プライバシーと報道とか知る権利といえば、最近、ちょっと気になることがあった。例の静岡県・磐田市長の長女が失踪?した事件だ。山梨県で保護された当日、民放テレビでは夕方からじゃんじゃん伝えていたみたいだけど、私はこの日の夜はNHKの7時のニュースしか見なかった。そして7時のNHKニュースではこの事件について報道しなかったので、私は市長の長女が見つかったという事実を深夜まで知らずにいた。
11時をすぎてから随分前に保護されてニュースにもなったと聞いてビックリ。だって私の中じゃ「現場付近で2月に不審な車が目撃されていた」で情報が止まっていたんだもの。
NHKだって、長女が見つかった夕方の時点でテロップ速報はしているのかもしれない。でも視聴者の多い7時のニュースで「市長の娘は無事に保護されました。警察では事件性は薄いとみています」の一言ぐらいあってもよかったんじゃないの? 私だってまったく関係ない一国民だけど心配していたんだよ。
私は長女に何があったかなんて興味ない。無事だったという事実だけ知りたかったんだ。私には知る権利はないのかな。プライバシー保護の大義名分のもと、これまで競うようにして伝えていたニュースを消し去って知らん振りはちょっとひどくありませんか?
プライバシー云々以前に、事実上の検閲だということに、マキコも気づいて止めたといったところでしょうね
あまり考えのない真紀子女史も検閲は本意ではないのでしょう。
この人の行動は他意がないのですが、悪くすると、その他意の無さが重大な結果を招くことに今回は気づいてくれたようです
ちなみに、損害賠償の訴訟は起こすようですね
磐田市長の件ですが、ケーサツ発表は都合によって操作されますから、委細は我々は知る由もありません。
ジャーナリズムには大本営発表を印刷(放映)するだけでなく、事実を検証したり、疑問を示したりする使命感をもって報道して欲しいでつ。
それで今度は「プライバシーの侵害になるので見つかって以降のことは他社のニュースでどうぞ!」っていう姿勢は私には理解できませんでした。