2004年03月09日

ヤクが切れた!

 きのうより気温が上がったせいか、外に出るとほぼ同じに鼻の粘膜が花粉に反応。まさに花粉全開といった1日で、このシーズンで一番苦しい日を過ごした。

 いつも1日2回服用している薬が全然効かない。鼻が垂れてくる。とにかく何も手につかない。まるで別人の自分がいるみたいだ。麻薬中毒者のヤクが切れた状態ってこんな感じかもしれない、とバカなことを考える。

 家では鼻の穴にティッシュを詰めていたって夫にバカにされるぐらいだけど、まさかその格好で外を歩けない。もっと強い薬を処方してもらいに行くのにポケットティッシュを3つ使い切り、ヤバイところだった。

 処方してもらった薬は「症状がひどい時、夜寝る前に服用する」と聞いて困った。だって一番つらいのは朝起きたときなんだよ。それを夜まで待っていられない。「すぐに効かないとダメなんです」と訴えた結果、「眠くなっても良ければ飲んでもいい」とお墨付きをもらった上、「本当はあまり出したくない」といわれつつ抗ヒスタミン剤も出してもらった。これで11日からの九州旅行を乗り切るつもり。
posted by らくだ at 20:55 | 東京 ☀ | Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同病相哀れむという言葉があったように思いますが、私もアレルギー性鼻炎にはほとほと泣いています。
春の花粉に限らず、寒い時期は始終くすんくすんしています。それでも天気予報で言っているように今年はずいぶん軽いけどね。
寝ているときに鼻が詰まって口を空いて痴呆のような顔で寝ていると、起きると喉がからからにひからびているときもあります。
このあいだの扁桃炎もそれで悪化したのかもしれない。
おだいじにね。九州で温泉は入れば緩和するでしょ♪
Posted by 太宰 豪  at 2004年03月09日 22:40
えっ、おんなじかもしれない。

 私も口開けて寝ているらしい。夫がクスクス笑っている気配で起きたこともあり。正面からみると「はにわ」、横から見ると「あさって君」に似ているそうで、「世の中にこんなに間抜けな顔はない」とまで言われてます。そこまで言われると、泊りがけのオフミに参加する勇気がない私…。

 それでも、去年は2月からこのぐらいの症状が出ていたから、今年は確かにラクなんですよね。
Posted by らくだ at 2004年03月09日 23:14
驚かれるかもしれないけど
わたしゃ、花粉症歴かれこれ30年になります。

最初は目の玉とりだして砂で洗いたいほど、目が痒くなり
そのうちくしゃみ、鼻水、頭ボ〜、集中力ゼロ
当時、和文タイプの仕事を自宅でやっていたのでとてもつらくて仕事にならない。

そんなとき、知人の歯医者さんから「ボクこれ使っているけど調子良いよ」と言われて薬をもらった。
全身の血が頭に昇って心臓がバクバクなり死にそうになったのでやめた。

年を経るごとに症状はひどくなり、仕事や外出など気力もなくなってしまった。
10年程前、知人から一発注射を教えてもらった。
一発打てばその年はまったく出ないとのこと。
そのときは、もう一発で死んでも良いと思うくらい辛い毎日だった。
意を決してその医院へ行った。医院に入りきれないほど患者が並んでいて200番代の札をもらった。ゲッと思ったけど、そこは一発注射はやいこと、早いこと、すぐに番が回ってきた。

診療室の隅で目玉に注射しているお爺さんがいてビビッた!
先生の鼻粘膜の視診だけで花粉症を確認、腕に皮下注射。
その間、3分もかからない。
目玉注射のお爺さんは違う病気だった。

次から次へと患者が流れ作業のように注射を終わって帰っていく。健康保険も効くので安い。

帰途、運転中に鼻水は出ていないことに気づく。あれ?
あたまも痛くないじゃん! へぇ?なにこれ!
うっそー! 花粉症ってどんなんだっけ?

