2005年08月01日

「きみに読む物語」

きみに読む物語
きみに読む物語
 久しぶりに小説を読んだ。変わった話というか風変わりな構成だった。大人の童話(韓流ドラマ?)みたいな過去と、あまりにも現実的かつ厳しい現在が対照的。数時間で一気に読んだ。ラスト近くの手紙の文章が切なくて泣ける。

 この本、心に残る部分が若者世代と熟年世代で違うと思う。どちらかといえば倦怠期の熟年世代にお勧めしたい。私にこの話を教えてくれたのも50代のオッサン(Kさん、ごめんなさい)だ。

 映画化作品を見逃してしまった。そんなに話題になっていなかったようだけど、興行的には成功したのかな。私の好きなジーナ・ローランズが出ているので、DVDが出たら見てみよう。
posted by らくだ at 23:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画化された方を見ました。
現在との対比はもちろん切ない。
最後の終わり方は、アメリカならではの
幸せな最後 だったかと。
映像美をぜひ。
Posted by こみー at 2005年08月03日 12:48
こみーさんは映画をご覧になったんですね。私もぜひ見ようと思っています。本で気に入った場面がどのように再現されているのか楽しみです。

 この話、過酷な現在があるからこそ、印象に残るのでしょうね。
Posted by らくだ at 2005年08月03日 20:37
《心に残る部分が若者世代と熟年世代で違うと思う。どちらかといえば倦怠期の熟年世代にお勧めしたい》熟年世代として是非読んでみたい衝動にかれれました。先ずは本から・・・。


らくださんのBlog、お断りもせずちょっとお借りしてあります m(__)m(例の“席を譲らなかった若者”です。)http://yottoitei.com/rakuraku/kidoraku.htm  その後、らくださんの大ファンになった友人がいます。話題が豊富だと感心していました。毎日チェックしているそうです。


Posted by 香津 at 2005年08月03日 21:45
>香津さん
 誰もが気に入る話かどうかちょっと自信がありませんので、お近くの図書館で借りてみてはいかがでしょう?

 私のブログをご紹介いただき、どうもありがとうございました。お友だちにもよろしくお伝えください。
Posted by らくだ at 2005年08月04日 20:34
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