2011年04月16日

健康相談デスク@香港国際空港

 昨日の夜遅く帰宅。飛行機は行きも帰りもガラガラだった。香港到着時に放射能の測定があるのだろうと思っていたのだが、ノーチェックだった。その代わりにイミグレ(入国審査)の手前にこんな張り紙があった。一体どんな相談を想定しているのだろうか? 相談していた人はいなかった様子だ。  

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2011年04月14日

NO MAS FUKUSHIMA (NO MORE FUKUSHIMA)

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 急遽香港にやってきた。きっかり10年ぶり。現地のフリーペーパーに載っていた写真は、スペインのタラゴナにある原発の落書き(写真をクリックすれば大きなサイズで見られるはず)。ムンクの叫びのパロディがうまい。そして悲しい。

スリーマイル島とかチェルノブイリと聞けば原発しか思い浮かばないが、フクシマも同じように世界で記憶されてしまうのか…。「世界のみなさん、福島は本当はいいところなんですよ」といいたい。

日本からいち早く香港に逃げてきたアメリカ人は「いや〜、なんか東京よりも香港の方が空気がいいのが自分でも分かるよ」と余裕の笑みを浮かべていた。軽くイラっとした。ま、別にあんたの国じゃないしね。あたしはあんたの言う「空気の悪い」東京へ明日帰るんだけど。

(上の記事タイトルでは省いていますが、実際はmasのaの上にアクセントがつきます。Androidアプリからの投稿だと写真がサムネイル表示にならなかったので、16日に写真を取り込み直しました。)
    
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2011年04月07日

「世界で最も影響力のある人」投票途中経過で14位に福島原発作業員

 米TIME誌が「世界で最も影響力のある人」の投票を14日まで受け付けている。日本時間7日夜現在サイトに掲載されているランキングを見ると、1位がピ(韓国)、2位がジェイ・チョウ(周 杰倫、台湾)とアジアの男性がトップツアーを独占、3位がビヨンセ、7位がスーザン・ボイル、9位レディー・ガガとアーティストが目立つ。

 しかし、ピってそんなに人気があるのか…。2位のジェイ・チョウの2倍近い得票だ。見た目はかなり地味なんだけど。彼のパフォーマンスを見たことがない私には魅力が分からない。「影響力がない」という得票でもケタ違いに多いのも納得だ。

 異彩を放っているのが14位の「Fukushima Power Plant Worlers」だ。福島第一原発で今まさにがんばっている作業員の方々。世界のトップアーティストらに混じっているのが不思議な感覚だが、彼らの作業の結果次第で「世界に大きな影響を与える」ことは確かだ。

 オバマ42位なのにファーストレディのミッシェル・オバマは23位、ヒラリー・クリントンが30位、スティーブ・ジョブスが31位、バフェットが32位、ジョニーデップ43位と、なんだか不思議な顔ぶれではある。
   
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2011年04月02日

FIATも復興支援クリック募金を始めたよ

 イタリアの自動車メーカーFIATが震災復興支援のクリック募金を始めた。↓を開いて下にスクロールすると緑の帯に「ワンクリック募金はこちら」と書いてあるのでよろしく。

http://www.fiat-auto.co.jp/clickdonation/

 ちなみに始まったばかりらしく、私がクリックした時点でまだ総額は1万円に達していなかった。1クリックに付き1円がFIATからピースウインズジャパンに寄付される。

 FIATからバナーが提供されていないので、このブログにバナーを貼ることができない。毎日クリックしてもよい、という人はぜひブックマークして毎日せっせとクリックしてください。
   
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2011年04月01日

台湾の義援金100億円突破がニュースになった!

