この時事通信の記事はゴミ問題のカテゴリに分類されている。つまり、沿道の観戦者に配られる小旗が結局はゴミになってしまうということが問題視されているってわけだ。そもそも、小旗の広告効果っていかほどなんだろう。テレビには映るものの、あれをみて「よしっ、○○マラソンのスポンサーになっている△△新聞を購読しよう」なんて気になる人がそんなにいるとは思えない。
私が以前から違和感を覚えているのは、ゴミ問題とは別のところにある。沿道の人がいっせいに同じ小旗を振っているのって北朝鮮チックというか、出征する兵士を見送っているように感じてしまうからだ。中でも朝日新聞の社旗がヒラヒラしているのを見ると、うっ…とたじろいでしまう。
友人にそんな話をしたら、冷ややかな目で「ちょっとぉ、戦時中の人間でもないのに、なんでそんなバーサンくさい感性なの」って言われて終わった。
ところできのうの名古屋マラソン。Qちゃん人気がほかのマラソンランナーとは別格なのは、あの愛くるしい笑顔のほか「走ることが楽しくて楽しくてしょうがない」という姿勢にあったと思う。それがいつからか(シドニー五輪のあとかな)、Qちゃんはその楽しさをすり減らしていき、その表情が段々と変わっていったように思う。背負うものが多すぎるってのも大変だ。これからはもっと自分のために走ってほしい。
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そうするとどんどん配る旗が増えていって配りきれなくなり、「両手に持って応援してください」とか、無謀な押し付けがあったりして…。(^^;