2004年02月19日

米大統領選、ブログの敗退

 民主党の大統領候補争いからディーンが撤退した。私にブログへの関心を持たせてくれたのがこのディーン。それだけは感謝しておく。

 今年初めまでは民主党大統領候補になるのは確実と言われたディーン。いまだにディーンのブログはエントリーも頻繁だし、コメントの数も多い(Blog for Americaとは随分大きく出たもんだ)。ケリーのブログは先週末、アクセス増に伴うサーバー増強とかで一時アクセスできなかったし、ディーンほどの勢いが感じられない。ことブログに関してはいまだにディーンの方が優勢にみえるんだけど、ブログじゃ政治は変えられないってところか。

 エドワーズクラークなど含めて候補者がこぞってブログを作ったというのは、たぶんディーンの影響なんだろうな。しかし、ブログってどう大統領選挙を変えたんだろう? ネットの力で史上最高と言われる資金を集めたディーンがあっさりと敗退した原因は何だろう? その辺のところを私にも分かりやすく説明してくれたものが見つからない。

 シロウト考えだと、3月2日のスーパーチューズデーでエドワーズが脱落、ケリーが大統領候補、副大統領候補にエドワーズで落ち着くんだろうな。いまのところブッシュよりも支持率が高いといわれているケリーだけど、現段階でのメディアでの露出度の高さもあるんだろう。実際の大統領選になったらブッシュはやはり強そう。

 ブッシュ父がクリントンに負けた大統領選と違うのは、アメリカの景気が当時に比べて良好なのに、低インフレ低金利が続いていることだ。ブッシュの実施した大型減税に噛み付くと有権者の心象は悪くなるだろうし、経済政策で民主党が独自色を打ち出すのは難しいかもね。そういえば今回の選挙、政策公約はほとんど伝えられずに「ベトナムのヒーロー」とか「親のコネでベトナム行きを回避」とかそんな話題ばかりだ。
posted by らくだ at 23:27 | デリー 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ケリーは大型減税の見直しも公言してるようです。でも、それがそのまま支持率低下には結びつかなさそうです。というのも、クリントン政権でやっと財政黒字になったのに、ブッシュ政権になったらとたんに財政赤字。しかも、イラク戦争で莫大な出費もかさんでます。消費税維持を掲げながらも惨敗した日本のどっかの党みたいに、国民には「増税やむなし」の気概も漂ってるようです。

また、この減税案は資産に課する税が対象で、賃金からはむしろもっと重くしようとしてます。これ以上の貧富の格差はヤバいと思うのですが。
Posted by gadget at 2004年03月04日 01:57
 gadgetさん、コメントありがとうございます。私はABBでケリー支持ですが、残念ながら財政収支は選挙戦の争点にはならないと思っています。エコノミストやインテリ層ならともかく、

 一般の有権者はマクロ経済のことなんて考えて投票しないのでは? 私はアメリカの財政収支が黒字に転じたときにアメリカに住んでいましたが、興味のありそうな人はエコノミスト以外にまったく知りません。一般的なアメリカ人は「財政収支の均衡」よりも「強いアメリカ」を重視しそうで心配性の私はビクビクしながら11月の大統領選挙を見守りたいと思っています。

 ところでgadgetさんのブログは上の方が空白になっていてスクロールダウンをしないと本文が読めないレイアウトになっているのは意図的なものなのでしょうか? 最初ちょっと面食らってしまいました。
Posted by らくだ at 2004年03月04日 17:36
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