2004年04月06日

最初からつまずいたラルフ・ネーダー

 米消費者運動家のラルフ・ネーダーは、マジで今回も大統領選に出馬するつもりなんだ。前回は台風の目になって民主党の票をずいぶん食い荒らしたみたいだけど、今回はちょっと風向きが違うみたい。

 ネーダーが5日夜にオレゴン州で開いた政治集会に集まったのは741人だけ。オレゴン州の法律では1回の政治集会で1000人の署名を集めなくてはいけないという。そこで3ヵ月かけて1万5000人の署名を集める方針に転換したそうだ。(AP通信の元記事)集められるのかなぁ。

 2001年にオレゴン州で開いた政治集会には7000人が参加料を払って出席したというから、もう飽きられたってこと? それもしょうがない。だってこの人、私が子供のころから活動していた。若い頃は「いろんな企業にいちゃもんつけている人」と認識していた。今もそんなに変わっていないかも。昔に比べたら随分おとなしくなった印象だ。それとも単に活動が日本で伝えられないだけかな。

 これでケリーはブッシュとの一騎打ちができそう。民主党に政権が変わったら何年かぶりにアメリカ旅行もいいなぁと思っていた。でも、ことしの9月ごろからビザ免除の日本人もアメリカ入国時に指紋押捺と写真撮影が義務付けられると聞いたら、たとえケリーが勝ったとしても行く気がなくなった。
posted by らくだ at 20:30 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする
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