 なんだかほとんど台湾からの義援金カウントアップ・ブログになってきた(笑)。前の記事の追記で予想した通り、台湾からの義援金が3月31日で102.4億円(36億1926万元)に達して100億円を突破した(交流協会のお知らせ)。

 心配だったメディアの対応も、さすがに100億円とあって無視できなかった様子。ヤフーニュースに台北発の時事電が載っている。米国が赤十字を通じて集めた義援金が99億円で、人口が14分の1の台湾で同規模の義援金が集まったことを「台湾人の親日ぶりを端的に示している」と紹介している。ただ、アメリカについては160億円の義援金が集まったというニュース(MNS産経ニュース)が何日も前に出稿されている。米赤十字社単独の金額を持ち出してくる意味がよく分からない。

 スポーツニッポンに掲載されている共同電は、4月1日の最新の数字として106億9000万円(37億3833万元)と伝えた。そのうち9割以上が民間から寄せられたという。こちらも米赤十字社の金額と並べ、台湾の人口は10分の1以下と説明している。

 大手新聞社のウェブサイトをざっと見て回ったのだが、現段階では関連記事は見つからなかった。時事電、共同電ともに割と短い記事で少し物足りない。正直な気持ちとしては「もうちょっと大きく扱ってよ!」と言いたいところ。そんな私のような人にはサイゾーウーマンの「平均年収150万円なのに100億円の募金! 台湾からの熱い支援をどうぞ。30日時点で100億円に届こうとしていると情報は少し古いものの、台湾についてサラリーマンの平均年収は約150万円、コンビニでバイトすると時給は約300円と説明があり、台湾で100億円の義援金が集まるというのがどれほど大それたことなのか分かりやすい。台湾で被災者のホームステイ受け入れ態勢が整っているという話も初めて知ってビックリだ。私が尊敬する李登輝元総統も数日前に「より一層の支援をしよう」と呼びかけたという。

 ここまで書いたところで、台湾で昨年訪問した温泉の方から「元気を出してください」とメールが届いた。知っている人の優しさも、知らない人の優しさも、ともにしみじみとありがたい。
   
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2011年03月30日

台湾からの義援金が100億円に接近

 (財)交流協会の発表によると、台湾からの官民あわせた義援金が3月29日の段階で約93億1000万円(33億2818万台湾元)と、100億円の大台に迫っている。すごい勢いだ。(注:上記リンク先が31日に更新され、最新の数字は30日現在で98・8億円=35億1324万台湾元となっている。つまり、これまでのペースで行くと31日には100億円を突破したとみられる。=31日午後8時追記)

 国民1人当たり400円以上を日本のために出してくれている計算になる。台湾で何かあったときに日本で520億円も義援金が集まるだろうか? 所得水準などを考えたら、本当はもっと出さないと釣り合いがとれないのだが…。

 台湾の人たちの隣人愛にはとてもかなわない。それは個人レベルでも台湾に行くたびに感じていることだ。国家レベルだとこんな大それた規模になるのかと唖然としている。私にできることといったら、こうしてブログに書くこと、そして友人・知人へのメールと電話でこの話を広めることぐらいしか思いつかない。

 台湾の人から寄せられたメールやこのブログへのコメント、私がネット上で見つけた情報を総合すると、経緯は次の通り。

 大震災の発生後に馬英九総統が2500万円(3200万円という説もある)の義援金を発表して「少なすぎる」と猛反発にあい、2億8000万円に引き上げても「まだ少ない」と批判が止まらなかった。

 3月17日に放送されたチャリティ番組で3億1300万円あまりの義援金が集まり、このブログでも紹介した翌18日の別のチャリティ番組「相信希望fight&smile」は放送時間中に21億5000万円が寄せられた(19日付の「台湾のチャリティ番組が日本に21億円の義援金」を参照)。あとで知ったのだが、4時間の放送時間が終了に近づいても支援の電話が鳴り止まず、放送時間を30分延長したそうだ。その柔軟な対応もすごいな。

 上の義援金は番組に寄せられた金額だけど、官民の義援金の総額は23日時点で57億8800万円、25日時点で74億円を突破、29日で上記の通り93億円を超えた。このままいくと近く100億円を突破しそうだ。

