2007年03月04日

せんべいは鉄道を救う!?

外川駅の銚電 銚子から銚子電鉄に乗って犬吠埼に出かけてきた。ちばデスティネーション・キャンペーンの一環として、1日で6カ所の温泉に入って1000円という湯めぐり入浴券が4月末まで売られているからだ(はしご湯に興味のない人は、1日で6カ所の温泉に入るなんて物好きだな〜とあきれるに違いない)。

 銚電はもともと赤字の上に元社長の横領が発覚、さらに鉄道事業の改善命令が出されたと聞いて、さぞかし寂れているのだろうと思っていたら、往路の車内はかなり込んでいた。

 ちょうど写真サークルの人たちと一緒に乗り合わせたらしい。デジタル一眼レフを首から提げた中高年のグループ20人近くが乗っていて乗客をざっと数えたら全部で30人近くいた。
混雑する行きの車内ガラガラな帰りの車内
 『つぶれそうなんていいながら、こんなに乗っているんだから景気いいじゃん』と思っていたら、帰りの車内は乗客が4人しか乗っていなかった。身勝手なよそ者としては、こっちの方が哀愁が感じられていい。

 銚子電鉄といえば犬吠駅のぬれ煎餅!と思い、5枚430円のパックを買って帰ってきた。犬吠駅はポルトガル風のタイルを貼り付けたおしゃれな駅舎で、そのタイルのはがれ具合がなんともいえないほどたそがれていて風情がある。
犬吠駅犬吠駅構内
 直営製造販売所は仲の町駅店と笠上黒生駅店にもあるらしいのだが、犬吠埼燈台付近の土産物など、あちこちで売られていて希少価値はない。銚電への寄付みたいなもんだ。見ていると、結構売れている様子だった。

 犬吠駅構内には「新発売 銚電のいわしの佃煮は犬吠駅限定発売です」という張り紙(赤字は原文ママ)があって苦笑させられた。ぬれ煎餅の次の売れ筋を狙っているらしい。

 銚電のぬれ煎餅ほど知られていないが、東北の三陸鉄道ではその名もズバリ「三陸赤字せんべい」を1月から売り出したとか。いかにも真似っこって感じで個性を感じないが、それだけに「もうアイデアも尽き果てました」という苦しさもヒシヒシと伝わってくるようだ。

 愛は地球を救い、せんべいは鉄道を救うなんていいかも。
  
posted by らくだ at 22:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「『つぶれそうなんていいながら、こんなに乗っているんだから景気いいじゃん』と思っていたら、帰りの車内は乗客が4人しか乗っていなかった。身勝手なよそ者としては、こっちの方が哀愁が感じられていい。」
・・・・・写真サークルとおぼしき団体客を除くと往路も10人ぐらいしか乗客がいないことになるので普段はらくださんの推測通り寂れているのかも〜。

「銚子電鉄といえば犬吠駅のぬれ煎餅!と思い、5枚430円のパックを買って帰ってきた。」
・・・・・ちなみに味はどうなのでしょうか。

「愛は地球を救い、せんべいは鉄道を救うなんていいかも。」
・・・・・なかなかいいフレーズです〜。今回の日記と全く関係ありませんが、下記リンク先にとてもいいフレーズ(フレーズというよりポエム)がありましたので是非見てください〜。なんか心がポカポカ温まってくるポエムです〜。
http://takutsubu.blog.drecom.jp/archive/3440#BlogEntryExtend
Posted by ハググ at 2007年03月05日 11:03
>ハググさん
 お久しぶりです。そうですね。たまたま写真サークルの人と乗り合わせちゃったので「な〜んだ。盛況じゃない」と思ったのですが、あれが例外だったみたいです。帰りにもサークルの人たちと一緒にならなくてよかった。

 車内に手書き風の「ぬれカステラ」の吊り広告があるのに気づきました。込んでいるとそんなのをみる余裕もなかったんです。

 リンク先のポエム、いいですね。ミヒャエル・エンデの書いた「モモ」を思い出しました。
Posted by らくだ at 2007年03月05日 23:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック