからかもしれない。もちろん即レスを求めることも求められることもない。良い距離感を保ってポツポツと五月雨的にメールを交換するのが自分にはちょうどいい。

 もちろん、ネットで活動していると不要なトラブルに巻き込まれることおある。この1年間「損害賠償しろ」だのと訳の分からないメールもたくさん来た。私の対策は単純明快。「ネガティブパワーを回りに及ぼす人からはできるだけ遠ざかる」。

 そういえば、ブログのコメント欄を閉じてからしばらくたつ。コメントがないブログって味気なくてつまらないといえばつまらないけれど、管理はすごくラクだ。試験的にコメント欄を閉じたところ、再開のタイミングがつかめなくなっちゃった。

■米金融危機(その2)
 直前のエントリーで「アメリカが公的資金投入といっても、さすがにもう驚かない」と書いた翌朝、米下院で金融安定化法案が否決されたと知ってたまげた。共和・民主指導部の根回しで合意するものと思っていた。

 ここにきて久しぶりにbail outとかmoral hazardとかいう言葉を聞き、アメリカの金融界はいつの間にか日本の10年遅れで走っていたのか…という気になっていたのだが、やはり日米は全然違った。

 日本で公的資金導入が本会議で否決、しかも自民党から多数の造反議員が出るなんて、たとえ自民党がぶっ壊れてもあり得ない。ある意味ですごく羨ましく思えた。

 要するにアメリカではウォール街でbail me out のプラカードを持って抗議活動をしていた人みたいに、声を出せば届く(こともある)ってことだ。決定権を持つ議員たちが政府と大企業ではなく一般市民の方に向いているってのがすごく新鮮に思え、「あぁ、こういうのが議会制民主主義っていうのか」と単純に感心した(その気持ちはアメリカが選挙を控えているという事情を踏まえても変わらない)。

 翻って日本は自分が何か言っても何も変わんないよな〜という諦めみたいなものが充満していて、せいぜい個人のブログにグダグダと不満を書く程度。何か声を上げる少数の人は「プロ市民」と言われてキワモノ扱いだ。それに不良債権問題が一番深刻だった時期に議員のセンセたちは「今、金融機関をつぶしたら日本がそれこそ大変なことになりますよ」とか深刻な顔をしてみせて、一般市民よりも大企業をあからさまに優先していた。

 10年も前のことなのに、足元のアメリカの危機とその対応をみて、今になってモヤモヤした気分がわき上がっている。
posted by らくだ at 23:43 | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

自民総裁選…

 自民党総裁選関連のニュースを見ていると、自分も年をとったな〜とシミジミ思う。“増税”という言葉を聞けば、本能的に「この物価高のご時勢に冗談じゃない!」と反発する自分がいる一方、頭の中で「日本の財政を考えれば増税やむなし」なんて思っている官僚みたいな自分がいる。とほほ、情けない。

 それじゃあんたは与謝野支持なの?と尋ねられたら、「とんでもございません」とペコペコしながら3メートルくらい後ずさりしたい。あの5人の中で支持している人はいない。会見ではそれぞれ他の人と違うことを言っているように聞こえるけれど、誰が総裁になっても小泉さんみたいに自由にできるわけじゃなし、それほど違わないと思う。

 麻生さんは推薦人が集まりすぎて困るほどの人気ぶりという。それにしてはキワモノオーラというかオタク向けカリスマ性みたいなものが一時に比べて弱まっているような気がする。一般的に言えば覇気が感じられないというかパワーが低下しているというか。これで支持率の高いうちに解散&総選挙なんていう話がまことしやかに語られているのだが、自民党を率いて戦い抜く余力はあるのか心配だ。おっと私は自民支持者じゃないから心配しなくていいんだった。

 結局のところ、オリンピックも自民総裁選もテンション高く騒いでいるのはマスコミだけだ。これで早々に選挙なんてあった日にゃ、どうなるのか恐ろしい。
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2008年09月09日