 台湾からの義援金があまりにもすごいスピードで増えているので、私の友人・知人のなかでもとりわけ日本を愛している戦中派の2人が日本のために全財産を投げ出しているんじゃないかと心配になって数日前に電話してみた。2人とも全財産を投げ出すところまでいっていなくて安心した。でも、話の感じからは相当な金額を出しているのが伝わってきた。

 「義援金なんてそんなことどうでもいいから、ご主人と台湾にいらっしゃい。日本の社会が安らかになるまで、何週間でも何カ月でも好きなだけ泊まっていきなさい」と2人が同じような提案をしてくれ、嬉しさが身に染みた。

 メールでやりとりしている友人からは「日本のネットユーザーの間では台湾に感謝するために台湾バナナを食べようって運動が起きているんだって?」とメールが来た。そんな運動は知らないし、我が家の近所のスーパーで売っているバナナはフィリピン産ばかりだ。「バナナっていうのは冗談も入っていると思うよ。もっとずっと高価な台湾製品を買おうっていう日本人は多いはず。例えばパソコンとか。私は既にエイサーもアスースもGIANTのクロスバイクも持っているんだ。台湾に行ってお金を使うのが感謝を示す一番の方法だと思っているから待っててね」と返事を出しておいた。

 どうも日本は政府だけじゃなくてマスコミも台湾に冷たいように感じてしまう。台湾の義援金が100億円を超えたらテレビと新聞はあらためて報道してくれないかな。それが台湾ファンを1人でも増やしたい私の願いだ。

 そして、これを読んでくれている台湾の人がいたら、本当にどうもありがとう! 心から感謝しています。
           
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2011年03月28日

クリック募金続報&ソフトバンクの緊急地震速報

 きのうの記事を見て右側に置いている震災復興のクリック募金に協力してくれた方がいたら、どうもありがとうございます(注:Flash PlayerがインストールされていないPCやスマホではクリックできません。右のクリック募金のバナーをクリック、開いた画面の右側真ん中あたりにオレンジの部分が出ますか? ない場合はクリックできません)。

 たかが1円、されど1円。私が1日一回クリックするとして、このブログの読者が1人でもクリックしてくれたら、それだけで募金額は2倍になる。もう一人いれば3倍。もちろんほかのブログにもバナーが貼ってあるだろうから、それを合わせれば結構な金額になるはず。きょう(28日)は午後11時半すぎにクリックしたらその時点で1万1404クリックされていた。1日に1万円以上集まっているのだから、1クリック1円といって馬鹿にできない。始まってからの総額は22万5620円だ。

 自分は被災者を支援できるような特殊技能もなく、わずかばかりの義援金を出して節電するくらいしか能がないと思っていたのだが、ブログを書いてクリック募金を呼びかけることも。わずかならが私にできることの1つだってことを今日になって自覚した。 

 ところで、今回の震災が来るずっと前から気になっていた。ドコモを使っている友人は緊急地震速報がメールで届くのに、ソフトバンクはそんなサービスをしていなかったから。その時に調べたら、ソフトバンクもサービスを開始する予定となっていて、そのまま忘れていた。

 東日本大震災のあと、ほとんどずっとテレビをつけっ放しにしていたので、緊急地震速報はテレビで知ることができた。しかし、意識的にテレビの震災報道を見る時間を減らした結果、緊急地震速報が受信できなくなった。

 そういえばソフトバンクも緊急地震速報を始めるっていう話だったから、もう始まっているだろうと調べたら、気象庁のサイトにはソフトバンクも昨年8月からサービスを開始したと出ている。早速登録しようと思った。

 ソフトバンクのサイトにはサービス内容設定方法のページがあるのだが、なぜか私のケータイでは設定できない。メールの設定メニューほかいろいろなところを探したんだけど見当たらない。おかしいな〜と思ってソフトバンクの対応機種のページを見たら、なんと対応しているのは831Nの一機種だけだった。ソフトバンクはこれで緊急地震速報のサービスを提供しているといえるのだろうか?
    
