2011年03月22日

「宝くじより確率が高い」牛乳購入

 久しぶりに食パンを買うことができた。東日本大震災が起きてから初めて買えた。先週デパートの外資系パン屋?で食パンを見かけ、喜び勇んで買おうとしたら値段をみてビックリ。普通の食パンよりも小ぶりなのに500円近くする。サ〜ッと手が引っ込んじゃった。さすがに売れ行きはよくない様子だった。

 近所の店できょう見つけた食パンは176円。いつも買う店に比べたらこれでも高いのだが、もちろん迷わずに買った。しかし、牛乳は近所ではいまだに見つからない。

 あちこちの店で聞いてみたところ、食パンも牛乳も買い占めは起きていないそうだ。確かにコメやカップ麺、トイレットペーパーなら買い占めも理解できるのだが、牛乳や食パンを買い占めるって非現実的だなぁと思っていた。食パンは冷凍保存できるにしても、普通の家庭の冷凍庫で保存できる量なんてたかが知れている。

 問題は入荷が不安定かつ少ないこと。最後に寄った店では「数十本注文してもまったく来ない。来る日でも1本だけということも多く、あっという間に売れちゃう」とのこと。入荷時間もまちまちだそうだ。しかも「確かうちで置いている牛乳は北のほうで作っているから、原発の放射能とか問題になってこれからどうなるのか…」と店の人も不安な様子。「そうですか、わかりました」と絶望的になった私に「宝くじよりも当たる確率は高いと思いますよ」と声をかけてくれたけれど、慰められた気がしなかった。

 我が家周辺で牛乳を買えるのは一体いつのことだろう。これまで家にあるのが当たり前だと思っていた牛乳が、とんでもない貴重品に思えてきた。食パンが手に入ったのだから、牛乳もあと数日で店頭に並ぶと期待したい。トイレットペーパーはどうにかこうにか使い切る前に買うことができ、我が家のトイレでインド式を試さないで済んだ。    
     
posted by らくだ at 20:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

大地震−その後(17日夜)

 ネットが普及して「6次の隔たり」なんてことが言われるようになった。友人・知人を6人たどればカダフィやオバマ大統領とでもつながれるという。facebookなどのSNSがないころだから、今はそれが4次か5次に減っているかもしれない。

 東日本大震災の死者・行方不明者が1万数千人に達した。国内で1万を超すのだから、当然ながら6人を隔てなくても被災者にたどり着く。友人2人の実家が被災、ともに自宅が津波で流されて、ご家族が亡くなったり行方不明になっていることを知り、ものすごくショックだ。

 大震災は実際に起きたことだと分かっていても、頭の片隅にはテレビの中の大惨事みたいな考えがあったことに気づいた。友人の家族が巻き込まれたと知り、すごく落ち込んでいる。何かしてあげようにも、もともと気がきかない私のこと、なんと言って慰めればいいのか言葉も見つからない。

 来週予定していた仕事が震災のせいで1つキャンセルになってしまってガッカリしていたけれど、そんなのは全然大したことじゃなかった。

 茨城県の友人の家はいまだに断水中。営業再開したスーパー銭湯に開業1時間以上前に行ったら、既に70人ほどが列を作って待っていたという。20分ほどの入浴でお風呂のありがたみをこんなに感じたことはなかった、出るときには200人が列を作って待っていたと聞いて、トイレットペーパーやパンがないくらいで困っていた自分が恥ずかしくなった。

 夜はこのブログにもたびたび登場している台湾の春子ばあちゃんからお見舞いの電話があった。地震や津波、原発のことだけじゃなく、首都圏の商店での買い占めのことも知っていた。「近所のスーパーにトイレットペーパーもコメもパンもないんですよ」と話したら、「トイレットペーパーと何か食べるものを送るから」と言われた。ばあちゃんのことだから絶対にたくさん送ってくるに違いなく、「あと何日かで入荷するからもう大丈夫!」と慌てて止めた。

 「日本が落ち着くまでご主人と台湾に来なさい。妹の家が台北にあるから泊まれるよ」とも言ってくれ、嬉しくて涙が出てきた。仕事があるから今は行けないし、何も送ってくれなくて大丈夫だから、台湾でやっているはずの被災者救援募金に10元でも20元でも寄付してくださいとお願いし、今年も絶対に1回は台湾に行くことを約束した。
       
