「お父さんの病気が早くよくなりますように」とか「お姉ちゃんがテストにごうかくしますように」「平泳ぎができるようになりたい」「サッカーがうまくなりたい」なんていうごくオーソドックスなものが多い。大人の字で「家族が健康でありますように」というのもあった。
パッと見て意味が分からなかったのは「犬がねもち」。それってどんな餅よ?とか思った。数秒後、すぐそばの短冊に「大金持ちになる」っていうのを見つけて謎が解けた。「犬がねもち」の子は勢いあまったのか、必要ないテンを「大」という字の右上に書いていたのだった。
気をつけてみるとほかにも「5おくえんほしい」「たからくじがあたる」なんていうのもあり、少し世知辛さを感じる七夕となった。
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大人になった今は、「愛が欲しい」なんて書いたりして…。
ああ、なんて夢のない七夕なんだろう。
あれ、そうですか。私のころは「社長になりたい」なんて書く子はいたけれど「1億円」とか「宝くじ」なんて子はいなかったので、ふ〜んと思ったのです。
考えてみると「犬がねもち」で食べ物を連想する私も、苦笑されてしまいそうですね。