2009年08月02日

火と氷の国

 NYから5時間弱のフライトで1日の午前6時20分(現地時間)やっとアイスランドの首都レイキャビクに到着。なぜか靴を脱いでのX線検査が入国時にあり、ペットボトル飲料も没収されていた様子。入国審査に予想以上の時間がかかった。こんな検査をするのはアメリカからの便だけらしい。

 空港バスでバスターミナルに直行、そこからわずか数分でバスを乗り継いで温泉ハイキングへ。現地在住の日本人の方たちがバス停まで迎えに来てくれて朝ごはんを食べ、いざ出発。

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 ハイキングロードに入ってまもなく、源泉がこんなにボコボコと湧いているところを発見。柵や注意をうながす看板もない。

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 で、こんな道を歩いていって

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 途中で靴を脱いで川を渡って進むと(右側はコロンビアからの旅行者)

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 こんな看板があった。しかし、ボコボコ湧いているのは違う場所。2008年5月の地震のあと、源泉の位置が変わってしまったらしいとのこと。

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 その先をもう少し進むと、ハイキングロード脇の川を温泉が流れている。

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 私はどこでしょう?(ウソ。ドイツからの皆さんです)この先で川が二またに分かれ、左手から温泉、右手から水が合流している。このあたりでも42−43度くらいあり、熱がっている西洋人が多かった。

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 ハイキングのあと、案内してくれた方のお宅でおそばをご馳走になり、バス停まで送ってもらってレイキャビクに戻った。世界のあちこちでいろいろな人のお世話になっている私、今回も親切な人たちのおかげで到着早々至福のひとときを過ごすことができた。

 今日は日本からやってくる友人3人と落ち合って、車での旅が始まる。現在、現地時間で午前6時前。時差ぼけというわけじゃないのだが、隣の部屋のフランス人一家がバタバタしている気配で目覚めてしまったのでブログの更新をすることにした。これからしばらく(帰国まで?)更新できない見通し。
 
posted by らくだ at 14:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年07月31日

長い1日

 7月30日は時差のせいで1日が長かった。午後5時半に出発してロサンゼルスに到着したのは同じく30日の午前11時すぎ。それからまた乗り継いでニューヨークに着いたのが午後10時頃(日本時間だと31日の午前11時)だ。これでもまだ目的地まで3分の2くらいしか来ていない様子。

 ロサンゼルス到着時は機内アナウンスを聞かずに眠りこけていて時計をサマータイムに合わせるのを忘れ、1時間遅いつもりでターミナル内をふらふらと徘徊。ふとモニター画面を見ると自分のフライトが「搭乗中」になっている。それでもまだ『あれ、何で一時間も前から搭乗してるの?』と寝ぼけていたのだが、私が一番最後の乗客だった。もう少しで呼び出しを受けるところだった。

 10年ぶりのニューヨークは気温こそ東京よりも少し低いものの、湿度は大して変わらない。蒸し暑い。今朝(31日の朝)は猛烈な雨が窓を叩いている音で目が覚めた。雨は30分ほどで上がったものの、湿度は半端なく高そう。

 これから久しぶりにマンハッタンをぶらぶら歩いて夜のフライトまで時間をつぶす。今日も長くて汗まみれの1日になりそうだ。
 
posted by らくだ at 20:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年07月30日

遠くへ!

 成田空港から更新中。あと1時間半もすれば、既に離陸して東に向かっているはず。今回はかなりの遠出になるし、友人との4人旅というのも私にしてみれば珍しい。途中で1回くらい更新できるかな。↓のジャンボで旅立ちます。

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 というわけで、夏休み入りしてしばらく更新をサボります(多分)。ここ数日は更新できるかもしれないけれど、それ以降は8月中旬まで期待しないでください。
posted by らくだ at 16:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

若者の海外旅行離れ−その2

 1年ほど前に書いた「若者の海外旅行離れ」の続報に当たる記事を7月20日付の朝日新聞に見つけた。そういえば1年前も朝日がネタ元だった。毎年この時期に同じ話題の暇ネタを掲載することになっているんだろうか?