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2011年03月16日

大地震−その後(15日夜)

 毎年4月はじめに開催されている「別府八湯温泉まつり」が東日本大震災の発生に伴って今年は中止される(大分新聞)と知って憤慨している。別府なら震災の直接的な影響はないと思うのに。そこまで我慢しなくちゃいけないんだろうか。

 大災害があるたびに「被災者に申し訳ない」という理由で何もかも自粛ムードになる。日本人特有の美学かもしれないが、東北地方で経済活動が停止状態になっているのだから、その分も盛り上げようという発想こそが必要だと思う。震災の影響がない人が元気に上を向いて活動し、お金を使うことが日本経済を底支えすると思うのだが…。

 海外の友人から届くメールは地震→津波→原発事故と、お見舞いの対象が変わるとともに内容も悲観的になっている。私は原発の知識がまったくないので迂闊に書くつもりはないのだが、日本の報道は、友人たちからのメールよりもずいぶん楽観的な印象。チェルブイリ、スリーマイル、フクシマと、世界で後々まで語り継がれる3大事故の1つが今進行しつつあることは理解しているつもり。

 我が家の生活にも影響が出始めている。食パン、牛乳、トイレットペーパーが買えない。「被災地に優先的に回しているため」ということだから、もちろん納得している。昨日はトイレットペーパーを持って歩いている人を見かけ、つい「それどこで買ったんですか?」と尋ねてしまった。遠くで買って持ち歩いているのだと苦笑気味に教えてくれた。

 スーパーでは混乱を避けるためか入荷情報を教えてもらえなかった。個人商店で聞いてみたら、食パンもトイレットペーパーも木曜日(17日)には入荷する予定だそう。あと2日待てば手に入るのだったら、それほど大騒ぎしなくてもいいか。夫に「インドにいると思えば、紙なんてなくたって大丈夫だよ!」と言ったら即座に「ムリ」と言われちゃった。

 コメはまだあるんだけど、スーパーの棚が空っぽなのを見ると、あったら買わなくちゃいけない気分になるから不思議だ。要するにモノ不足って心理的な問題なのだ。未曾有の災害があって、しかもスーパーに行くと棚がスカスカしている。それを見て『他の人も買っているなら買わなくちゃ』って感じるというところかな。災害時にデマが広がるのと同じようなもんだ。
    
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2011年03月13日

大地震−その後(12日夜)

 地震のあと、私の部屋の本棚が前に傾いたのは既に書いた通り。組み立て家具なのでネジが緩んだのかと思っていたのだが、もっと深刻だった。転倒防止のために天井とのすきまにボックス家具を置いていて、転倒しないで済んだのはよかったのだが、地震の力が強かったために本棚が歪んでしまっていた。ネジを締め直すとかそういう問題じゃなかった。

 応急措置として本棚の下に何か挟んで真っ直ぐにするとして、とにかく本が多すぎるのは自分でも分かっている。そこで100冊程度を処分することにした。80冊程度をブックオフに引きとってもらう手続きをし、売り物になりそうにない20冊程度は資源ごみにした。

 テレビはずっとつけっ放しだ。死者・行方不明者は1400人あまりというけれど、テレビを見ればみるほど、そんなレベルではとても済まないのでは…と、不吉な予感が胸のあたりにザワザワする。と思ったら、南三陸町の町民約1万人が行方不明になっていると報道された…(読売新聞の報道)。

 ネットで海外のニュースサイトを見ると、日本の各種報道よりも深刻な状況を示す写真が載っているような気がするのだが、気のせいだろうか。それとも日本と海外の写真選択センスの違い? あるいは日本の報道各社が被災者や一般市民への心理的ダメージを避けようと自己規制しているのだろうか。

 日本赤十字のサイトはアクセス殺到でサーバがダウンしているのか、閲覧できない。私がアクセスするのも負担を増やすことになると思い、アクセスはしばらく自粛することにした。今の自分にできるのは節電くらい? もっと前向きな貢献がしたいのだが、何もできなくて歯がゆい。

 スーパーに買い物に出かけた夫によると、パン、冷凍食品、惣菜類などの棚は全部空っぽだったという。表向き被害のない我が家周辺でもそんな状態になっている。

 海外の友人からは引き続きお見舞いメールが届く。「日本で大震災」と報道されているので、日本全体が壊滅的な被害を受けたと心配している人もいる。一人ひとりの心遣いが嬉しい。そういえば、昨日は歩いて自宅に帰る人に対し、ボランティアで飲み物を配っている人がいたそうだ。こんな悲惨な大災害の時には、人間の優しさだけが救いだと感じる。
   
