台湾からの東日本大震災に対する支援に感謝を示そうと、与那国島から台湾の蘇澳まで泳いで横断しようという企画「日台黒潮泳断チャレンジ 2011」が明日スタートする。6人でリレーして150キロを泳ぎきる計画らしい。
いろいろな感謝の表明方法があるもんだな。これなんてまさに命がけでの感謝表明といえそう。台風15号が近づいているので心配だけど、今のところ予定通り明日スタートするみたい。無事に泳ぎきることができますように。
蘇澳は蘇澳冷泉が有名だけど、冷泉だけじゃなく加熱浴槽もある個室風呂があるので、泳ぎ切ったあとはぜひ炭酸泉で疲れを癒してください。
【追記】各種報道によると、計画通りに9月19日午前、6人揃って蘇澳まで泳ぎ切ったとのこと。おめでとうございます。
>6人でリレーして150キロを泳ぎきる
台風かもしれないのに、…ご無事で何よりでした。
昨日、東北のボランティアから帰ってきた学生の話を聞きました。彼は10日ほど前に帰ったとのことでした。「まだまだ、手付かずの場所がある、これが日本かと思った」と話してくれました。
これからです。じっくり行きましょう。
おっしