2004年06月26日

切れかかったブッシュ

 ラジオ・テレビ・アイルランド(RTE)のワシントン特派員によるブッシュ大統領インタビューが話題になっている。NHKでもちらっとやっていた。

 キャロル・コールマンという女性記者、足を組んで座っていて大統領を前にしても全然たじろがない。さらにしゃべっているブッシュをなんのためらいもなく遮って「世界はアメリカのせいでより危険になった」などと言いたいことを言う。10分間余りのインタビューで数えただけでもブッシュは4、5回、「最後まで話させてくれ」とか「差し支えなければ君が質問して、私が答えるということで…」などと言い、最後は切れかかっていたな。

 日本でこんなことをやったら「あの女は生意気だ!」っていう抗議が殺到しそうだ。でも、政治家なんてどんな質問をしたって自分の話したいことに話題を持っていくんだから、私は彼女のやり方を評価する。それにしてもブッシュは話すのが下手だ。発音もクリアじゃなくてどもりがち。ただ、成長の跡もみられた。このインタビューでは「アブグレイブ」をちゃんと発音できていたものね。

 インタビューに関心のあるかたはRTEニュースの左側のサイドバーにあるTV News欄の下側にあるWatch PRIME TIMEをクリックすると視聴可能(26日夜段階の話。いつまで見られるか不明)。冒頭から15分ぐらいでインタビューが始まる。

【関連バックナンバー】アブガレブ刑務所解体(5月25日) 
posted by らくだ at 22:16 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする
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