この場合、かわいそうだけど走者(ケニアのチョロノ選手)は失格になるもんだと思っていた。一番悪いのはしっかり誘導しなかった主催者側だと思う。本人はたとえ事前にコースをしっかり確認していたとしても、40キロ走ってきて疲れきっていて思い出せなかったのかもしれない。それでもスポーツはある意味で残酷なものだ。約800メートルも距離が足りないのなら公式記録にはなりようもない。テレビ実況の人たちも、あとで失格になるだろうと言っていた。
ところが、ついさっき読んだニュース(時事通信)によると、そのままチョロノ選手の優勝が決まったそうだ。公式記録にはならないけど、実際のゴールタイムから不足距離を走った場合の時間を算出して参考記録を出したという。計算して記録を作るなんて初めて聞いた。国際陸連はこの解決方法を認めるのだろうか? 悪しき前例にならないといいけど。スポンサーのANAにしても大会の格が下がって迷惑なのではないだろうか。
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あまりにお粗末な出来事ですね。
北京オリンピック、このような事が沢山有りそうでかなり不安。
北京では前回のデリマ選手みたいに走行妨害される選手が出たらどうするのでしょう?「妨害されなかったとしたらこのぐらいのタイムで走ったはず」というのを計算するのかなぁ、なんてくだらない心配をしてしまいました。
やれやれ、ルール違反という例外を認めたら大会なんて成り立たないのに。呆れてものが言えない出来事ですね。とりあえず今回のマラソンのニュースのリンク先を下記に書き込みます。
http://www.sankei.co.jp/news/051016/spo087.htm
http://www.asahi.com/sports/update/1016/115.html
こうやってハード面では取り繕えるのかもしれませんが、ソフト面はどうなんだろう?と不安です。あと3年しかないんじゃ変わりようがないですよね。