なぜか今「せんとくん」

 先週、大阪で会った知人と話をしていたら、ふと「せんとくん」の話題になった。例の平安遷都1300年祭のマスコットキャラクターだ。

 知人は「なにあれ!?」「あんなのが一大イベントのマスコットになりえるわけがない!」とボロクソにこき下ろし、気がつくとなぜか私は「せんとくん」の擁護をしていた。あれ? 自分でも訳が分からない。だって3月7日のエントリー「クレーム対応のお手本」でこう書いている。
奈良の平安遷都1300年祭のマスコットキャラクターが「角の生えた童子」に決まったという報道(と実物のイラスト)は何日か前に見て、正直言って「うっ…」と言葉に詰まる感じだった。
 それなのにどうして私は「せんとくん」の味方になっちゃったんだろう。考えてみた。

 まず、あのグロテスクともいえる姿を見慣れたっていうのもある。違和感を覚えなくなってきた。ちょっと前の言葉だと「キモカワ」ってところだろうか。でも、それだけじゃない。対抗キャラクターの「まんとくん」を見て、その底の浅さ(といったら失礼かもしれないが…)に気づいちゃったんだよね。

 要するにイベントのキャラクターは「かわいくて当然」「かわいくなければいけない」という思い込みがあって、サンリオのファンシー商品みたいなものを思い描いていた。まず「かわいらしさありき」という私の先入観に「せんとくん」は一石を投じた。ど真ん中にきた。

 今にして思えば、さすが芸術家の作品だけある(と書けちゃう自分の転向ぶりがちょっと恥ずかしい)。選考委員が何を基準に選んだのかは知らないけれど。

 「せんとくん」の個性は同様のマスコットキャラクターの中で突出していて見飽きない。なんていうのかな、「噛めば噛むほど味が出るスルメ」みたいだ。悪いけれど「まんとくん」にはそういう味わいはない。というわけで、私はスルメキャラの「せんとくん」のファンになってしまった。

 それでも「せんとくん」を「キモい」「グロい」「最低」という人たちに対しては、誰かさんみたいに「私はね、あなたとは違うんです」と申し上げるしかない。  
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2008年07月01日

旅先の落書き(その2)

 きのう書いたフィレンツェの落書きの話、コメント欄でハググさんから指摘があったように、ドォーモの近くで「これで名前を書くといいことがある」などと言ってマジックを売っている人間がいるという報道があった。高校野球の監督が2年前の落書きで身元が特定されて解任されたとも伝えられた。

 どうしようもなく情けない気持ちだ。落書きをした本人たちに対してはもちろん、マジックを売っている人間、落書きした人の身元を特定して所属先に連絡した人たち、解任した学校、こぞってそれを伝えるメディアに対しても情けなさを覚える。

 偉そうな人がテレビで「世界遺産に落書きをするなんて非常識」だと話していた。世界遺産とかそんなの関係なく公共のモノ、他人のモノに落書きするなんていうのが非常識なのであって、ドォーモの落書きだけがこんなに騒がれるのが理解できない。ここ数日の取り上げ方は、個人情報を特定できる落書きをした人だけが悪いことをしたかのようだ。

 現地に「これで名前を書くといいことがあるよ」とマジックを売っている人が本当にいるのだったら、それを取り締まってもらうのが先決問題ではないだろうか(イタリア側にやる気があるかどうかは別問題だが)。臭い匂いは元から絶たなきゃダメ。落書き学生が現地で落書き消去作業を手伝うなんていう“香水”を振り掛けてごまかしてもあんまり意味はない。マスコミ向けのパフォーマンスで終わりそうだ。

 きょうの早朝上越新幹線「たにがわ」に落書きが見つかって運休したっていうニュース(中日新聞)を見て、落書きだらけだったイタリアの列車を思い出した。落書きのないキレイな列車の写真を撮ろうと思って待っても、汚いのしか来なかったっけ。フィレンツェの落書き事件と新幹線の落書き運休の話を聞いたらイタリアの人たちはどう思うのだろう。ちょっと聞いてみたい。
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2008年06月29日

旅先の落書き

 フィレンツェ・ドォーモでの日本人学生の落書き事件(ていうほどでもないか)の報道はなんだかよく分からなかった。

 報道された落書きを見る限り、太い油性マジックで書かれたように見える。旅先にあんな太いマジック持って行くかね? 私は一回も持って行ったことがない。せいぜい絵葉書用に黒いボールペン、メモ用にシャーペン、忘れなければ絵葉書に"AIR MAIL"って書くために赤いボールペンも持っていく程度。

