私が事故に気づいたときには「ボイラーが爆発した」と断定している報道がほとんどだった。消極的な報道でも「ボイラーが爆発したとみられる」という表現で、とにかくボイラー主犯説だった。
確かに近所の人(居住者か勤務者か定かではない)は「あの建物の中にボイラーがあった」と発言していた。記事中に「近所の人の話によると建物の地下にはボイラーがあった」と書くのは格好悪い。だけど、施設側に確認もしないで「地下1階にあるボイラーが爆発した」と断定的に書ける神経が理解できない。
テレビを見ていたら、施設側の記者会見でボイラーがほかの建物にあるっていう場面が出てきた。つじつまが合わなくてもニュースキャスター連中は全然動じない。私は「えっ、話が全然違うじゃない」って目をパチクリ。最終的に正しい報道になれば、途中経過はどうてもいいってもんじゃないと思う。
夜中に住宅街の中でヘリを飛ばす、憶測で情報を出す、亡くなった方の家に押しかける、近隣住宅から壊れた窓を買い付ける・・・
コインパーキングの空いたところを撮影機材置き場に使っていたというのをどこかのサイトでみました。
画像的にインパクトがあるからテレビが色めき立つのもしょうがないのかな。その後の報道をみていても、ミスリーディングな報道がありますね。たとえばこれ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000050-mai-soci
見出しを見ただけだと、「都内の温泉は9割が危険=行ってはいけない」という意味かと思ってしまいます。