 今年のバージョンでは、1998年から2008年の年代別海外旅行人口について、人口の推移と比較している。それによると、20代の人口は10年間で22%減少しているのに対し、海外旅行者は37%減少。一方、60代は人口が13%増に対して海外旅行者は39%増と、それぞれ人口増減率を上回る変化をみせた。

 1年前の記事が出た段階で、『総人口に占める若者の割合が減少しているのだから、ことさら若者が海外旅行をしなくなった訳じゃない』っていう指摘は見かけたのだが、やはり人口の推移を超える変化があったってことか。

 自分も旅先や飛行機の中で感じる。明らかに若者に会わない。若者人口が減っているのを前提にして、これまで5人会っていたところ3、4くらいなら理解できるのだが、感覚的にはゼロから1人、たま〜に2人といったところ。

 ま、私の旅先が若者向きじゃないってだけかもしれないけどね。若者だけじゃなく日本人全般に会うことが減り、最近では中国人とタイ人(ちょっと前はインド人)の旅行者が増えているようにも感じる。

 1年前の記事に「そんなこと(海外旅行)に金を使うくらいなら、保障されていない自分の老後のために蓄えておく」という若い読者(年齢は知らない)からのコメントがつき、自分ではその時点で納得できた。時代は明らかに変わったのだと。だって、私が20代のときに自分はもちろん、そんなこと言う友人は1人もいなかったもの。

 1年前の記事を書いた段階では「旅せよ若者」と言いたかったのだが、あのコメントを読んだあとは「それでも旅したほうがいい」とはとても言えなくなった。なんていうのかな、「オバサンたら若い時にさんざん楽しんじゃってごめんね」って、若者にどことなく申し訳ない気持ちだ。
  
posted by らくだ at 23:59 | Comment(7) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

ビーチでは「ワニに注意」

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 ケアンズ近くのパームコーブ・ビーチで見た看板。安全のためにビーチに立っている2本の旗の間で泳ぐようにと呼びかけている。そして、この海域にいる恐れのある生物が3つ載っている。右の鮫と中央のクラゲは分かる。

 しかし、左側のワニにはビックリした。ワニは沼や川など淡水地域に生息するもんだと思っていた。ワニが波に乗って泳いでいたり、ビーチでゴロ寝したりなんて想像すると、怖いというよりもちょっと楽しくなっちゃう。

 下の写真は遊泳地域から離れたビーチなので、ワニがいてもおかしくないはずなのだが、幸か不幸か海の中にもビーチにもワニはいなかった。ビーチから百メートルも離れていない道路には「カンガルーに注意」の交通標識もあった。さすが動物大国と感心した。

 とはいえ、オーストラリアに行ったにもかかわらず、カンガルーもコアラも見ず、カンガルーとワニの肉を食べただけで帰ってきた。

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2009年06月18日

オーストラリア

 このところブログをさぼっていたのは、コンチネンタル航空のアワード(無料航空券)を利用してオーストラリア・ケアンズにいってきたから。

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ユーカリの林。空が異常に青い

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ミラミラという高原の町の近くにある展望台「ミラミラ・ルックアウト」からの眺め

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レーベンスホーという町で日曜日だけ走っている2C2のSLは1925年製

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同車内の様子。ちゃんとした古い客車も連結されている

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レーベンスホーの近くにあるイノット温泉。川底から温泉がわいている。60度以上ある。これは朝方撮ったもので日中は湯気はそれほど目立たない。なもんで無防備に踏み込んで「あっちっち〜」と飛び上がったら、家族連れのお父さん(この上の写真で緑色の帽子をかぶっている人)に大爆笑されてしまった。この野湯のほか宿泊施設内に屋外プールと室内プールあり

425キロ走って最後の最後、空港まであと3キロのGSでベコった…○| ̄|_
posted by らくだ at 22:29 | Comment(5) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

【写真】新しい北京、古い北京−自転車編

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 天安門広場から天安門を撮っていたら、ミニサイクルに乗ったお兄さんが颯爽と通りすぎて行った。たぶん折りたたみ自転車だと思う。まったく関係ないけれど、あれからもうすぐ20年、六四天安門事件で亡くなった人たちへの祈りを心の中で捧げてきた。

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 胡同(フートン)と言われる路地には、まだ昔ながらの実用的な自転車が残っている。といっても胡同自体があちこちで消えていて、昔ながらの家が取り壊されて集合住宅に建て替えられる例が増えているそうだ。

 胡同めぐりの観光をしたわけじゃなく、たまたま街中を歩いていて見つけた路地に入って歩き回っただけ。古い北京の風景にはそれほど触れることができなかった。
posted by らくだ at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

チャイナデーリーの地図に憤慨

 しばらく更新をさぼった言い訳の前に、ご覧いただきたいものがある。中国の英字紙「チャイナデーリー」の豚インフルエンザ関連記事下部にある感染経路の地図だ(リンク切れになっていたらこちらをご覧あれ)。これってまるで日本が感染源みたいに見えない? 成都の感染男性はカナダで感染した寝屋川の高校生&教員とはまったく別経路のはずなのに、地図のタイトルを直訳すると「ウイルスはいかにして広がったか」だ。この地図に意図的なものを感じて憤慨してしまった。