 何か大きな買い物でもして段ボールで日本に送る予定でもあったのだろうか? それだったら作業はホテルでやればいいはずで、太いマジックを持って観光しているってことが不自然に思えた。

 使った道具という点からいえば、イースター島のモアイに刻まれた「関口」のほうが理解できる。マジックを日本から持参したってことは「まさか計画的な犯行?」なんて書いたら意地悪すぎるだろうか。

 さらに分からないのは、なぜこんなに大問題になったかだ。ドォーモに限らず、海外の観光地あちこちで日本人の落書きを目にする。そのたびに「こんなところにまで…」と情けなくなり、まるで自分が犯罪者の身内でもあるかのような後ろめたい気持ちになる。ほかの国の言葉の落書きもあるんだけどね。

 今回、急にメディアで取り上げられてビックリしたのだが、友人に教えてもらって納得した。6月18日にある個人ブログが落書きの写真をそのまま(ボカシ、モザイクなしで)掲載した上で、落書きに書かれていた岐阜の短大宛てに抗議のメールを送ったと書いたのがきっかけだったらしい。

 短大側は返信で「3月中旬に他の方からのご指摘があり」と書いている。要するに3月時点ではバックれるつもりだったのに、今回は関与した個人が特定されかねない形で証拠写真を公開されちゃって、ネット上で話題が広がってきたので逃げられないと判断したってことなんだろう。

 大騒ぎになったことで、発端となったブログは落書き関連の記事3本のみ残し全記事を削除、今後は更新をしないことを宣言した。同時に落書き写真にモザイクを入れたことを明らかにしている。

 このブロガーは鋭い人なんだと思う。学生を特定できるような写真を載せていたわけだから、何かの弾みで矛先が自分に向きかねないことを知っている。自分だけ安全な場所にいながら相手の個人情報をさらして攻撃する理不尽さに人々が気づいた時、過去記事から個人を特定されてしまう恐れは十分にある。だからこのブロガーは、これまでのブログ記事と読者をすべて失ってでも身を隠したほうが得策と考えたんじゃないだろうか。

 今回の一件で旅行者の落書きは少なくともしばらくの間減るのだろうけれど、なんか後味は悪い。マスコミはこんなことで大騒ぎしないで、もっと他のまともなニュースを追いかけてください!
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2008年06月26日

日本のスーパートイレ

 アメリカの友人から「日本にはすごいトイレがあるんだって?」とメールが来た。一体全体何のことかと思ったら、シャワートイレのことだった。6月25日付のワシントンポスト紙にデカデカと出ている(ネット上の記事=登録していないと開けないかも)のだ。そういえばアメリカではというか海外ではあの手のシャワートイレにはお目にかかったことがない。

 ザッと読んだところ、温室効果ガスの排出やエネルギー消費の優等生的な立場にある日本で、このシャワートイレだけは浪エネ商品だというような論調(ただ、記事はあまりうまくまとまっていない)。現在は68%の家庭にシャワートイレがあり、世帯あたりエネルギー消費の4%を計上しているのだという。

 興味深いのはこの記事その物よりも、記事に寄せられたコメントだ。「そんなトイレを使いたい」という単純明快なものももちろんあるのだが、記事の根幹にかかわるエネルギー絡みで新鮮なものがあった。

 例えば、日本に住んでいる人から「このシャワートイレを使うようになってトイレットペーパーの使用量が大幅に減ったから環境問題という点では相殺されていると思う」という投稿があれば、「日本はアメリカみたいにセントラルヒーティングで家中を温めていない。トイレの便座を温めるのは家中を温めるよりも効率的」という指摘もある。

 それとは別に「水に関しては日本人はアメリカ人よりもたくさん使っている」という投稿もあった。これに関しては裏づけとなるデータ類の引用はないのだが、そういわれてみれば確かにそうかもしれないと思った。アメリカ人はバスタブがあってもシャワーで済ます人が日本よりもずっと多いように感じるし。

