米ワシントンポスト紙とABCテレビの合同世論調査で、イラク戦争は価値のある戦いだったとの回答が47%、「価値はなかった」との回答が52%で初めて5割を上回った(ワシントンポストの記事=登録していないと読めないかも)。ようやく、という感じがしないでもない。
テロ対策に期待できる大統領はどちらかという質問に対しては、ブッシュが47%、ケリーが48%と拮抗。もうちょっとブッシュの評価が下がってもよさそうなもんだけど、しぶといなぁ。ま、2カ月ほど前にはブッシュが21ポイントの差をつけてリードしていたそうだから、この段階でケリーの大幅リードに期待するのは贅沢かもね。ブッシュ自身の支持率も5月調査と同じ47%と過去最低のままで、支持しないと答えた人は51%と最高を更新した。
大統領選についてはケリー支持48%、ブッシュ支持44%。5月調査はともに46%だったから、やっぱりケリーが支持を広げていることになる。
ただ、ケリーって良くも悪くもマスコミ受けしないみたいで、あんまりメディアに登場しない。日本の新聞やテレビでは随分みていないような気がする。もうちょっと出てきてもらいたいもんだ。世論調査の結果だってまちまちだから安心できない。保守色の強いピューの調査ではブッシュの支持率が48%(5月45%)、ケリー46%(50%)と逆転しているし、イラク政策に対する評価も急回復をみせている…。
ワシントンポスト&ABCの世論調査は6月17−20日に実施。誤差は3%
2004年06月22日
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“ブッシュと変わらない” 米民主党ケリー氏のイラク政策
Excerpt: バグダッド近郊のアブグレイブ収容所でのイラク人拷問・虐待の発覚を機に、無法なイラク戦争を強行したブッシュ大統領の支持率は最低記録を塗り替えています。十一月の大統領選を前に、二大政党制下の対抗政党・民主..
Weblog: ソレイユ・シャトー
Tracked: 2004-06-23 00:45

