2004年07月22日

白骨温泉問題の意外な影響

 白い虚湯、もとい白骨温泉の一部入浴施設で草津温泉ハップを入れて湯を着色していた問題が意外なところに影響を広げていた。映画業界だ。なんでも10月に公開される予定の「ホネツギマン」という映画と白骨温泉がタイアップしていて、テレビでおなじみのあの旅館組合長、小日向義夫氏も推薦の言葉を寄せているとか。

 この映画、「昼は整体士、夜はプロレスラー」が主人公。骨つながりで宣伝担当の人が白骨温泉にタイアップ協力の話を持っていったそうだ。詳しくは「ホネツギマン的裏日記」を参照あれ。この日記では「ホネツギ温泉ツアーを企画」とあるけど、きょうみたどこかの民放テレビによるとJTBが計画していたこのツアーはいったんお流れになり、あらためて「ごめんなさいツアー」みたいなのを企画するかもしれないという。

 なんかよく分からん映画と企画だなぁ。カイロプラクティック(整体)と骨接ぎって同じなの? 別物だと思っていた。そもそも原題はThe naked manだ。でも待てよ。脚本はイーサン・コーエンだっていうから面白いのかもしれない。

 映画の配給会社としてみれば、白骨温泉が話題になったおかげで「ホネツギマン」までメディアで紹介されて知名度もアップしたんだし、ハッピーなんだろうな。「ホネツギマン」は10月レイトショー公開。あたしゃ見ないよ。

【追記】その後見つけたスポーツニッポンの記事によると、予告編は旅館組合長が「ホネツギマンも、うちの温泉に入ればきっと強くなるよ」という部分が入っているので、チラシや予告編の差し替えも検討するとか。話題になってウハウハしているだけじゃなさそうだ。

【関連エントリー】
白骨温泉とマスコミ(7月24日)
草津温泉ハップ(7月15日) 
posted by らくだ at 00:29 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
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