 確かにシャワートイレの浪エネはちょっと気になっていた。冬場なんて一晩中便座のフタをしないでおくことが多く、かなりエネルギーを浪費しているんだろうな。この記事によると、最新式のシャワートイレは家族の行動パターンを記憶することができ、誰かの利用時間になると自動的に便座と水が温まるという。そんなのを使う時代が我が家にも来るのだろうか?
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2008年06月06日

タクシー接待

 財務省を中心とした接待タクシーのニュースを見て、自分のバカさ加減をつくづく思い知られた。というのも私は客の立場でありながらタクシーの運転手に貢いだ?ことがあるからだ。

 私はシフト制の職場に勤務していたことがあり、週に1、2回の早朝出勤の際は会社からチケットが出てタクシー出勤が認められていた。タクシー会社に電話して呼ぶこともあれば、家の近くで流しのタクシーを捕まえることもあった。

 ある日乗った個人タクシーの運転手さんが、「定期的に早朝出勤があるのだったら、毎回私が迎えに来ますよ」と言い出し、ありがたく数年間利用させてもらった。前もって「来週は○曜日と○曜日にお願いします」と告げておくと、ちゃんと待っていてくれるのだから、こっちはすごくお世話になっている気がしていた。

 当時の我が家から職場までのタクシー代は4000円弱。勤務が深夜に終わる際もタクシー帰宅が認められていたが、出勤時とは仕組みが違った。帰宅直前に会社側から「あなたは玄関前の○○○○番のタクシーに乗ってください」と指示され、乗るタクシーは毎回違った。

 ある日の深夜帰宅の際に乗ったタクシーの運転手さんに言われた。「きのうのお客さんは小田原の手前まで乗ったいい客だった。行き先が23区内(私のこと)だとあ〜カスつかんじゃったっていう気になるんだよねぇ」。

 私は別に腹を立てたわけじゃない。むしろ逆だ。『そりゃそうだよな、数万円稼ぎと数千円じゃ大違いだもんな。おまけに深夜1時をすぎていたら、次の客を見つけるのも難しいだろうし』と妙に納得してしまったのだ。

 それ以来、タクシーには「乗せていただく」感覚になってしまった。今でも2、3000円のところにタクシーで行くときには「どうもすみません、近場で」と最初に謝ってしまう。

 そんなわけで、シフト制から日勤に異動になってタクシー出勤の必要がなくなった時、くだんの個人タクシーの運転手さんには「今度から早朝出勤がなくなったので、地下鉄で通勤することになりました」と挨拶して、お世話になったお礼にハンカチをプレゼントしたのだった。

 財務省ほかのタクシー接待の話を聞くにつけ、どうも自分がものすご〜く間抜けに思えてしょうがない。
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2008年04月27日

そっくりさんCMソングの罪

 ここ数カ月ず〜っと気になっていることがある。最近のテレビCMで使われている洋楽懐メロ?で極めてオリジナルに近いニセモノがあるってことだ。経費削減のためにそっくりさんを起用することが増えているそうだ。

 一例はキャメロン・ディアスが出てくるソフトバンク携帯のCMで流れる「ザナドゥ」。あれは教えてもらうまでオリビア・ニュートンジョン(以降オリビアと表記する)のオリジナル曲だとばかり思っていた。

 しかし、これってオリビア本人は納得しているのだろうか? どうみたって(聞いたって)、企業側の意図はなるべくオリビアのオリジナル曲を再現しようってことでしょ。オリビア側が「自分に入ってくるはずのロイヤルティー収入」を求めて裁判を起こしたりしないのかな? もし訴訟が起きて私が裁判員だったら、間違いなくソフトバンクが「有罪」だ。

 経費削減のために他のシンガーを使うのだったら、明らかにオリジナル曲と違うと分かる形でCMに利用すべきだ。やることがセコイ。

 考えれば考えるほど納得できない。昨年話題になった中国の偽ディズニーランドは、見る人が全員が「なんちゃって」のニセモノと分かるにもかかわらず、あそこまで問題になった。そっくりさんCMソングは本人が歌っているようにみせかけて視聴者を欺いているのだから、ずっと悪質な気がする。

