職場で早期退職を奨励した結果、残った人間の負担が大きくなったんだと笑顔でグチを言っていたのは聞いたことがあった。それでも、今年の年賀状には「トシをとったのか(職場で)やっと自分のやりたいことをできるようになった。楽しく元気にやっている」と書いてあったのに。共通の友人がいないため、きょうまでまったく知らずにいた。
まだ40代半ばで小学校か中学校に通っているお子さんがいるはずだ。運動不足は一目瞭然だけど煙草は吸わないし、大酒飲みでもなかった。一般の人と比べてそれほど不健康だったとは思えない。
奥様にお悔やみのメールを書こうとしても、ごくありふれた言葉しか出てこない。デスクの前で悶々としている。それほど長時間苦しまなかったことを祈りたい。あとに残される者のことを考える余裕などなかったことと思うが、もし一瞬でも頭をよぎったとしたら、さそがし無念だっただろう。合掌。
私の知人にも、40代半ば過ぎで急性心筋梗塞になった人がいます。
彼の場合はたまたま一命を取り留めたからよかったものの、もしまた発作が起きて帰らぬ人になったとしても、私はそれを知ることはできないでしょう。
というのも、彼の妻に私と彼の関係を誤解されてしまったからなのです。
ある意味、らくださんのように、お友達の奥様から連絡をいただける立場がかなりうらやましいです。
人の死は本当に突然訪れるものです。
幾つもの死に出会いましたが、特に若い人の場合は悲しみの大きいものです。
それだけにこうやって生きていることがトテモいとおしく、毎日を大切にしたいものです。