それから1年間、快適な生活が続き、翌年もまた春先になると注射を打ってもらった。打てば快適になるので経験患者はみんな安心した表情だが、初心者は不安な顔をしている、そんなことが何年か続いた。

数年前、今年の注射はいつもの薬と違うと打たれた瞬間感じた。
鼻水は止まっていた、そのかわり顔がいやに熱い。
鏡を見た、ムーンフェースに近い顔のほっぺたに血管がリンゴのように真っ赤になっていた。
普段、血色は良くない方なのに白いファンデーションを塗っても桃色ほっぺになった。
半年ほど副作用は続いた。そして、怖くなって注射を止めた。

それから不思議な事に花粉症が軽くなった。年々軽くなっている。年をとると全てが活発でなくなるのかもしれない。
花粉症というが、花粉だけでなく公害、食害が原因だと今でも信じている。
Posted by 聖婆 at 2004年03月10日 11:37
 聖婆さんの書き込みを読んで、「お、注射を一発打つだけでいいのか、よし、今度はそれだ!」と思って読み進んで行ったら恐くなってきました。鼻の粘膜をレーザーで焼くとか、いまはいろんな方法があるそうですね。

 普通の内服薬でも医者によって全然違いますね。以前は、抗ヒスタミン剤の強い薬を出す医者に行っていました。よく効くし。医学に詳しい友人に「えっ、そんな薬を飲んでいるの。やめたほうがいいよ」と言われてから医者を変えました。今の医者は、それぞれの薬の良いてんと悪い点を教えてくれ、私の希望も聞きながら処方してくれるので一方的に処方箋を出してきた前の医者よりも安心できます。

 私も花粉症患者の増加は、単に植林した杉の木が成長したという理由だけじゃないと思います。生活が便利になったことで失ったもの、というか抱え込んだやっかいごとって多いですよね。私も食事や環境に原因があると思います。

 友人にも知らないうちに体質改善したのか花粉症が治った人がいます。私もそれを待ちましょう。
Posted by らくだ at 2004年03月10日 22:58
らくださん、わたしのブログにメッセージどうもありがとう☆"
私も聖婆さんの注射のお話を読んで、こわくなってしまいました・・・・・

私も公害(というか化学薬品)とか食べ物が関係あると思います。
アメリカって、すごくアレルギーの人が多いんですが、それって(ここ数年日本もそうなってきている気がするけど)、なんでも「除菌、除菌」って言って、強い殺菌剤の入ったものを何にでも(お風呂、台所、果ては手を洗うためのせっけん、からだを洗うためのせっけん、除菌ティッシュまで…)使っているうちに、からだの免疫力が落ちてしまうそうです。

私はそれを聞いて、必要のない限りそういう「殺菌消毒○○」みたいなのは買わない・使わないことにしています。
ライゾールって、ソファーとか部屋にスプレーするのもありますよね。
昔はそんなのなくても、私はお腹をこわしもしなかった・・・・

それから食べ物ですが、タンパク質が多い食事はアレルギーを悪化させるそうです。
欧米型の食事で、日本人もお肉や乳製品をいっぱい摂るようになって、アレルギーになる人も増えたのではないでしょうか・・・。

皆さんの花粉症、早くらくになりますように。
Posted by POWdER at 2004年03月22日 09:06
POWdERさん、ようこそ。
 私も95年から98年はニューヨークに勤務していました。私はこのときの方が花粉症の症状が出なくてラクでした。住んでいたアパートのすぐ脇に青空市が出て、アップステートの農場などから野菜などを売りに来るんです。

 卵のパッケージもプラスチックじゃなくて紙だったし、マッシュルームを木のカゴに入れて売っていたりして、なかなか良いところでした。日本よりも健康な食生活を送れたのはラッキーでしたね。スーパーに行っちゃうとノーファット、ローファット食品がずらりと並んでましたが。

 アメリカはブッシュが大統領をしている限りプライベートで行く気はしませんが、アメリカ暮らしは懐かしいです。今後ともよろしくお願いしますね。
Posted by らくだ at 2004年03月23日 00:37
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Excerpt: 「ヤクが切れた!」ってのにはんのうしてつい読んでしまいました(笑)。 わたしは花粉症じゃないけど、アレルギーなのでわかります    >鼻が垂れてくる。とにかく何も手につかない。    >ポケットティ..
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Tracked: 2004-03-20 16:36