2005年07月26日

楽天トラベルが軟化

 楽天トラベル(旧旅の窓口)が強硬路線を転換、登録宿泊施設から徴収する手数料の引き上げ幅削減に動き出した(ITメディアニュース)。

 現行6%の手数料を9月から7〜9%に引き上げる計画だった。ライブドア系のベストリザーブに顧客が流れたのが響いたらしい。8月10日までに契約を更新した施設には来年3月末までの期間限定で手数料を最大1ポイント引き下げるという。単純に解釈すれば、現行の6%のまま据え置きってのもあり得ることになる。

 ベストリザーブの登録施設は急増しているとかで、ホームページによると現在4060軒。それでも楽天との契約を更新した9000軒(7月25日現在)に比べればまだ半分以下。楽天の契約施設は1万6000軒あるっていうから、25日現在で7000軒が更新を保留。どっちにつくか決めかねている施設も多そうだ。

 つい先日、夫が東北で泊まるホテルを楽天で探していたので「まだ早いかもしれないけど、いちおうベストリザーブと比較したほうがいいかも」と提案。「あ、ホントだ。ベストリザーブのほうが安い!」と喜んで予約しようとしたら、最終的な宿泊料金は楽天と同じだった。

 ベストリザーブのサイトは使いやすいという記憶があったのだが、検索結果の画面に太字で出てくる宿泊料金は「消費税別サービス料込み」。消費税込みの最終的な料金は隣の欄に細い字で書かれた料金の下段に掲載(上段は通常価格)されているのだ。なんか紛らわしい。慣れるまでに時間がかかりそうだ。もっと使い勝手をよくしてくれないかな。

【関連バックナンバー】
楽天トラベルは転落するか(7月4日)
posted by らくだ at 23:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽天が強硬路線を転換したということは、楽天自身が計画の失敗を認めたわけですね〜。「こういう時の対外用のコメントってうまい言い方をするなあ〜。」と妙なところに感心しているハググです〜。

夏ばてのため、近頃、コメントを短く書き込もうとしているハググです(笑)。「以前はこんなに気温も高くなくて暑くなかったのに〜。」とばてばてです〜。
Posted by ハググ at 2005年07月27日 21:19
 楽天の契約更新率をちょいと計算してみたら、7月25日時点で56%だったかな。これってかなり低いですよね。多くの施設がまだ様子見を決め込んでいるところでしょうか。ひょっとしたら、もっと譲歩を迫られるのではないかと、意地悪な期待をしております。

 きょうの暑さはクラクラするほどでした。ウナギでも食べて、暑さを乗り切ってください。
Posted by らくだ at 2005年07月27日 22:43
インサイダー情報に付きハンドル変えます。
私の職場の同僚の家が旅館を経営している人がいます。以前より旅の窓口に登録してあったので色々聞いて見ました。楽天に変わってからは確かに手数料も上がり大変なようです。手数料も幅があり最低は6%でこの場合は宿泊料は他よりも高い値を付けてはいけないそうです。10%払えば言い値で付けられるそうです。
やど側からすればネットで予約を入れてカードで決済されるとさらにカード手数料5%も取られるので割に合わないと言うことです。そういわれれば以前旅窓宿泊したホテルでカード支払いを断られたりポイントを付けてもらえなかったりしたことがあります。
じゃなぜ旅窓に登録しているかというと宣伝効果があり旅窓で検索して直接宿に連絡をして予約する客も多いそうです。そういう人には料金やサービスも良くなるようです。手数料10%払って登録している宿はそういうところもあるみたいです。ですから旅窓で他よりも高い値の付いている宿は直接連絡してみるとそれより安い値段で泊まることも出来る場合がありますよ。
Posted by ブーの友人 at 2005年07月27日 23:08
>ブーの友人さん
 内部情報をどうもありがとうございます。現在は一律6%かと思ってました。今でも幅があるのですか。知りませんでした。

 なるほど「旅窓で検索して直接予約を入れる」というのは、宿と客の双方にメリットがありそうですね。今度、勇気を出して交渉してみようかな。
Posted by らくだ at 2005年07月29日 22:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック