2005年08月26日

ねじれ現象

 私の回りで興味深い「ねじれ現象」が起きている。これまでの選挙では無所属・共産・社民(社会)などいわゆる革新政党・革新候補にしか投票したことがないという昔からの友人が、「今度の選挙では生まれて初めて自民に投票するつもり」というのだ。ほかにもう1人から「過去10年余りで初めて自民に入れる」という声を聞いた。2人に共通するのは「コイズミ改革を逆行させてはならない」という考えだ。

 半面、別の友人に「今度の選挙で初めて自民に入れるって言ってる人がいるんだよ」と教えてあげたら、彼女は怒り出した。「これまでずっと自民に入れてきたけど、今度の一方的な解散とお家騒動で愛想がつきた。派手なパフォーマンスだけで国民は置き去りにされているような気がしちゃって」という。それなのに新たに自民党を支持する人がいるなんて理解できないという。それでどうするつもりかといえば、「自民党を離党した人が結成した新政党も無所属も頼りないし、自分と地元支持者の権益しか考えていないように感じる。今回は不器用そうな民主党に入れてみようかなと思っている」というのだ。

 あたしゃ結構さめててシニカルにみているコウモリ的な立場だから、どっちの言い分も「なるほどねぇ」とそれなりに理解できる。我が身を振り返ると、積極的に支持する人も政党も特に見当たらないんだけど、そうかといって消去法的にピックアップしようと思うと、今回はいつになく決めるのが難しい。

 マスコミのワイドショー的な報道や言葉遊びに踊らされすぎちゃったかな。これから面白半分の選挙報道は「日光の三猿」になったつもりで無視しようか。どうも雑音ばかりが耳と目に入ってきていけない。だからアウトプットの質も低くなる(といいわけ)。でも、書くネタがなかったら「言わザル」の禁をやぶって書いてしまいそうだ。
posted by らくだ at 20:49 | Comment(9) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「いったいどの政党に投票すればいいの?」という人は結構多そうですね。

私の場合は、私の人生の中で国民を裏切っていない唯一の政党に投票する予定です(今回も消去法で選びました。)。この政党だけ主張を変えていないし。別にこの政党を支持しているわけではないですが、他の政党がどうしようもないので、私の思考の中で唯一残った政党(白でも黒でもない政党)にいつも投票しています。ヒントは、消費税にずーっと反対しているところです(笑)。ここの政党の政治家たちの国会で占める割合が増えると、慌てたその他の政党の政治家たちが国民の信頼を取り戻すために国会で真面目に議論するようになって政治が活気付くでしょうね。そういう狙いもあって今のところ私はこの政党に投票しています〜。

えーっと、別に私がいつも投票している政党に投票しろと言うつもりもないですし、どんな理由でどこの政党に投票するのも個人の自由であり、人それぞれなのはもちろん分かっています。あくまで私の場合ですので。

それにしてもマスコミは、毎度のことながらはしゃぎ過ぎですね。私たち国民をどのように躍らせたいのでしょうね(笑)。このいつも通りのマスコミの報道姿勢が、今回は珍しく役立ちそう?投票率アップになるかも注目。

ところで、らくださんの友人の一人の理由を見て思わず突っ込みたくてムズムズしましたが止めときます〜(笑)。
Posted by ハググ at 2005年08月26日 23:41
いつも、拝見しております。
正直今回の選挙で民主党に入れようとする人の気が知れません…
私は自民党贔屓ではないですが、民主党の方針上、郵政民営化は賛成なのに利権にながされ、否決した。多数決で良案を潰すというやつです。
しかも過疎地郵便局がつぶれるとか、350兆円が獲られるとか嘘ばかり流して、馬鹿な国民扇動するし…
さらに一番問題なのが憲法改正案に国家主権の委譲という並々ならぬ文言を条文に入れようとしてます。
ということで皆さん世界経済共同体党に清き一票を(結論がおかしい…でも又吉は今回の選挙にでるらしいです)
Posted by ぜうす at 2005年08月27日 00:56
 それぞれに悩んでいる様子だった(マスコミなら「苦渋の決断」と書くやつです)ので、この件に関しては聞き役に徹し、それぞれの決意を尊重しました。