 チャイナデーリーの記事を久しぶりに読んだのは、5日からきょうまで北京に出かけてきたからだ。

 豚インフル対策として、旅行前にマスクを1人当たり8枚用意した。夫が最初に3枚ずつ買ってきて、それじゃ足りないかもしれないと5枚ずつ買い足した。成田についたら空港職員でもマスクをしていない人は多いし、旅行者だって花粉の飛散が一番多い時期に比べたらマスク姿の人は少ない感じ。マスクをしてせわしなく歩き回っているのはTVカメラを持ったマスコミの人だけで、な〜んだと肩透かしにあった気分だった(ということを空港からこのブログに投稿したつもりだったのに、アップされていなかった…)。

 利用したのはノースウエスト29便。そう、8日の同じ便に乗っていた中国人男性の豚インフル感染が確認されたばかりだ。もちろんそんなことは数時間前まで知らなかったので現地では何もなくすごし、今日の早朝に空港でチェックインを済ませたところまでは普通と変わるところは何もなかった。

 何かおかしいと思ったのは搭乗が始まってから。アッパークラスなどの優先搭乗が終わっても一向にエコノミークラスの搭乗が始まらない。15分あまりたってから搭乗が始まったらすぐに中断。どこからかマスクが持ち込まれ、地上職の人たちが一斉にマスクをし始めた。

 それからしばらくして搭乗が再開したと思ったらまた中断。今度は透明なビニールの手袋が配られ、みんなが手袋をしている。なんでこんな途中でマスクや手袋をするんだろう…と思ったのだが、多分このあたりでノースウエスト航空を利用した成都の男性の豚インフル感染が報道され、あわてて対策がとられたんじゃないだろうか?

 さらに搭乗が止まると、白ずくめの防護服を着た人が2人現れ、乗客らしい一般人2人と隅の方で何か話している。なんとなく緊張感が高まった。結局何もなかったみたいだ。最後尾近くの私が搭乗したのは最初の乗客が乗ってからたっぷり45分くらいたっていたと思う。出発は定時の1時間遅れだった。機内では私もマスクをしていた。

 成田について入国審査前の検疫でも私の4人くらい前にいた人(中国のパスポートを持っていた)が引っかかっていたというか、「後ろに行って」みたいなことを言われて通してもらえず、『あれ、中国からの便なのに厳しくておかしいな』と思った。帰宅したら「中国本土の成都で感染者」というニュースをやっていて、しかも感染者が私たちの3日後の同じ便に乗っていたと知ってビックリ。

 8日のNW29便に乗っていた日本人25人は、既に帰国した人や連絡のつかない人などを除き15日まで隔離されるとか。あと3日遅かったら私たちも大変な目に遭っていたところだった。たまたま8日のNW29便に乗ってしまった人たちが豚インフルに感染せずに無事帰国することを祈るばかり。
    
posted by らくだ at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

ユナイテッド航空の新ポリシー

 太った乗客には2人分の料金を払っていただきます…。米ユナイテッド航空が数日前からこんなポリシーを導入した。対象となるのはこんな人たち。
1人分の座席に納まりきらない人

シートベルトを1本延長してもうまく締められない人

座っているときにアームレストを下ろせない人
 う〜ん、最初に「太った人は2人分の…」って聞いたときは、そこまでやらなくてもいいんじゃない?と思ったんだけど、上記の条件を知ったら正直な話、2人分請求されてもしょうがないかな〜と思った。

 この条件に合てはまる人は隣に乗客がいない席に移動させられ、もし空席がない場合は空席があるクラスに有料でアップグレードするか、あるいは次便以降の空席のあるフライトに振り替えるという。当てはまる人にとっては大変な話だ。アメリカのことだから“体格による差別で人権侵害だ”って訴訟が起きるんじゃないかな?
posted by らくだ at 23:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年04月02日

外国人注目の日本の観光スポット

 世界最大級の旅行クチコミサイト、トリップアドバイザーの日本部門が「2008年 外国人からの注目度が高かった観光名所総合ランキング」を発表した。トップ20は以下の通りで、私にとってはかなり意外な結果だった。
 1位 築地市場(東京)
 2位 東京ディズニーランド(千葉)
 3位 ポケモンセンター東京(東京)
 4位 六本木ヒルズ(東京)
 5位 東京ディズニーシー(千葉)
 6位 浅草寺 浅草観音堂(東京)
 7位 金閣寺(京都)
 8位 伏見稲荷大社(京都)
 9位 スパワールド(大阪)
10位 USJ(大阪)
11位 大江戸温泉物語(東京)
12位 清水寺(京都)
13位 スパラクーア(東京)
14位 大阪城(大阪)
15位 明治神宮(東京)
16位 宝川温泉(群馬)
17位 海遊館(大阪)
18位 四天王寺(大阪)
19位 北海道神宮(北海道)
20位 新宿御苑(東京)
 私は恥ずかしながら築地市場の競りを見たことがない(もっと遅い時間に周辺をブラブラしたことはある)。東京在住だからいつでも行けると思っていることもあり、わざわざそのために早起きする気になれない。私の周りでも早朝に築地市場へ行った人の話を聞いたことがないのだが、案外とみんな『東京に住む日本人のたしなみ』として既に訪問しているのだろうか? 

 それにポケモンセンターって何ですか、それ? そんなものがあることすら初めて知った。北海道には3回行ったにもかかわらず、北海道神宮という言葉を見るのも初めてだった。北海道といえば一番は函館の夜景でしょ!と思うのだが、一般的にはあるいは外国人にとっては違うらしい。

 海外からの観光客って大都市志向なのか、それとも地方の良さが知られていないのか、全体的に東京(TDR含む)と大阪・京都に集中しているのも興味深い。

 私の大好きな温泉をみても、ランクインしている4カ所のうち3カ所(スパワールド、大江戸温泉物語、スパラクーア)は都市型の温泉アミューズメントパークって感じで、日本の昔ながらの温泉を実感できる場所じゃない(といっても、私はこのうち大阪のスパワールドしか行っていないのだが…)。自分としてはもっと古くからある温泉の良さを知ってもらいたいのだが、そういうニーズはないのだろうか? 

 1行目リンク先にある国別のランキングをみると、どうもドイツ人はテーマパークが好きじゃないみたい。逆にインド人は1位東京ディズニーランド、2位の野沢温泉(なんで?)を挟んで3位にUSJ、4位東京ディズニーシーとテーマパークが関心を集めている。国別ランキングでこの野沢温泉以外にランクインした温泉はスペイン人の宝川温泉(3位)だけだった。
 
 
posted by らくだ at 12:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

一足早い花の旅@京都

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偶然通りがかった長徳寺(京阪・出町柳駅近く)門前のおかめ桜が満開だった。携帯で写真を撮っている人がたくさんいた(おかめ桜という種類だということは、写真を撮っている人に教えてもらった)。

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叡電・鞍馬駅前はまだ梅の花が咲いていた。

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雨上がりの朝、京都駅に映った京都タワー。今回はこの展望台にも初めて行ってみた。

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清水寺のユキヤナギ。

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同じく清水寺のコブシ(モクレン?)

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清水寺近くも桜がほんのり咲いていた。しっかし、せっかくの眺めが電線で台無しになることが多かった。京都みたいなところこそ、電線の地中埋設を進めてもらいたいもんだ。

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金閣寺で見かけた英・韓・中のおみくじ。日本語併記で100円。英語のを引いたら"fairy good"で小吉だった。
posted by らくだ at 15:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

京都の不思議

 久しぶりに京都観光に出かけ、高校の修学旅行以来となる清水寺、金閣寺といった王道の名所を回ってきた。清水寺が新世界七不思議の候補になった話(結局選外になっちゃったけれど)は以前、このブログで書いた記憶があるのだが、私にとって京都最大の不思議はエスカレーターの立ち位置だった。

 エスカレーター上を歩かない人が立つのは関東(東日本?)は左側、関西(西日本?)は右側という不文律があると思い込んでいたのに、京都駅と京都の駅ビルでは皆さん左側に立っている。最初、右側に立ったのに前がスカッとあいているのに気づいて『あれ、京都って関西じゃないの? おかしいな〜』とうろたえながら、あわてて左側に移動した。

 それなのに、地下鉄東西線の太秦天神川駅で『そういえば京都も左側だったな』と左側に立ったら、ほかの人は右側に立っていて混乱した。どうなってるの?

