2011年10月24日

イラク青年の夢

 8月末にオーストラリアのチャンネル7で放送された歌謡オーディション番組「The X Factor」の話題が静かに世界中に広がっている。私はfacebookのシェアで昨日初めて動画を見た。番組自体はポーツ・ポッツやスーザン・ボイルを見出したのと同じ仕組みだ。

 青年の名前はエマニュエル・ケリー。画面に映っているのが胸から上だけだと、エキゾチックな顔立ちのごく普通の移民青年に見える。

 舞台裏で17歳だと話していた彼は、審査員に年齢を聞かれて「正確なところは分かりません。母(オーストラリア人の里親)がイラクの孤児院で僕を見つけたとき、僕には出生証明もパスポートも何もありませんでした」と話した。カメラが再び舞台裏に切り替わり、「(イラク戦争の)戦火の中、靴の箱に入れられて兄と一緒に公園に捨てられていた」と出生時の状態を説明する。

 彼がオーディション用に選んだ歌は…… これ以上ないという選曲なので、ぜひ動画をご覧あれ。



 人によっていろいろなことを感じるだろう。私が一番感動したのは逆境にめげずに頑張ってきた彼の発するメッセージよりも家族の絆かもしれない。

[注]彼は今では「オーストラリア人」と表記するのが正しいとは思うのだけれども、内容をより的確でわかりやすく示すため「イラク人」としました。
              
posted by らくだ at 21:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お母さんの大きな愛、家族の絆、同じく感動しました。
Posted by うに at 2011年10月26日 23:02
うにさん、

こんばんは。

自分の子供を殺してしまう親もいれば、血のつながっていない子を愛情深く育てる親もいる。不思議ですね。生みの親よりも育ての親ってことでしょうか。

殺伐としたニュースが多い中、この動画をみて温かい気持ちになれました。
Posted by らくだ at 2011年10月27日 22:39
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