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2011年03月27日

緊急支援クリック募金

 右側がバナーだらけになってきちゃった。きょうは東日本大震災の「緊急支援クリック募金」のバナーを貼ったので、1日1クリックよろしくお願いします。1クリックにつき1円の義援金が協賛企業から支援団体のCIVIC FORCEに送られます(クリックにはFlash Playerがインストールされていないとダメかも)。

 私はこのCIVIC FORCEという団体のことを初めて聞いた(というか見た)。どんな団体かもちろん知らない。「それなのに寄付を募るなんて無責任ではないか」と言われたら返す言葉もないのだが、必要な作業は画面を開いて単にクリックするだけ。この記事を読んだ人がクリックして何らかの問題が生じる心配はないはず。自分のブログにもバナーを貼りたいという方はこちらのページ(http://www.upfund.net/you)の下の方からどうぞ。
  
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2011年03月20日

台灣如何看待日本311(台湾の友人が教えてくれた日本支援の動画)

 昨日の記事「台湾のチャリティ番組が日本に21億円の義援金」に書いた通り、台湾での支援活動に対して自分なりに何らかの感謝を伝えたいと思い、メールアドレスを知っている友人にメールを送った。それとは別にテレビ局にもメールを送ってみた。

 この年になってようやく分かってきたのは、感謝は心の中で思っているだけじゃ伝わらないということだ。行動あるのみ。

 前日の記事に貼ったユーチューブの画面によると、放送したテレビ局は中華電視(CTS)。ウェブサイトを見つけたものの、英語のページはないみたい。トップページ一番下のリンクを手当たり次第にクリックしたらメール送信画面が出てきた。

 自動翻訳を使って中国語のメールを書くか迷った末、英語で書いて送った。「視聴者の声」担当者みたいな人に届くかどうか分からないけれど、違う人がみたら担当者に転送してくれることを祈ろう。スパム扱いされたところで私が失うものはない。

 友人からは「(11日深夜にメールをやり取りした)その後どうしているかと思って心配していたけれど、きっと忙しいだろうと思っていたのでメールは控えていたよ」と返事が来た。台湾で巨額の義援金が集まったことが日本で話題になっていると知って喜んでくれ、台湾の若者が作った日本支援の動画を教えてくれた。これも涙ものの良さなのでぜひ見て! 大震災が起きた当日の3月11日にアップされているのがすごい。

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2011年03月19日

台湾のチャリティ番組が日本に21億円の義援金

台湾のみなさん、どうもありがとうございます!

 昨晩台湾で東日本大震災の被災者救援を呼びかけるチャリティ番組を放送したところ、生放送の時間中に7億8800万元(約21億5000万円)寄せられたそうだ(毎日新聞)。最初は数字の誤植で単位が1ケタ多いんじゃないかと疑ってしまったし、夫も「日本円への換算が間違っているんじゃないの?」なんて言っていた。でも本当だった。

 台湾の人口は2300万人余りだし、物価と平均所得はどうみたって日本よりも低い。しかも海外で起きた災害。それなのにこんなケタ外れな金額が集まるなんて、24時間テレビをはじめとする日本のチャリティ番組が(申し訳ないけれど)子供だましの茶番劇に思えてきた。

 馬英九総統まで電話受け付けをやっていたし、自身で55万円を寄付してくれたそうだ。私は独立支持派なので「あの人は外省人だから…」なんて感じでいつもなら批判的な立場なんだけど、今日ばかりは感謝しないわけにいかない。

 確か昨日か今日の午前中に見たテレビの字幕で、日テレの24時間テレビに寄せられた大震災向けの義援金は4億円余りと表示されていたと記憶している。日本で4時間のチャリティ番組を放送して、果たして台湾と同水準の義援金を集められるだろうか…。(ちなみに、昨年夏の24時間テレビが集めた寄付金はwikiによると約9億7400万円だ)

