確かにマスコミからの問い合わせが殺到しているという点では迷惑しているかもしれない。でも白骨温泉旅館組合は4月から11月にかけて毎月2リットル入りの入浴剤を10本前後買っていたというのだから、結構なお得意様だったはず。納品先は「白骨温泉旅館組合」じゃなくてどこかの個人名だったかもしれないけど、これだけの量を注文していたら何に使うのか普通なら分かるだろう。
それに今回の事件で、草津温泉ハップはテレビに出まくりだ。広告効果は計り知れない。せめて「迷惑」じゃなくて「困惑」ぐらいにしておけばよかったのに。それだけ大量に売っておきながら、全然知りませんでした、迷惑です、といわれてもちょっと信じられない。
白骨温泉のポスターなんかはこれからどうなるんだろう? 入浴剤を入れていた時の写真を使って「イメージ写真です」なんて小さく注意書きがついていたりしたら笑える。
【追記】草津温泉ハップは現在、製造・販売を停止している。(7月19日記)
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如何ですか?
ほとぼりが冷めるまでの話だと思いますよ。今回の事件で、草津温泉ハップがあちこちのテレビで紹介された広告効果は金額にすれば億単位でしょう。普通なら喜ぶ話なんでしょうが、たぶん零細企業が作っているのでしょうから、どう対応すればいいのか分からないのでは? もちろん広報部なんてないからマスコミの対応だって大変なはずです。
余計な心配かもしれませんが、草津温泉ハップはかなり成分が強く、浴槽を傷めることもあるそうなのでご注意ください。
Tel:052-231-0475
(土・日・祭日をのぞく9:00〜17:00)
武藤鉦製薬株式会社
愛知県名古屋市中区錦1-20-10 〒460-00
六一◯ハップは、医薬品として認定されているので、
エンドユーザーへの直接販売はなく、
北海道から沖縄まで、全国の薬局・藥店で販売している。
価格は、10年据え置きの440g:1本:¥450
家庭の風呂で約1ヶ月分は、安い!
いま草津温泉ハップが欲しいと思っている人たちって、今回の騒動前は全く知らなかった人たちだと思うんです。だから、手に入れたいのは「白骨温泉で使われていたのとまったく同じやつ」なんじゃないでしょうか? ほぼ同じ成分でも、容器がテレビでみたのと違えば「いらないよ」ってそっぽを向きそうな気がします。
7月10日まで5年間も利用していながら、最初は「使っていない」、次は「撮影用に1度だけ使った」とシラを切っていたのが悲しい…。
一言だけで恐縮ですが、
いまだに入手困難ですよね…