 選挙前になると必ず「○○党は真に国民のことを考えてくれる政党だと思いませんか?」というハガキやメールをくれる友人がいるのに、今回はまだ来ません。転向はありえないと思っているので、体調でも崩しているのではないかとちょっと心配です。これでこっちから「お元気ですか?」なんてメールを送ったら「飛んで火に入る…」になっちゃうかな。
Posted by らくだ at 2005年08月28日 00:17
私もどうも決め手が無くて悩んでいます。
うちの選挙区は実質、民主党と無所属議員の戦いなんですが、無所属に入れると結果的には自民党を応援することにならないか?かといって民主党に入れる気も無く…
強力候補の狭間で小さくなっている自民党に入れるのも一興かな…
などとバカな事を考えたりしています
Posted by ひろや at 2005年08月29日 18:57
 ひろやさんも悩んでますか。無所属に入れると自民党支援になりかねず、そうかといって民主党も…っていう気持ち、すごく分かります。ホントどうしましょう。

 はしゃいでいたメディアも最近は疲れが見えてきたような…。
Posted by らくだ at 2005年08月29日 23:01
 投票の決め手ですか?

 私の基準は、その政党を動かしている政治家たちの信頼度ですね。どれだけうまいことを熱弁しても、土台となる信頼がその人にないので土台の上に乗っかっている熱弁(うまい話)も崩れ去ります。その嘘つき政治家には投票しません。当然、その人が動かしている政党にも投票しません。二枚舌の人物が実力者となるような政党ですからね。国民を裏切った(なめている)政治家や政党には投票しません。

例・・・選挙前には消費税を増税しろと主張しておきながら、選挙期間になると「私は消費税そのものに反対してまいりました。」と有権者に熱く語る政治家。この政治家は本当にいますよ。ある党の実力者として現在も現役バリバリですし(苦笑)。


 それから、その政党自身の根幹となる基本方針を否定して国民を裏切った政党にも投票しません。そして、選挙の時に主張した公約(マニフェスト)を実行したかそれとも実行せずに国民を裏切ったかもその政党を信頼できるかを見極めるのに重要です。

例・・・党の基本方針では「憲法9条の改正に反対」で自衛隊を否定していたのに、「自衛隊は合憲」と突然180度方針変更した政党。これも実際に存在する政党ですね。自業自得で人々の信頼を失って現在では弱小政党になっていますね。こういう国民を裏切った政党やその政党に所属する政治家には投票しません。本当に反省して心を入れ替えたという姿勢を見せるまでは、この政党は信頼できません。だから、投票しません。


 さて、私たちはそういう信頼のない政治家や政党を何年も覚えておかなければなりません。忘れるのならば、後に回さずに事があったその時にメモでもして次の選挙の時に備えておきます。当然、年月が経てば分裂して新党を作ったり、どこかの政党と手を組んだりと様々な動きがあることでしょう。

 その時にメモに書いていた信頼できない政治家たちがどこと手を組んだか、どのような政党を名乗っているか、この政党の構成者たちがもともと所属していた政党はどこで信頼度はどうかといった点を考えれば自然に見極めることが出来ます。

 それと今回の選挙でも分かるように、どういった経緯で離党したか、どういった経緯で立候補したかなども重要です。メモに書いておくべき事柄です。

例・・・「政治家には絶対にならない」と自分の本で断言していたり、記者の質問に「政治家にはなりません。」と発言していた人物が、要請を受けてある日突然立候補した。こういう嘘つきの塊である人物には投票しませんし、そういう信頼できない人物に要請をする政党も信頼できないので投票しません。メディアの大げさな報道や政治家のやり過ぎな(信頼できない人物に立候補を要請する)パフォーマンスなど表面的なことに流されず、その奥にある真実を見ていればどこの政党や政治家に投票しようかあまり悩まなくてすみます。

例・・・所属していた政党と自分たちの理念が違ったので新党を結成したわけではなく、所属していた政党に見捨てられて、このままでは選挙に不利なので仕方なく新党を結成したという経緯をもつ政党や政治家には投票しません。そんな情けない政党や政治家が国民の期待する政策を実行できるわけないですし。

例・・・マスコミがどれだけはしゃいで大げさに伝えても惑わされなくなります。「二大政党」とマスコミが騒いでも「一政党二大派閥」の間違いではないのかなと自分で色々考えることもできるようになります。


 というふうに見極めていけば、新聞に書いてある読みやすい簡略化されたマニフェストを見ると「こことこれとこの政党は大して無駄遣いを止めずに2007年をめどに消費税を上げるつもりだな。」と自然に悟ることができます。先日、そのうちの一つの政党に所属する政治家が口を滑らせて「消費税を2007年をめどに増税する。」とも言っていましたし。


