このところ米大統領選絡みのニュースときたら、候補者の人物像や政策の話はどこへやら。オバマまんじゅうとかオバマバーガーにダルマ、そんな話題の方が目につく。
これは「マスコミのレベルが低いせい」とか「民度が低いせい」なんて意地悪なことを言わずに、「微笑ましい」ととか「アメリカの政治が身近になった」と歓迎すべきなんだろうか。
オバマといえば、2004年の上院選に出馬した時からアメリカのリベラル派の間ではもすごく期待されていた。当時「オサマ(ビンラディン)と名前が似ているのが不利かもしれない」なんて書いている新聞だか個人ブログがあったのを覚えている。光陰矢のごとしとはまさにこのことだ。
民主党の大統領候補者選び、米アイオワ大学が開設しているアイオワ電子市場の「政治先物取引」ではとっくに勝負がついている。
3日の終値でオバマ相場は0.825ドル、クリントン相場は0.181ドル。これは投資した候補が勝てば1ドル戻ってくる取引で、要するに3日の終値段階でオバマに投資してオバマが勝てば0.175ドルの儲け、クリントンが勝てば0.819ドルの儲けになる。
相場の推移を示すチャートを見れば優劣は一目瞭然。黄色がオバマ、青がクリントンだ。オバマは2月6日以降、一貫してクリントンを上回っている。
この先物取引には8年前から注目してきた。世論調査よりも精度が高いとして当時からアメリカで注目されていたからだ。世論調査は人気投票なのに対し、こちらはお金が絡んでくるから好き嫌いは抜きで純粋に「勝ちそうな候補」に投資することになり、結局は結果を予知するにはいい材料ということなのだ。
ということは、この政治先物取引は賭け事と同じではないだろうか?大学がこんなことをやっていいのだろうか? という疑問を毎回の選挙で感じつつも毎回注目している私だ。
栗きんとんをサービスするとか
「平利栗きんとん」・・・
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080304h
「刑事プリオ」「セリーヌでイーオン」と同列
小浜市で栗きんとんの上にオバ饅頭を乗せて売るとかいう話も聞きました。もうちょっとひねりが欲しいような気もします…。