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2011年03月12日

一晩たって…

 夫が帰ってきたのは夜明け前の4時頃だった。成田から下道で12時間以上かかったことになる。朝になってカーテンを開けるといつもと同じ朝の景色。一瞬、いつになく長い時間、悪い夢でも見ていたような気分になった。

 しかし、テレビをつけると地獄のような光景が広がっていた。悪夢じゃなかった。こういう時にお役に立てる特殊技能を何も身につけていないので、できることといったらささやかな義援金の寄付くらいしかない。NZ地震に続いて日本赤十字社に寄付しようと公式サイトにアクセスしたらアクセスが殺到しているのかつながらない。やっとアクセスできたと思ったら、「関係者と調整中」とのこと。ボランティア活動も「案内できる段階ではない」と出ている。

 海外のあちこちの国からお見舞いのメールが届く。一番早かったのはオーストラリアに住む日本オタクの青年。昨日、地震から一時間も立たないうちにメールが来た。返信したら再度メールが来た。「僕の心は日本の皆さんとともにあります」とのメッセージが胸に染みた。
       
posted by らくだ at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年03月11日

予知されていた?地震

 今になって思い出した。何日か前に「東京に200年ぶりの大きな地震がくるってツイッターで流していた人がいたけれど、実際には地震なんてこなかった」というのがネット界隈で話題になっていたことを。あれって当たったんじゃないだろうか。そう思って探してみた。

 J−CATSニュースにも出ているので、私の記憶が間違っていることはない。確かにそういう噂は流れていた。ツイッターでは6日深夜(7日未明)という話だったのが、数日後にズレた。この程度の誤差なら予知の範囲に入れてもいいように思うけれど甘すぎる?

 その元になっているのは、こちらの2ちゃんねる系?「痛い信者」に出ている話のようだ。4日夜に茨城の海岸にクジラ50頭あまりが打ち上げられ、NZクライストチャーチでも地震の2日前にクジラが100頭あまり打ち上げられていたという話。大きな地震の前には動物が異常な動きをしたり温泉に変化が出たりするのはよく知られている話だから、関係あるのかもしれない。

 直前の記事をアップしてから、冷蔵庫の中がグチャグチャになっているのを発見したり、食器棚を開けたら食器が私目がけてドドッと落ちてきたりした。こんな地震は生まれて初めて経験した。私の部屋の本棚はわずかながら前に傾いているのは明らか。手で押すとゆ〜らゆら動く。地震まではドッシリとしていたのに。不安なので上段の本を出して床に並べた。まるで引越しの準備みたいな状況だ。

 携帯電話ってイザって時に役に立たないもんだな。ソフトバンクだから? 通話はもちろんメールも送受信できず、外出先の夫と連絡が取れたのは最初の揺れから45分ほどたっていた。向こうから私の固定電話にかかってきた。その後、メール送信はできるようになったけれど、夜にもかかってきた電話によると、私が携帯とPCから送ったメールは一通も届いていないという。名古屋にいる友人とはメールの送受信ができるのに…。

 断続的にやってくる余震のせいなのか、テレビの画面が揺れているからか、船酔いしているような気分でジンジンと頭が痛い。津波も火事も見るのはつらいのにテレビを消せない。涙が止まらない。ライフラインは通常通りだし、ケガもしていない。テレビを見ていると申し訳ないような気分になる。ブログ書いている場合じゃないような気もするのだが、何をどうしていいか分からず、オロオロするばかりだ。

 家に帰れない人に泊まってもらってもいいけれど、我が家の最寄り駅を通る地下鉄や私鉄は運行していない。JR最寄り駅からタクシーに乗るにしても何時間も待つことになるだろう。4キロ歩いて来る人はいるだろうか?
   
posted by らくだ at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

地震

これを読んでいるみなさんはご無事でしょうか? 私は大丈夫です。

仕事が一段落して遅めの昼食を準備中にいきなり揺れ始め、火を消すことぐらいしかできなかった。いざっていうときに何もできないことを実感。

安全を確保って言われても何をすればいいのやら。植木鉢がふっとび、フォトフレームが割れて、家の中は修羅場。私の使っている大きな本棚は組み立て家具。どうも揺れたときにネジがゆるくなったらしく、ゆらゆらとヤバイ状態。これから本をすべて出さないと。