 仮に台湾で同じような災害が起きた場合、日本のどのテレビ局もチャリティ番組なんて絶対に放送するはずないし、20億円も集まらないのは確実だ。台湾で10年以上前に大地震があったときと2年前の台風被害(八八水災)の際にわずかな募金をしたけれど、今考えるとあまりにも小額で恥ずかしい。

 このブログを以前から読んでくれている人なら、台湾の人たちのメンタリティは既にご存知かもしれない。知らないけれど興味があるという人は時系列で(1)(2)(3)(4)(5)などの過去記事をご覧になれば分かっていただけるはず。

 私が接した台湾の人たちは自分よりも相手のことを考え、「義」と「情」にあつい人たち。翻って日本人をみると、残念ながら「我」の人にみえちゃう(石原都知事の指摘通りだ)。自分も十分理解しているつもりだったのに、それでも今回のニュースには驚いた。日本ではそれほど大きく報道されていないように思うのだけれど、気のせいかなぁ。もっと大ニュースとして伝えてよ。 

 今度台湾に行く時には、台湾の人たちにお礼の気持をすこしでも伝えたいけれど、どうすればいいだろう。「義援金をありがとう」みたいなメッセージを中国語で書いたワッペンみたいなものを作ってバックパックに縫いつけていこうか。センスに自信のない私のことだから、みっともない姿になりそうな気もする。とりあえず、台湾の友人にお礼のメールを書こう。もし彼らが番組を見ていなかったらちょっと気まずいけれど、何かしなくちゃいられない気分だ。

 ユーチューブで見つけたチャリティ番組の紹介ビデオが素晴らしいので是非みてね↓
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南米チリからの応援メッセージ

 1年前に大地震に見舞われたチリから寄せられた日本への応援メッセージがユーチューブにアップされている。世界一周旅行中の方が旅先で自分にできることをしようと行動した結果らしい。下に出てくる広告は右側のバツ印をクリックすると消すことができるので、ゆっくりご覧あれ。



 チリの人たちがなれない手つきで鶴を折る姿が微笑ましい。500人もの人に鶴を折ってもらい、それを動画に収めて編集して…という作業もすごいなあと感服する。

 1日目の最後に出てくる場所は、私がサイフをすられた瞬間に気付いてスリを捕まえたサンチャゴのアルマス広場にみえる。こんなことを書くとチリは危ないところだと思われちゃうかもしれないけれど、チリを旅している時にあった人たちは、ほとんどみんないい人だった。

 長距離バスで移動中に食事休憩でドライブインによると、ほかの乗客が「注文できる?」と心配してくれ、トイレの場所は英語で説明できないからと案内してくれた。1人で観光ツアーに参加すると「1人だと自分の写真が撮れないでしょ。撮ってあげるからカメラ貸して」と参加者が気を使ってくれたっけ。

 1人ひとりの顔は覚えていないけれど、あの時に接したやさしさがよみがえってきた。チリのみなさん、ありがとうございます。
     
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2011年03月18日

東日本大震災救援活動


Help Japan / Dominic's pics


 救援活動といっても、もちろん現地にかけつけるわけではない。自分にできる募金・節電をするだけだ。自分がいつも利用するのは日本赤十字社なので、右側に義援金の募集を呼びかけるバナーを貼りつけた。目に止まった方、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m  

 このバナーは日本赤十字の公式バナーではなく、個人のボランティアで作ったらしい。見つけたのは雨の日さんが作ったNAVERまとめサイト「ブログに貼れる義援金・節電バナーまとめ 東日本大地震」だ。こちらには、ほかにもたくさんバナーが支援団体のリンクとともに紹介されているので、何かバナーを貼ろうというブロガーのみなさんはのぞいてみてください。

 ブログなどを運営していないのでバナーは関係ないという人は、雨の日さんの別のまとめサイト「義援金・募金・寄付金できるサイトまとめ 東日本大地震」をどうぞ。手元の現金が乏しい人なら、Tポイント、楽天ポイント、はてなポイント、JALとANAのマイルなどを使って支援可能。

