要するに彼が言いたいのは、ケリーが先日のディベートでいつになくタカ派ぶりを発揮したってこと。具体的に挙げている部分は次の通り。
"What I want to do is change the dynamics on the ground,’’ Kerry volunteered. ‘‘And you have to do that by beginning to not back off of Falluja and other places and send the wrong message to terrorists. You’ve got to show you’re serious."時間がないので乱暴に訳すと、ケリーはファルージャなどで攻撃の手を緩めてテロリストに間違った印象を与えてはいけない、(アメリカはテロ撲滅に)真剣だということを示さなくてはいけないと言っている。
それからもう一つは先制攻撃について。これまでケリーは先制攻撃の可能性について、かなり曖昧な態度だった。それがディベートでは
"The president always has the right and always has had the right for pre-emptive strike."と、大統領は先制攻撃の権利を持つとはっきり述べている。
サファイアてものの見方が変わっていて、コラムが鋭いから昔からけっこう好きだ。