2007年07月12日

ウェブサイトの売買

 友人から「温泉サイトが売りに出ているよ」とメールが来た。廃業旅館が売りに出ているとか、そんな話ならしょっちゅう聞くが、温泉サイトの売却なんて聞いたこともない。だいたい温泉のホームページなんて売買するものなんだろうか?

 と思ったら、確かに売買されていた。まったく知らなかったのだが、サイトキャッチャーというウェブサイト売買のためのサイトがあり、ブログを含むウェブサイトを売りたい人はそこに掲載を依頼して購入希望者を待つ仕組みらしい。

 いろいろなサイトが掲載されていて、ページをいろいろ開いてみた。たとえば「開店休業状態で月間ページビューが5000位、月間の売り上げはゼロで運用コストは7万円、ヤフーのカテゴリ登録もなくGoogleのページランクはゼロ」なんていうECサイトが100万円で売りに出されていたりする。私にとってはなんとも不思議な世界だ。

 友人が教えてくれたのは北海道の温泉宿を紹介するサイト。2006年11月からの運営で月間売り上げは0〜2000円、ページビューは1000から1400。ヤフーのカテゴリ登録はなく,
Googleのページランクは1。これで5万円て高いな〜と思ったのだが、もう9件も交渉申し込みが寄せられている。世の中分からん。

 私がやっているもう1つのブログをやめる時はこれで売り払っちゃおうか、と一瞬考えた。でも、私が今やっているのと同じように更新してくれる人が買ってくれるとも思えない。やめる時は閉鎖するしかなさそうだ。 
posted by らくだ at 22:53 | Comment(3) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうもわからんですなぁ
ブログって、その人がいてこそなのに他の人と交代しちゃったら、まったく違うものになってしまうのではないですか?
過去の情報量はともかく、引き継いだところで同じように更新できるとは思えませんけど…
Posted by 聖婆 at 2007年07月14日 14:39
>聖婆さん、
 ブログにもいろいろありますから。このブログをほかの人が書くことは絶対に無理ですが、温泉ニュースは無味乾燥な情報を右から左に流しているだけ(ムーディ勝山みたいだ…)で、私らしさは前面に出していないので、やりたい人がいれば誰でもできるはずなんです。

 考えてみたら売る必要はないんだった。誰か「私が引き受けます!」っていう人がいたら、あたしゃ喜んで差し上げます。タダ。そんな奇特な人がいたらご紹介ください。

 最近、ヘンなメールが増えてちょっと疲れてるのかな〜。この夏は温泉の入りだめをしなくてはいけないので、情報の垂れ流しよりも自分の湯めぐりを優先させないと。 
Posted by らくだ at 2007年07月14日 20:37
 はじめまして。こんにちは。インドア派です(自己紹介終わり)。

 私もこのような商売があるとは知りませんでした。「インドア派」をGoogleで検索して、関連検索に「インドア派 デート」と表示されたのと同じくらい驚きました。
 大手サイトは仲介業者を探さずとも信頼の置ける所からアプローチがありそうなので、比較的規模の小さい、あるいはそれほど名を馳せていないサイトが主でしょうか。
 インフラ整備にかかる費用を考えるとこのようなビジネスも有りかもしれませんが、ウイルスやそれまでの訪問者との交流関係などが心配です。それこそパリス=ヒルトンの電話番号を引き継いだ学生のような(彼女はそれを楽しんでますが)。

 購入する側は「自分なら維持できる」ではなく、「自分なら別のやり方でもっと面白く(昇華)できる」と考えているから、買うのでしょうね。テコ入れみたいなものでしょうか。

 来るメール拒まずは身体に悪いので迷惑メール設定を厳格にしてしま凹! お互いにルールを順守した上での設定ですが。
Posted by 礫 at 2007年07月15日 13:39
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