某社での打ち合わせ前、知人のツテで「パーソナルカラー診断」をしてもらった。似合う色などを見立ててくれる「色のプロ」がいることはテレビで見て知っていた。自分で体験するのは初めてのこと。色診断で全ての人が4つのグループに分けられ、それぞれに4つの季節が割り当てられているというのも初めて知った。
まず自己診断をすると「ウインター」と出てきた。派手ではっきりした色がいいとのこと、なんとなく納得する。しかし、次にプロが診断したら「サマー」になった。特徴はエレガントで優雅、上品だって。どうみたってイメージじゃない。似合う色はパステル、ペール、ダルといったトーンで、鮮やかな色はダメだそう。「紫陽花をイメージしてください」と言われた。
おまけに「オレンジは似合わないので注意してください」と言われた。え〜っ、すごくショックだ。今までオレンジ色の服を着ていると「似合う」と言われることが多かったし、自分でも元気が出る好きな色なのに。(><)しかし、そう言われてみるとオレンジ系の口紅は何を選んでもしっくりこないことを思い出した。なるほど〜。
確かに顔回りに持ってくる色によって顔映りは全然違う。鏡の前で首のところに何種類ものカラーボードを当てると、顔の色が黄ばんだり黒ずんだり、白目の部分が青くなったり黄ばんだり茶色く見えたりと変化を見せた。鈍い私のことだから『あれ、前の色とはどこかが違う』程度の気付き方で、専門家に「白目の色が変わるでしょ」と指摘されて初めて『確かに違うかも』と気付くことも多かった。
この診断に従うと、今まで使ってきた化粧品や洋服の多くは自分の顔色を悪く、疲れて見せていたことになる。パープル系の化粧品や服なんて似合うはずないという先入観があり、これまでほとんど買ったことがなかった。これまで何十年も生きていたのに、いまだに自分のことが分かっていないのを実感した。
パーソナルカラー診断に興味のある人は、ネットにも出ているので
オールアバウトのこの記事とか、
パーソナルカラーアドバイザーが運営しているこのサイトが参考になりそう。