 ポイントもマイルもないという人なら、ブックオフが始めた「売って支援プログラム」はどうでしょう? もう読みそうもない本、聞きそうもないCDは誰しも1つや二つは持っているはず。それで人助けができるって、嬉しいことじゃないですか。
        
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2011年03月03日

デジタル・カンニング捕物帳

 京大入試などでデジタル・カンニングをしたとされる犯人が逮捕された。逮捕を知っての第一印象は「犯人の子が無事でよかった」に尽きる。あまりの過熱報道に追い込まれて最悪の場合は自殺も…なんて心配だった。

 騒ぎが一気に大きくなって「仙台の心療内科を探していた」「恋愛相談にも答えていた」「ドコモの携帯からの書き込みだった」「山形で契約された携帯だ」と情報が次々出てくればくるほど、こちらはシラケてしまった。まるで連続殺人事件でも起きたかのような扱いが果たして必要だったんだろうか。

 なんでこんな話が連日トップニュースになるのか私にはサッパリ分からなかった。もっと多くの国民に影響がありそうなニュースは多々あると思うし、直接影響はなくてもリビア内戦のニュースはずっと重要だと思う。

 カンニングはもちろん許されない行為だし、他人の厚意を利用して利益を得ようとする人間は、私が一番嫌いなタイプだ。善意からヤフー知恵袋に回答を書き込んだ人たちは裏切られた気持ちだろう。私だったら親切心からの書き込みは二度としないかも。

 それでも、この犯人は書きこんでくれた人にあとで「ありがとうございました」などとお礼を書き込んでいたというのは1つの救いだ。いまどき、他人の親切に対して当然といった顔をするだけで感謝できない人はたくさんいる。親からまともな躾は受けているとみた。更生に期待したい。
   
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2011年01月21日

「今年スタートしたいこと」調査、ブログは圏外

 企画・マーケティング会社ブラザーズが調べた「あなたが今年、スタートしたいことはなんですか? ベスト100」という調査結果を偶然見つけた。世相を反映していて結構楽しめる。
 1位 ダイエット
 2位 ウォーキング
 3位 貯金
 4位 転職
 5位 引越し
 6位 婚活
 7位 資格習得
 8位 留学
 9位 投資
10位 サーフィン
 この中で一番意外感があるのは10位のサーフィンだな。「桑田さんも復活したことだし、今年は湘南が熱いと思うので、全国的にサーファーブームが再来すると思うから、サーフィンを10年ぶりにやろうと思っている」という31歳男性の声が紹介されているが、サザン・桑田の復活を喜んで「よぉし、サーフィンにチャレンジしちゃうもんね!」なんていう人は少なくとも私の周りにはいない。まぁ、サーファーのイメージは一昨年夏にかなり悪化したと思うので、その反動と思えば分からないでもない。

 次に意外なのは8位の留学かな。日本人、特に若い人が内向き志向になっているとあちこちで指摘され、実際にハーバード大学在学中の日本人はこれだけ減っているというグラフも見ていたので、10位に食い込むほど留学志向があるのかと驚いた。

