一昨年のネタは秋葉原で商業ビルの建設工事中に温泉が湧き出たため商業ビルをやめて温浴施設を建てることになり、その名も「萌えの湯」になったという話だった。自分ではあり得ないシチュエーションだと思ったんだけど、大真面目に書いたせいか信じちゃった人が何人もいたのよね。
そこで今年は趣向を変えてみた。読んでいくと最後の段落にあり得ない団体名と人物名が出てくる。その固有名詞さえ見ればみんな絶対にエイプリルフールネタだと気づくはずだった。あぁ、それなのに…。
複数の読者から「団体名と人物名が間違っていますよ」という指摘のメールをいただいちゃった。この人たちは記事の内容を頭から信じきっているのだ。その上で、『あら、らくださんたら最後の段落の有名人の名前を打ち間違えているので教えてあげなくちゃ』という親切心からメールを送ってくれたのは一目瞭然。うぅ、申し訳ない。
私ときたら誤字・脱字・変換ミスの常習犯だから「身から出たサビ」といえなくもないのだが、こんなに簡単に知らない人(の書くこと)を信じちゃう人がいるとは思わなかった。私にだまされちゃった人たちって振り込めサギなどの犯罪被害に遭ったりしないんだろうか。心配になってくる。
とここまで考えて、ちょっと待てよ、逆にいうと適当な作り話を信じ込ませられるあたしに詐欺師の才能があるってことかもしれないと思い至り、さらに落ち込んでいる。
まぁこういう人の場合、文章の最後とか途中で
エイプリルフールネタだよ!!と明記した方が、
いいかもしれませんね。
そしたらお、上手いなと皆思うだろうし。
一昨年だけでなく、ことしのエイプリルフールも別のブログの話です。まぎらわしくてすみません。