2007年09月11日

MRIと「大脱走」

 1週間以上サボってしまった言い訳をしておく。この壊れかけパソコンとシーサーブログの相性が悪いのか、ブログの記事を書いている途中にブチッとパソコンの電源が強制的に落ちてしまうことが先週は2回もあった。すっかり書く気がうせてしまった。

 この秋はなにかと出費が多くなりそうで、なるべくパソコンに長持ちしてもらう必要がある。このブログのコメント覧で教えてもらい、ハードディスクのファン周りの埃を取ってみたんだけど、残念ながら私のパソコンではあんまり効果ないみたいだった。ガッカリ。せめて年内いっぱいもってくれないかな。

 パソコンほどじゃないにせよ、持ち主もちょっとガタが来ている(のはいつものことか…)。きょうは半年ぶりにMRI検査があった。担当技師の人が何回も「狭いところは大丈夫ですか?」と閉所恐怖症の心配をするので、何か怖がらないといけない気になった。ふと子どものころからテレビで繰り返し見た映画「大脱走」を思い出しちゃった。

 確かトンネル掘りの名人を演じたチャールズ・ブロンソンが閉所恐怖症だった。でもどうしても役名が思い出せない。覚えているのはヒルツ(スティーブ・マックイーン)だけだ。

 一生懸命考えているうちに、一部の場面と俳優を次々に思い出してきた。目が見えなくなっていく人の役をやったドナルド・プレザンスとか、脱走に成功するジェームス・コバーンとか。リチャード・アッテンボローはミスターXじゃなくてビッグXだったっけと思い出した瞬間、チャールズ・ブロンソンの役名がダニーだったことを思い出した。

 MRIの雑音もどこへやら。頭の中は大脱走のマーチがエンドレスで流れている。なんかもうすっかり興奮してしまい、MRIが終わったときに「大丈夫でしたか?」と聞かれて、「もうすごく楽しかったです」なんて答えたもんだから、「何この人?」って感じの気味悪そうな顔をされてしまった。
posted by らくだ at 23:15 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 医療器械を前にすると、どうしても体が硬くなってしまう。
 今度からは、らくださん式に胃カメラを飲む時はミクロの決死圏、
胸部レントゲンはキングコングなんちゃって♪
 自己暗示…かかるかな?
Posted by 聖婆 at 2007年09月12日 00:10
大脱走
Posted by えんどう at 2007年09月12日 21:44
始めまして。18キップのレポなどいつも楽しく拝読してます。
大脱走、確かのサウンドが耳に残る作品ですね。ハッピーエンドではないけど
見終わった後なぜだか気持ちが上昇してくるのはあのマーチリズムなせいでしょうか?
これからもブログ楽しみにしてます。
Posted by えんどう at 2007年09月12日 21:47
>聖婆さん
 私は胃カメラまだ未経験です。やりたくない…。先生はおびえて麻酔で「無痛内視鏡」ってヤツでした。

 その前に病院に行く際の暗示なにかありませんかねぇ。どうも苦手で…。

>えんどうさん
 初めまして。うっ、18きっぷのレポ、最近サボりがちでして、ごめんなさい。もう追いつくのが難しくなってしまいました。少し間引きしながらなんとか追いつきたいとは思っています。

 確かに大脱走のマーチは軽快で、悲壮感はありませんね。脱走に成功したのはほんの数人だっていうのに。ヒルツが独房に戻っていつもの1人キャッチボールをするところでなんか安心感がありました。
Posted by らくだ at 2007年09月12日 22:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック