前の病院と差額ベッド代は同じながら、部屋の設備はずいぶん違う。前の病院は部屋にユニットバス、台所(シンクだけ)、応接3点セット付きだったのに、今回の部屋はトイレのほかはソファがあるだけだ。当然ながら狭い。テレビは液晶でプリペイドカードを買わなくても見られるのだが、全般に設備は前の病院のほうがいい。
それでも転院してよかったと思ったのは、「担当させていただく○○です」と看護士さんが挨拶に来て、部屋に案内してくれた後もいちいち丁寧に説明してくれたことだ。主治医と担当医も2人揃ってすぐに現れたので挨拶できた。大仁田みたいなことをいう(書く)の恥ずかしいが、挨拶は大切だ。
前の病院は指示された病室で待つように言われて数十分待っても誰も来ず、こっちから再度ナースステーションに出向いたら、看護士さんが面倒くさそうに紙切れを持ってきて「これに書いておいてくださいね。あと体温も測っておいてください」と事務的に言われただけ。こっちが一生懸命挨拶しているのに、まったく手ごたえがなかった。病院によってこんなに対応が違っていいんだろうか。
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それなら、ホテルやレストランのようにランク付けでもやれば?と思うんですけど、内々にしか情報は伝わらない。不可思議な商売ですよ。
白い巨塔が書かれてから何十年もたっているというのに、医者・病院ていまだに聖域ですよね。患者側は「これからのこともあるから…」と言いたいこともいえず、聞きたいことも我慢。
しかも医者には現金で謝礼を渡すのが常識だとか…。常識知らずの私には摩訶不思議な世界です。
無事手術も終わり退院して、旅行(沖縄に里帰りですが)にも行き、東京に戻ってきて久々にパソコンに向かってます。
あの時、個室に入れられると騒いでいたのですが、結果から言うと、最初の2泊だけですみました。あとの1週間は4人部屋(差額ベッド代なし)。
結局最後までサインを拒否。運がよかったのが、手術日11月4日の前日の入院日が休日だったため、受付が閉まっていて、入院手続きが翌日以降しかできない、しかも翌日は手術の当日で朝からばたばたしてその日も手続きが出来なかったこと。サインをしていない人からはさすがに差額代が取れないと思ったのか、手術の翌日には、部屋を変えますかと看護婦に聞かれた。
まあ、二日分くらいなら払ってもいいと思って、二日分だけ書類にサインしました。
4人部屋は私以外にもう一人患者の人がいて、その人とは夜中までおしゃべりしたりお菓子を分け合ったり、寮生活のようでとても楽しい入院生活になりました。
らくださんのお父さんの場合もそうだと思うのですが、入院前はあんなにいろいろ考えたのに、なんだか狐につままれたようなあっさりと状況が変わったりするものですね。
ちなみに、私は謝礼など1円も渡しません。看護婦さんには本当にお世話になったと思っているので、何か持っていこうかなぁと考えているところです。
退院おめでとうございます。手術、退院、里帰りと順調に進んでよかったですね。サインを最後まで拒否したというのはパチパチと拍手したい気分です。
同室の人とも仲良くなって、終わりよければすべてよし!ですよね。なんだか私まで楽しくなってきちゃいました。
それから退院してもわざわざ報告しにきてくれたのが、私としてはすごく嬉しかったです。このところ寒い日が続いているので、体調を崩さないように気をつけてくださいね。