被害の大きかった皆様にお見舞い申し上げます。

有線接続がダメなので、Androidアプリから更新してみる。
posted by らくだ at 16:08 | Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

1年後に届いた返事

 届いた封書の差出人に心当たりはなかった。よくある苗字だし。中身をみてようやく思い出した。ちょうど1年前に台湾の民宿で会った熟年夫婦だった。絶対に日本人なんて来そうにない、しかもバックパッカーならまだしもリタイア世代の夫婦が来るとは思えないところだった。

 当然ながら会話が弾んだ。飛び込みだった私とは違い、既に何回も来ていてその時も宿泊予約をしていた様子の夫妻は、食事まで予約していたらしい。私が食事をしに近くの食堂まで出かけようとしたところ、この夫婦と宿の主人が「よかったら一緒に食べませんか?」と誘ってくれた。喜んでご一緒させてもらい、夕食をご馳走になってしまった。

 その時に撮った写真2、3枚を帰ってきてからお礼状と一緒に送り、返事がこないまますっかり忘れていた。1年たってから写真とともに手紙が届き、驚くやら嬉しいやら。夫妻は今月また台湾に行くことになったそうで、それで私のことを思い出してくれたらしい。切れたようで細〜くつながっていた縁。だから人間は面白い。雪の降る寒い日になんだかほっこり温まった気分になれた。

 そういえば1カ月前の旧正月に台湾の温泉宿から宿泊割引券つきのグリーティングカードが送られてきた。先日は台湾の温泉マニアとネットを通じて知り合いになり、台湾の温泉のことなら何でもメールで聞いてくれと嬉しい言葉をもらった。今度行くときは直接会って情報交換をすることになっている。

 なんだか台湾に呼び寄せられているように感じる今日このごろだ。でも、当分行けそうにないなぁ。
   
posted by らくだ at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

サプライズ

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 週末も仕事。一段落したところで、お世話になっている人たちからサプライズプレゼントのお花を拍手と共にいただいた。プレゼント自体すごく嬉しいけれど、私を喜ばせようと考えて準備してくれたその気遣いがより嬉しい。慣れない仕事で迷惑ばかりかけているし、持参した差し入れは人数分に足りなかったのですごく恥ずかしかった。
posted by らくだ at 23:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月26日

場違いな食事会

 新年会で吉野健シェフのレストラン「タテルヨシノ」での食事会に招かれ、個室でフルコースのディナーをいただいた。メニューは以下の通り。
二種類のアミューズブーシュ(子ヤギのカルパッチョと海老を春巻きの皮で包んだ物?だった)
チリメンキャベツとフォワグラのテリーヌ
金目鯛のポワレ金柑の香り
牛フィレ肉のポワレ 香草風味のエシャロットクリーム
アヴァンデセール
パティシエ特製デザート(竹炭に包まれたチョコレートムースとソルベ)
オーガニックコーヒーと小菓子
 いつもコンデジを持ち歩いているのに、かなりフォーマルな会だったのでさすがの私もカメラを取り出す雰囲気ではなく、写真は1枚も撮らなかった。

 どれも美味しかったのだが、私のように味覚の鈍い人間には正直言ってもったいない料理だった。最初から最後まで場違いな感じがしてモジモジしていた。こんなフォーマルな食事会は数年ぶりだった。

 もともとフォワグラとかトリュフなんてほとんど食べたことがなく、今だにその価値が分からない。今回も味よりも繊細な盛り付けが印象に残った。ホント申し訳ない。そんな私にご馳走していただき、どうやってお返しをすればいいものか悩んでいる。
   
posted by らくだ at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月19日

ジョージ・スタインメッツ写真展@新宿

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 新宿に行ったついでに“空飛ぶ写真家”ジョージ・スタインメッツの写真展を見てきた。モーターパラグライダーで空を飛びながら写真を撮る様子がテレビ等でたまに紹介されているので、名前でピンとこなくても、写真を見れば『あぁ、知ってる』という人もいるのでは。日本で個展を開くのはこれが初めてというのが意外だ。

 雄大というかダイナミックというか、パワフルな作品ばかり。地球には知らない光景がたくさんあるなぁと感心したと同時に、知っている場所もこの人が撮ったら全く違う風景になるに違いないと思った。