 車のCMで流れていたゴールドフィンガーのテーマ曲もそっくりさんが歌っていたという。そんなことを知って聞くと、すべてそっくりさんに聞こえてくる。何のCMだったか忘れたが、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」は声の質が軽いように感じた。あれは本物?ニセモノ?
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2008年04月19日

カード会社の本音

 クレジットカード会社の本音を垣間見た気がした。きっかけは楽器・音響機器販売のサウンドハウス公式サイトへの不正アクセスによる個人情報流出事件だ。最近はそうした犯罪のニュースは珍しくないが、今回の件で何が違うかっていうとサウンドハウスがことの顛末を時系列でことこまかに発表(リンク先はPDFファイル)しているのだ。

 こうした犯罪のターゲットになった場合、当然ながら一刻でも早く情報を開示してほしいというのが消費者心理。でも、これをよむと、「発表しなくてはならない被害企業側」のあせりにクレジットカード会社の(私には身勝手とも思える)思惑が絡んでかなりの日にちがかかっていることが分かる。

 最初に三菱UFJニコスから「サウンドハウスのサーバがハッキングされている可能性がある」と連絡があったのが3月21日。サウンドハウスは22日には消費者への告知文章の作成にとりかかるのだが、週末でカード会社の対応が難しいことと流出範囲が特定されていないことなどを理由に発表が延期されてしまう。

 カード会社から「発表はまだ待て」との指示が出ているのに、消費者からは「カード会社から不正利用の連絡が来ているのに、なんでホームページやメールでの告知がないのか!」と怒鳴り込まれたりしている

 結局、ホームページ上での告知は4月3日、最初のメールが配信されたのは4月4日のことだった。メールの内容も再三校正が入っている。私が一番驚いたのは、4月4日のメール送信直前段階での校正だ。

 サウンドハウス側で追加した「お手数ではございますが、早急にクレジットカードのご利用明細を確認の上、内容に問題がないかご確認ください」という部分を三菱UFJニコスのリクエストにより削除したという。こうした個人情報の流出があった場合、利用明細の確認を徹底するのは基本中の基本だと思うのだが、カード会社としては問い合わせが殺到してほしくないということらしい。といっても、すべてサウンドハウスの発表なので、カード会社にはまた違った言い分があるのだろうが…。
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2008年03月10日

マラソン応援の小旗

 ロードレースの大会のスポンサーが沿道の応援者に小旗を配布するのが禁止されそうだという(時事通信の記事)。河野洋平もたまにはいいことを言う。

 この時事通信の記事はゴミ問題のカテゴリに分類されている。つまり、沿道の観戦者に配られる小旗が結局はゴミになってしまうということが問題視されているってわけだ。そもそも、小旗の広告効果っていかほどなんだろう。テレビには映るものの、あれをみて「よしっ、○○マラソンのスポンサーになっている△△新聞を購読しよう」なんて気になる人がそんなにいるとは思えない。

 私が以前から違和感を覚えているのは、ゴミ問題とは別のところにある。沿道の人がいっせいに同じ小旗を振っているのって北朝鮮チックというか、出征する兵士を見送っているように感じてしまうからだ。中でも朝日新聞の社旗がヒラヒラしているのを見ると、うっ…とたじろいでしまう。

 友人にそんな話をしたら、冷ややかな目で「ちょっとぉ、戦時中の人間でもないのに、なんでそんなバーサンくさい感性なの」って言われて終わった。

 ところできのうの名古屋マラソン。Qちゃん人気がほかのマラソンランナーとは別格なのは、あの愛くるしい笑顔のほか「走ることが楽しくて楽しくてしょうがない」という姿勢にあったと思う。それがいつからか(シドニー五輪のあとかな)、Qちゃんはその楽しさをすり減らしていき、その表情が段々と変わっていったように思う。背負うものが多すぎるってのも大変だ。これからはもっと自分のために走ってほしい。
タグ:マラソン
posted by らくだ at 23:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年03月07日

クレーム対応のお手本

 奈良の平安遷都1300年祭のマスコットキャラクターが「角の生えた童子」に決まったという報道(と実物のイラスト)は何日か前に見て、正直言って「うっ…」と言葉に詰まる感じだった。

