1年余り前に論争を巻き起こした3人(プラス2人)がイラクで人質になったとき、マスコミは「同情論→世論の風向きをみて自己責任論」へ傾き、昨年秋の香田さんの際は「世界を放浪するバックパッカーの危うさ」みたいな報道が目立った。
今回はこの斎藤さんの経歴が特異なせいか、報道の切り口がまだ定まらずに遠巻きにして様子見しているような感じだ。それでなくても、きっと斎藤さんは「殺るか殺られるか」という日々を長年送ってきたのだろうから「自己責任」なんてことばは空虚に聞こえてしまう。
弟さんの記者会見は見ていてかわいそうだった。寝耳に水の知らせで頭はパニック状態だろうに、気丈に「国民のみなさま」にもお詫び。日本政府は方針を変えないで欲しいと冷静に話していた。まるで「記者会見の心構え」を事前に叩き込んでいたかのようだった。私にはとてもできない。1年前に人質家族があれほどバッシングされなかったら、弟さんの記者会見は違っていたのだろうか。
斎藤さんが無事に解放・救出されることを祈る。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%AD%E5%85%B5
金を稼ぐということが命がけ…あまりに厳しい現実だったのであろう。
運命を決める極限…救出を今は祈るのみだ。
被害者は彼のほうなのに、こういう記者会見って、マスコミから要請されるのか何なのかよくわかりませんが・・・
彼が会見する必要性って本当にあったんでしょうかね。
コメントだけ発表してもいいような。
救出してほしい、という家族の願いは充分わかりますけれども。
しかし、外国人部隊にいた、という経歴。
小説の世界の話のように思っていた自分を反省。
兄弟愛が伝わってくる記者会見でした。
野次馬になって、TVを見ながらこんなことを言うのも変ですが、マスコミは残酷だと思いました。
これはあくまで想像で、もしかしたら弟さんが「ぜひ会見を開いて国民のみなさんや政府に謝罪したい」と言ったかもしれませんが。
今回の事件ではこれまでとは違って日本政府にできることはそれほどないように感じます。斎藤さんの勤務先がその道のプロだし情報も持っているようなので、うまく立ち回ってくれるといいのですが。
しかし以前拘束された方々への家族へバッシングがあったせいだとは私は思えません。あれは本当にバッシングだったのでしょうか?。浅薄な人達への、ごくごく普通の人々の当然の反応だったのではないでしょうか。
これは私の個人的な考えですが、世界の趨勢は自己責任ということはあたりまえだと思います。
といいますか、これほど自己責任というのが議論になる国は日本以外中々見当たらないとんじゃないでしょうか?。
政府が悪い?、レジオレナ菌を管理していない施設が悪い?、天気が悪い?
全く理解不能です。自分が選択したことに責任を負うことは当たり前のことではないでしょうか。
これはごくごく個人的な考えですが、以前拘束された人達の家族とは異なりこの弟さんの記者会見を見ると、何とかならないことかと切に願うばかりです。拘束されたことを売文して生業とする図太い人間を私は決して好きになれません。いったい何億の血税が使われたことやら…。