成田から直行便で入った西安は町の中心部が城壁で囲まれている。この城壁は明代に造られたものとか。城壁の内外に関係なく、新しいビルが立ち並んでいるのがなんだか不思議だった。内部の中心地はほぼ開発されてしまったのか、特に外側に建設中のビルが多かった。この城壁の上を走るマラソン大会も毎年開催されているとか。写真じゃわからないけど、けっこうデコボコしていて走りにくそう。見える景色も毎年変化しているんだろうな。
写真は南門だけど、西門はまさにシルクロードの起終点。日本語で「シルクロードの出発点」と書いた看板(みやげ物屋へ誘い込まれる)がある。西門からから西に伸びる道を見て、古代の旅人を思い感傷的になってしまった。
今回の旅ではこの西安だけで自動販売機を見かけた。4年前にウルムチへ行ったときはみんな珍しそうに遠巻きにしていて、「あ〜でもない、こ〜でもない」と買い方を議論しているだけだった。今回は普通に買い物している人が多く、私も何回か利用。ミネラルウォーターの小さなペットボトル(中国では590mlとか半端な容量だ)が1.5元で20円ちょっと。店で買うと2元のところが多かった。ちゃんとお釣りも出てくる。