 会場が予想よりも狭く、20数枚の写真がかなり窮屈に展示されているのがちょっと残念。週末は混みそうだ。コニカミノルタプラザ(新宿タカノ4階)で1月31日まで。入場無料。

 三つ折りのパンフレットももらったのだが、さすがにキャプチャする勇気はない。上掲の写真程度なら著作権についてのお咎めもないだろう。

【参考リンク】
ジョージ・スタインメッツ本人の公式サイト
Googleでジョージ・スタインメッツの画像を検索
コニカミノルタプラザの公式サイト
  
posted by らくだ at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

逃げる男性&にらむ女性@郵便局

 今日ばかりは確信した。いつも行く郵便局で窓口の男性に避けられている。「いつも」といっても、郵便局に行く回数はそれほど多くない。訪問頻度は一カ月に1、2回ってところだろうか。

 郵便業務の窓口には男性と女性が1人ずついる。男性は40代前半、女性は30代前半とみた。この男性が不思議な行動をするのだ。彼の接客にはバラつきがある。例えば切手を買うときは大丈夫。でも、海外宛の小包を持って窓口に近づいたりすると、それをチラッと見た瞬間にこの男性は席を外してしまう。それがいつも絶妙なタイミングなのだ。

 私だけじゃない。ほかの客がカウンターに来たのに、客が話しはじめる直前にどこかへ行ってしまったのを見たこともある。その様子はどうも故意としか思えなかった。ちなみにその客は、アメリカにクリスマスカードを送りたいけれど、宛先と自分の住所の書き方が分からないと、大量の封筒を持って相談に来ていた。

 今日は海外宛の小型包装物を持参し、税関申告用の緑色のシールをもらうところまでは男性が窓口にいた。シールに書きこんで小包に貼りつけ、いざ窓口に戻ろうとしたその時、ちらっと私の姿を見た男性は次の瞬間に席を立ち、誰かに呼ばれたわけでもないのにどこか裏の方に消えてしまった。これで3回目だ。私が近付いてくるのを見たことは絶対に間違いない。

 私としても女性に対応してもらったほうが安心できる。今日も「航空便の小型包装物を書留扱いにするんだったらEMSにしても20円しか違わないし、EMSなら手紙も同封できてインターネットで配達状況を追跡できますよ」と教えてくれた。そこでEMSで送ることにし、手紙を書いて同封するために明日以降出直すことにした。ふと気がつくと男性が戻っていて「EMSの送り状はこれです」と横から差し出してきた。

 私は思わず微妙な笑みを浮かべてしまったのだが、女性は苦々しい顔をして男性をにらみつけた。マジ怖かった。でも、1カ月に1、2回しか来ない客が『どうもおかしい』と気づいているのだから、毎日一緒に仕事をしていればさぞかし大変なんだろう。彼女が怒るのも当然といえば当然。あの男性と一緒に働いている彼女に同情はするけれど、あんな不思議な応対をする人に窓口業務をさせるなんて、まだまだ普通の民間企業には程遠いな〜。
   
posted by らくだ at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

お年玉

IMG_2592.jpg 台湾の春子ばあちゃんからお年玉が届いた。といっても現金ではない。「ご主人様と召し上がってください」と高山烏龍茶を2箱送ってくれた。小型包装物のラベルには内容の価格を書く欄があって、そこに「3000」と書いてある。3000元ということは8500円以上もする。そんなに高価な物だなんて知らなかった。おまけに航空便の小型包装物を書留扱いで送ってくれたから、1万円近くかかっているに違いない。

 こちらから2カ月ほど前に送ったのは、読み終わったハードカバーの「台湾人生」だ(この本については2010年5月19日付の「書籍『台湾人生』」を参照)。いわば古本。なのに婆ちゃんは「台湾人生書本、有がたく感謝の心で受取りました。此の台湾人生の本はとっても細まかく讀ました。すばだしい好い本です」(原文ママ)と喜んでくれた様子だ。日本語の本を読んだのは数十年ぶりだという。そりゃそうだよね、日本語を使うことは長年禁止されていたんだし。