 1位のダイエットと2位ウォーキングはどちらも理解できる。昨年については調査が見つからなかったのだが、もし実施していたとすれば両方ともかなり上位だったと思う。3位貯金、4位転職、7位資格習得、9位投資は景気に関係あるのかな。投資というのは景気回復を見込んでのことなのか、それとも固定収入が少ないので苦し紛れにってことなのか。面倒くさいので11位以下はコピペでよいしょ。(笑)
11位/結婚 12位/料理教室 13位/ ipad 
14位/サイドビジネス 15位/家庭菜園 16位/語学習得 
17位/海外旅行 18位/ボランティア 19位/ガーデニング 
20位/ヨガ 21位/禁煙 22位/通信教育 23位/お洒落 
24位/体質改善 25位/玄米菜食 26位/ペット 
27位/ツイッター 28位/寄付 29位/就職 30位/筋トレ 
31位 /農業 32位/アンチエイジング 33位/親孝行 
34位/国内旅行 35位/お弁当 36位/競馬 37位/モデル
38位/女子会 39位/ベジタリアン 40位/美容整形 
41位/エステ 42位/エコ生活 43位/早寝早起き 
44位/ SNS 45位/つり 46位/スポーツジム 
47位/ゴルフ 48位/ピアノ 49位/乗馬 50位/合コン
51位/英会話 52位/マイホーム購入 53位/着付け 
54位/1人暮らし 55位/日記 56位/水泳 57位/禁酒 
58位/ノー残業 59位自立 / 60位/ブルーレイ 
61位/バレエ 62位/陶芸 63位/歯科矯正 64位/断捨離 
65位/温泉めぐり 66位/テニス 67位/登山 68位/書道
69位/社会貢献 70位/お菓子作り 71位/フラダンス 
72位/ロト 73位/エクササイズ 74位/瞑想 75位/起業 
76位/子作り 77位/ダイビング 78位/朝活 79位/家計簿 
80位/茶道 81位/CATV 82位/落語 83位/自転車通勤 
84位/フラメンコ 85位/ マラソン 86位/スノーボード 
87位/家族サービス 88位/カメラ 89位/3Dテレビ 
90位/断食 91位/風水 92位/遺言 93位/フラワーアレンジ 
94位/ベリーダンス 95位/アロマセラピー 96位/夜遊び 
97位/学業復帰 98位/盆栽 99位/自然療法 100位/作家
 いろいろ並んでいる中で気になったのは寄付が28位とかなり上位にあること。この調査の実施日は不明ながらタイガーマスク願望はかなり多くの人にあるらしい。37位のモデルって自分の意思で始められる恵まれた方が多いのかな。100位の作家も「今年始めること」とはちょっと違うような。「執筆活動」なら分かるけど。

 家族サービスが87位というのは低い。しかし、すでに皆さんやっていらして新たに始める必要はないのだろうと、好意的に解釈しよう。夜遊びが96位というのも微笑ましい。しかし、断食90位ってどの程度の断食なのだろうか。あまり真剣にやりすぎて拒食症などなりませんように。

 ネット関連ではツイッターが27位と予想よりも低かった。新規参入はもう一巡しちゃったか。そういえばSNSも47位と低め。ブログが見当たらないのは、もう当たり前のツールになってしまったということだろう。EVERNOTEも入っていなかった。まだ知名度は低い様子だ。

 私はこれからSNSのfacebookを始めるかどうか迷っているところ。いつもなら迷う前に始めるのが私のやり方だけれど、すでにたくさん届いた関連メールから判断すると、付き合いが面倒くさそうだし、時間も取られそうなのでまだ踏み切れない。

【参考】調査結果のプレスリリース(2011年1月18日付)
  
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2011年01月02日

MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店

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 年末の大阪遠征で楽しみにしていたのは茶屋町に12月22日オープンした「MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店」。日本最大の書店がオープンしたと聞き、わざわざ近くのホテルに泊まった。

 訪ねたのは雪がちらつき始めた30日の夜。う〜ん、1フロアの広さは予想したほどではないかな。ジュンク堂池袋本店に比べるとエスカレーターホールが吹き抜けになっているから広々とした感じはある。丸善とジュンク堂のコラボショップ1号の渋谷店に比べたらもちろん圧倒的な広さだ(本の並べ方は似ている)。あまり時間がなくて2時間ほどしか過ごせなかったのが残念。本の品揃えと並べ方の傾向を見て回っただけ(単なる趣味)に終わり、何も買わなかった。

 日本最大の書店だと知ったのは梅田経済新聞だったかな。いま見ても「国内最大となる約2,060坪(約6,800平方メートル)の売り場に、約200万冊の蔵書をそろえた」と出ている。一方、公式サイトには「日本最大級」となっている。「最大」と言い切ってはマズイのかな。

   
タグ:大阪
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