 政治や外交は「駆け引き」です。政治家の発言やメディアの情報をう呑みにせず、「言葉通りに捕らえずにその奥にある真意を探る」ように心がければ色々なことが見えてきますよ〜。投票にもあまり悩まなくなります。

 国民を裏切ったり、国民に負担をかけるばかりの政党には、「投票しない」というお灸をすえて、自分が見極めた白でも黒でもない政党に投票します。この白でも黒でもない政党も国民を裏切って信頼できない政党であることが分かったら、別の政党に投票すれば良いのです。

 でも、全ての政党が国民を裏切り続けて信頼できない政党になった場合は・・・どうしよう・・・無投票かな、国民全員で一揆かな(笑)。


 それから、怪しい宗教団体を母体にしている政党にも投票しません。そんな団体を支持母体にしている政党は、当然信頼できないので絶対投票しません。

例・・・その団体に名前を貸している(名前を登録している)と、登録している本人が死ぬとその団体の人たちが大勢で家に押しかけて来ます。そして、「私たちの団体のやり方で葬式を行う。」と言って死者を持って行ってしまいます。亡くなった人の家族や親類は葬式も行えないし、骨も返してくれないので自分の家のお墓に亡くなった人を納骨できません。香典も持っていかれたとか言っていたような・・・。こういう怪しい団体を支持母体にしているような政党は信頼できないので投票しません。この団体は実際に存在しています。


 皆さん、完璧な理想どおりの政党は存在しませんが、自分たちの基準で見極めてどこかに投票しましょう。
Posted by ハググ at 2005年08月31日 02:35
 投票の決め手(続編)

・簡単な方法
政治家や政党の信頼度を見極められない、分からないという人へ。

1、自分にとって最優先事項を決める。
2、その最優先事項を「一番重要な公約」として掲げている政党に投票する。その政党に所属している政治家に投票する。
3、その公約を選挙期間中にメモしておく。
4、次の選挙までに、その「一番重要な公約」が実行されたか、実行されずに国民が裏切られたかをメモしておく。
5、新党結成や離党騒動が起きたら、どこの政党の政治家がどこの政党に移動したかをメモする。
6、次の選挙で「最優先事項の公約を破った」嘘つきの政党には投票しない。嘘つきの政党に所属する立候補者にも投票しない。嘘つき政治家が移籍した政党とそこに所属する政治家にも投票しない。
7、1番に戻って同様に投票する。繰り返し。ただし、今までのメモはなくさないように保存しておくこと。次の選挙でも使うので。政治家は基本的に反省しないので過去のメモはずっと役立つのです。

例・・・メモを見ると前回の選挙の公約でこの政党は、年金改革をしてみんな老後は安心と言っていた。自分にとっての最優先事項は、年金問題だったのでこの政党とそこに所属する立候補者に投票した。ところが、年金のためと言って消費税を上げただけで年金制度じたいは全く進展なし。信頼できない。今回の選挙ではこの政党とここに所属する候補者には投票しない。国民を裏切ったこの政党は次の選挙でも投票してあげない。というふうに見極められると思います〜。


 参考になれば幸いです〜。長文になってしまいました(笑)。
Posted by ハググ at 2005年08月31日 02:38
 絶対政権に近づけるべきではない政党以外はどこに投票しても同じ、みたいな状況に思えています。ただ、政権を狙うと公言している党の党首が、TVニュースに出演して、「なぜ郵政民営化法案に対案を出さなかったのか?」と問われて、「今の我々にはそんな能力はない。政権を執ったら金と人材(官僚も?)をかけて法案を作り直す」と言っているのを聞いてあきれてしまいました。
 これでは選択肢は一つしかないような...。(^_^;)
Posted by ZWEISTEIN at 2005年08月31日 03:32
>ハググさん、
 久々の力作(あ、嫌味じゃないですよ)、何回も繰り返し読ませていただきました。この法則を当てはめると、選挙区で投票先がなくなっちゃうな〜。白票を入れたことないんで、やっぱ消去法的かな。

>ZWEISTEINさん
 えっ、そんな発言があったのですか? う〜ん。政権がとれなかったら党首交代と公言しているみたいですが、頻繁にそんなことをしていたら人材が枯渇してしまうのでは…と他人事ながら心配してしまいます。  
Posted by らくだ at 2005年08月31日 23:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。