 夫が誰かから聞いた話によると、京都はしきたりを知らないヨソ者(観光客)が多く、何人かが左側に立つと地元の人も『ま、いっか…』的に左側に立っているそうだ。だから観光客の少ない地域(確かに太秦天神川駅は観光客が少なそうだった)や朝夕のラッシュ時はちゃんと右側に立っているという。

 私としては確認したかったのだが、残念ながら今回はラッシュ時に京都駅を利用しなかったので確認できなかった。すごく気になっている。
posted by らくだ at 21:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

2年ぶりの台湾(1)

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 ほぼ2年ぶりに台湾を訪ねてきた。その2年の間に陳政権から親中派の馬政権に代わり、グググッと中国寄りに舵が切られたことを一介の旅行者ながら強く実感した。

P1100296.jpg まず、台北の空港での入国審査。私たちの後ろには「浙江省旅遊…」の旗を持ったガイドを先頭に数十人の団体が並んでいた。両替所には「人民元の交換を歓迎します」という意味の張り紙がある。中台間の航空便も予想以上に多く飛んでいた(写真はちょっとブレてしまった)。

 さらに、中国から贈られた二頭のパンダが台北動物園で旧正月から一般公開され、台北はちょっとしたパンダブームになっている。中国のパンダ外交の威力は健在だ。動物園前には長蛇の列ができていて、パンダの帽子をかぶった子供たちが次から次に動物園から出てきた(私は動物園駅まで行っただけ)。その昔の日本のパンダブームを思い出して微笑ましかった。

 中国の影は予想以上に色濃く、わずか2年でずいぶんとムードが変わるもんだな、と感心した。日本を振り返ってみれば、2年前に台湾に来た際には安倍さんが首相をやっていたわけで、遠い昔のことのように感じられる。日本だって2年間でそれなりに変化があったと言うべきかな。
タグ:台湾
posted by らくだ at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年01月30日

「最も汚いホテルランキング」

 旅行関係のランキングが数多くあれど、「最も汚いホテルランキング」なるものは初めて見た。世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザーのまとめだ。「トップ10」という表現がやや気になったが、「ワースト10」とすると救いようがなくなってしまうので「トップ10」が妥当なんだろうか。

 このランキング、よく分からないのはフランス、ドイツ、アメリカ、イギリス、イタリア、スペインは国別なのに、アジア地域は「アジア」と「インド」の2項目にわかれているだけだ。アジアのランキングは以下の通り。

 1位 ファーストホテルバンコク(タイ)
 2位 ホテルグランドセントラル(シンガポール)
 3位 インペリアルホテル(香港)
 4位 ロイヤルピーコックホテル(シンガポール
 5位 ウォラブリスクンヴィット・ホテル&リゾート(タイ)
 6位 コルマールトロピカルアフレンチティームドリゾート(マレーシア)
 7位 オックスフォードホテル(シンガポール)
 8位 シティゲートホテル(シンガポール)
 9位 ロイヤルパークヴューホテル(タイ)
10位 アセアニアリゾート(マレーシア)

 幸か不幸かいずれにも泊まったことがない。でも、私はもっとも汚い所に泊まっていると思う。そもそも上記ランキングの対象はホテルだけで、もっと安いゲストハウスが含まれていない。

 学生時代の私は「安さはすべてに優先する」原則で旅をしていたので、東南アジアを旅するときの宿泊費は原則として1泊300円。寝ていたら顔の上をネズミと思しきものが走って行ったり、トイレとシャワーに利用する水ガメの水がボウフラだらけだったりなんてことはよくあった。

 上記のホテルの宿泊料をみると結構お高いところがある。要するに絶対水準の汚さで判断したというよりも、口コミサイトに掲載されるようなレベルのホテルで「宿泊料の割に満足度が低かったところ」ということなんだろう。

 しかし、大きな口コミサイトでこんなネガティブランキングを発表する影響は決して小さくないだろうに、名指しされたホテルから苦情とか来ないんだろうか? ここまでサイトが大きくなれば(日本ではまだ知名度は低いとはいえ)怖いものなしといったところだろうか? 日本だと最大手はフォートラベルかな? こんなネガティブランキングを発表することは絶対にないだろう。
posted by らくだ at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

三段壁

三段壁

 和歌山・白浜で温泉だけじゃなく、少しばかり観光地めぐりをした。三段壁という景勝地へ。

 記念写真撮影のお兄さんたちは暇そうにしていた。観光客が持参したカメラのシャッターは無料で押してくれるという張り紙はあるものの誰も頼んでいない。向こうから声をかけてくることもない。秋に行った白川郷のお兄さんたちとは大違いだ。

いのちの電話

 断崖絶壁の端には柵がない。縁まで近づけちゃう。柵の代わりにあるのは「いのちの電話」の看板。「重大な決断をするまえに一度是非ご相談ください 連絡お待ちしています」と書いてある。う〜む、こんな観光名所は初めて訪ねた。腕組みをして見入ってしまったから、傍から見れば看板を見て自殺を思いとどまった人に見えたかもしれない。
posted by らくだ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
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