 去年の秋に再会した際、婆ちゃんとその家族に大変失礼なことをしてしまったのに、婆ちゃんの優しさは最初に出会った時から変わらない。こちらが何か些細なことをしただけでも心から喜んで、何倍(何十倍?)ものお返しをくれる。私へのお返しってだけじゃなく、半世紀以上も前に感謝の心を婆ちゃんに植えつけた日本人へのお返しだってことは分かっている。でも、私は日本人を代表しているわけじゃない。こんなにしてもらって申し訳ない気持ちになる。婆ちゃんの恩師ってどんな人だったんだろう。「あなたのおかげで台湾の人に私が今こんなにお世話になっています」って伝えられないのが残念だ。

 さっそくいただいたお茶をいれた。鼻に抜けていくお茶の香りがふんわりとやさしくて、婆ちゃんをはじめ台湾で会った人たちと同じイメージ。みんなの顔を思い浮かべながらありがたくいただいた。また台湾に行きたくなってきた。今年は何月に行こうかな。
タグ:台湾
posted by らくだ at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月07日

エコポイントその後

IMG_2581.jpg 11月の末に申し込んだエコポイント(詳しくは11月27日付の「エコポイント」を参照)が無事に発行されたというメールが届いたのは12月31日の朝。そして、今日になって交換商品引換証のハガキが届いた。申し込んでから1カ月半弱で手元に届いた。

 もらったのは旅行券だ。あとは店頭に取りに行くだけ。11月の後半は毎日のように「エコポイント申請が殺到している」と報道されていたので、数カ月かかるに違いない、ひょっとすると半年かかるんだろうかと覚悟していた。それが意外なほどあっさりと発行されて拍子抜け。報道から想像したほど申し込みが殺到していなかったのか、エコポイント側の人が頑張って激務をこなしたのか知らないけれど、良かったるんるん
    
posted by らくだ at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

skypeのお詫び

 紅白歌合戦を全く見ないで年を越した。海外旅行をしているわけでもないのにテレビをつけなかったのは初めてだと思う。もともと我が家の場合は、正月だからといって大きく生活が変わるわけでもない。近所のスーパーが4日にならないと営業しないので困るくらい。今日もいつも同じようにウイークリーの仕事を淡々と作業した。

 年末にskypeで国際電話をかけようとして失敗、あとになってから世界規模でトラブルが発生していたことを知った。きのうskypeから「ご不便をおかけして、申し訳ございません」というメールが来た。それによるとお詫びの印として「米国、英国、ドイツ、中国、日本など、最もユーザーの多い国の固定電話へ30分以上通話できるクレジットクーポンを無料で差し上げたいと思います」とのこと。しかし、その手続きが謎だった。次のように書いてあった。
クーポンを利用するには:

1. skype.com/go/voucher にアクセスします
2. Skypeユーザ名とパスワードを入力します
3. お客さま専用クーポンコードを入力して

「クーポンコード の利用」をクリックします
 でも、肝心のクーポンコードがメールのどこにも書いてないのよね。自分のアカウントにアクセスしたものの、クーポンコードは見当たらず、質問があったら見ろというページにも何も書いていないので、「まったく杜撰なサービスだなぁ」とあきれ返っていた。

 それが今日になって再び同じ件名のメール。文章もほとんど同じなんだけど、上記引用部の最後の行が「クーポンコード◯◯◯◯◯の利用をクリックします」と修正されていて、それでクーポンコードが分かった。「直前のメールにクーポンコードを記載していなかったので訂正します」なんていう説明やお詫びが一切ないのがいかにもって感じで苦笑した。

 そのコードを入力して無事に1ドル分のクレジットをもらったから、台湾から年賀状をくれた陳さんに早速新年のご挨拶をしよう。台湾の年賀状もお年玉くじつきで、日本の郵便局は「年賀」と赤字で書いていなくても気を利かせて元日に配達してくれるということは今日初めて知った。陳さんが投函したのは12月17日、私が投函したのは12月26日。私からの年賀状はいつ台湾に届くだろう。

 春子ばあちゃんにも電話したいけれど、どうもかけにくい。秋にばあちゃんに会ってからというもの、こちらから電話すればいつもと変わらなく話してくれるけれど、向こうから電話や手紙が来ることはなくなってしまった。話していても以前のように日本人に対する「尊敬」や「感謝」という言葉は出てこない。私はばあちゃんの日本人観を1日半でガラリと変えてしまったのだろうか。日が経つにつれて自分の不徳を恥じる気持ちが膨らんでいくばかり。
        
タグ:skype 台湾
posted by らくだ at 21:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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