 だからといってブログに書くほどの興味はなく、テレビや新聞で取り上げられたせいで逆に億単位の広告効果があったんじゃないだろうか、なんて思っただけで忘れていた。

 さっき友人から届いたメールによると、これをデザインした籔内佐斗司さんは大変なことになっていたみたいだ。というのも公式サイトには、同氏に寄せられた苦情というか悪態の数々と、それに対する同氏の返信が掲載されているのだ。

 読み始めたらこの籔内佐斗司という人物のすごさに圧倒されてしまった。有名な芸術家とか大学教授とか、そんな肩書きは関係なく一人の人間としての器の大きさに感銘を受けた。

 私もかつては籔内氏みたいにホームページにメールフォームを設置していた。すると送信者は自分のメールアドレスを詐称してもメッセージを送ることができるので、いたずらや悪意に満ちたメールが次々に寄せられ、すっかり嫌気が差してやめてしまった。

 今はホームページにはメールアドレスを載せている。つまり送信者は自分のメールアドレスを知らせずに私に連絡することはできない。これでいたずらは随分減った。それでもフリーメールを使った罵詈雑言や一晩300通の同文メールが送られてきたりする。

 私にはとてもこの籔内氏のような対応はできない。そこが凡人の凡人たる所以だろうか。私のような凡人が薮内氏のマネをすれば、火に油を注ぐ恐れもありそうなので、私はこれからも凡人の対応(=無視)を続けると思う。 
posted by らくだ at 23:58 | Comment(4) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年03月04日

オバマ祭

 テレビニュースをつけたら「アメリカのオバマ上院議員から小浜市あてについに手紙が届きました」などと言っている。ラジオ第2放送の英語とスペイン語のニュースでも伝えていて、なんだか背中がムズムズするようだった。ニュース番組がどんどんワイドショー化していくようで気がかりだ。

 このところ米大統領選絡みのニュースときたら、候補者の人物像や政策の話はどこへやら。オバマまんじゅうとかオバマバーガーにダルマ、そんな話題の方が目につく。

 これは「マスコミのレベルが低いせい」とか「民度が低いせい」なんて意地悪なことを言わずに、「微笑ましい」ととか「アメリカの政治が身近になった」と歓迎すべきなんだろうか。

 オバマといえば、2004年の上院選に出馬した時からアメリカのリベラル派の間ではもすごく期待されていた。当時「オサマ(ビンラディン)と名前が似ているのが不利かもしれない」なんて書いている新聞だか個人ブログがあったのを覚えている。光陰矢のごとしとはまさにこのことだ。

 民主党の大統領候補者選び、米アイオワ大学が開設しているアイオワ電子市場の「政治先物取引」ではとっくに勝負がついている。

 3日の終値でオバマ相場は0.825ドル、クリントン相場は0.181ドル。これは投資した候補が勝てば1ドル戻ってくる取引で、要するに3日の終値段階でオバマに投資してオバマが勝てば0.175ドルの儲け、クリントンが勝てば0.819ドルの儲けになる。

 相場の推移を示すチャートを見れば優劣は一目瞭然。黄色がオバマ、青がクリントンだ。オバマは2月6日以降、一貫してクリントンを上回っている。

 この先物取引には8年前から注目してきた。世論調査よりも精度が高いとして当時からアメリカで注目されていたからだ。世論調査は人気投票なのに対し、こちらはお金が絡んでくるから好き嫌いは抜きで純粋に「勝ちそうな候補」に投資することになり、結局は結果を予知するにはいい材料ということなのだ。

 ということは、この政治先物取引は賭け事と同じではないだろうか?大学がこんなことをやっていいのだろうか? という疑問を毎回の選挙で感じつつも毎回注目している私だ。
posted by らくだ at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年02月29日

三浦騒動

 この一週間近く、サイパンで逮捕された三浦和義氏の話題でメディアは大賑わい。中国で農薬入り餃子の取材をしていた人たちがこぞってサイパンに大移動したかと思わせるほどだった。実際は担当が違うんだろうけどね。

 不思議なのはマスコミがこぞって三浦氏を「元社長」という肩書きで呼んでいること。さすがに日本で無罪になった(&有罪分の刑期を終えた)人のことを「容疑者」と呼べないとはいえ、元社長といわれてもどんな会社の社長をいつまでしていたかなんていうのは多分大半の人が知らないことだし、どうでもいいこと。「三浦和義氏」にすればいいのに、なんで「元社長」なんて肩書きが必要なんだろう。

 もっと気になっていることがある。三浦氏は一美さん殺害の件については「無罪」が確定している。彼につきまとうある種の「胡散臭さ」は置いておくとして、日本政府はせめて表向きだけでも「彼はわが国の最高裁で無罪になった人物なので、逮捕は不当。日本に返しなさい」みたいなことを言わなくてもいいのだろうか?

 関連報道を丹念にフォローするつもりもないから、たまたま私が知らないだけかもしれない。でも、町村さんが「(アメリカから捜査協力を依頼されたら)できないわけではない」みたいなことを言っていたのだけは聞いた。

 なんとなく「有罪にしたかったのに無罪になってしまったから、アメリカで思う存分やってください」って雰囲気だ。私のような無関係な野次馬が無責任にそう言ったり書いたりするのなら分かるのだが、政府がわが国の司法を尊重しなくていいのだろうか?
posted by らくだ at 23:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

コインロッカーベイビーズ!?

 世の中にはいろんな人がいると分かってはいるものの、時代はいよいよここまで来たか!と驚き呆れるような実話を人づてに教えてもらった。

 舞台は都内のとある温泉の女性用脱衣所。鍵のかかったロッカーの中から赤ちゃんの鳴き声が聞こえてきたという。それに気づいてビックリ仰天した入浴客が従業員に伝え、従業員が女湯の中で保護者を探したところ、髪を洗っていたお母さんが「あら、もう起きちゃた? いつもならもっと寝ているんだけど…」と答えたんだそうだ。

 あちこちの温泉・スパ銭に行っている私だって、そんなの見たことも聞いたこともない。ロッカーの中から赤ちゃんの声がするって、私にしてみれば犯罪かホラー映画の世界だ。

 このお母さん、保護者責任遺棄を問われても仕方ないのでは? 日本だから「イタイ母親」という笑い話ですむけれど、アメリカだったらたぶん施設から警察に通報されて逮捕されると思う。

 あと何年かしたら、脱衣所の張り紙や館内放送で「赤ちゃんはロッカーに入れないでください」と注意を促すことになっていたりして。常識ある人には笑い話みたいに聞こえても、言われなくちゃ分からない人がいて、それがどんどん増殖するのだったら仕方ない。

 ここまで書いて給食費の滞納の話を思い出した。給食費の滞納に困ったどこかの自治体が、保護者に給食費支払いの誓約書を提出させることにしたというニュースが1、2年前にあった。「そこまでしなくても」という声が強かったらしい。でも、そこまでしなくちゃ払わない親が増えたのだからしょうがない。最近は追随して誓約書を導入する自治体があるとか。

 時代は確実に変わっている。年を取るとはこういうことをいうんだね。

(表題に村上龍の小説のタイトルを使いましたが、その施設のロッカーはコイン不要で、入れられていた赤ちゃんは1人でした)
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2008年02月05日

欲しい! 5万円パソコン

ASUSTek ノートPC EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/B EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/B
ASUSTek ノートPC EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/B EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/B

 つい最近、5万円を切るパソコンが発売されたと聞いて欲しくなってしまった。重さ1キロ弱。出かけるときのメモ代わりに使って、あわよくばネット接続も、なんて考えだすと欲しくなるばかり。そんなに長持ちしないだろう(根拠はなく単なる勝手な想像です)けれど、5万円なら諦めもつくってものだし。

 今使っているパソコンの電源が一時故障した時に予備用に買ったエイサーの15インチノートパソコンは、持ち運びするには大きすぎるし重過ぎる(でも、10年くらい前は大して変わらない重さのパソコンを持って出張していたっけ)。今じゃすっかり夫の画像処理用パソコンになっている。

 この5万円パソコン、アマゾンのレビューを見たら数カ月中にも新製品が出るとのことで、それまでちょっと様子見かな。

【追記】結局、2008年7月12日に発売された後継機Eee PC 901-Xを買った。詳しくは7月12日付の記事「6万円パソコン」を参照のこと。
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