予備知識は仕入れていた。麻酔をしみこませたガーゼを鼻の穴にキュキュッと詰めてしばらく置き、鼻の穴に細い棒状のものを突っ込まれてジーッと焼かれる。
全然痛くはない。楽勝じゃん!と思った次の瞬間、予想していなかったことが起きた。肌というか肉がチリチリ焼ける匂いがするのだ。まぁなんていうか焼肉状の香ばしい匂いだ。そんなこと聞いてなかったよ〜。
レーザーを使う時間は10分間もない。短い間とはいえ、おとなしく座ったまま、自分の肉が焼ける匂いを嗅ぐというのは妙な気分だ。どうも自分向きの治療じゃなかったみたい。テンション下がりまくりで帰ってきた。ちょっと後悔している。でも、これで効き目があれば気が変わるかもしれない。
私もレーシック(レーザーで近眼をなおす)を受けた時、焦げ臭いなぁと思った。
これって目が焦げたニオイ??っとちょっとぞっとした事をふと思い出しました。
もちろん覚えていますよ。目が焦げるって…。鼻よりも怖いですね。想像しただけでひぃぃぃ〜って感じです。
確か翠さんは子宮筋腫の手術をしたのをきっかけにレーシックにも踏み切ったんでしたよね。私も順番は違えど同じようなもので、どうせならこの際、悪いところをとことん直しておこうと思っています。
筋腫の手術は10月半ばの予定で、それまでリュープリンの注射があと2回あります。自己負担3割でも1万5000円以上もする注射が世の中にあるなんて知りませんでした。金欠の夏です。