2004年09月24日

ケリーのアキレス腱

 3月3日に「逆タマ大統領は誕生するか」というエントリーを書いた段階では、テレサ・ハインツ・ケリーは吉と出るか凶と出るか、まったく分からなかった。現段階でどちらと出たかと聞かれたら「凶」と答えざるを得ない。

 記者に対して「Shove it!」なんていう汚いことば(意味が知りたい人は調べましょう)を言ったのをテレビで何回も映されちゃったし、彼女の率直さはどうもいい方向に出ていないようだ。8月のファーストレディ支持率調査でも、ローラ・ブッシュが70%、テレサが43%と大きく差がついた(日経新聞)。

 ケリーの立場がやばくなってきたのを認識しているのか、22日の講演では「オサマ・ビンラディンが10月に現れても驚かない」ときた(The Business Journal)。ようするに、選挙前にビンラディンがつかまれば、ブッシュの支持率がさらに高くなってケリーは負けてしょうがないといいたいんだろう。早くも言い訳モードに入っているような雰囲気。
posted by らくだ at 23:07 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック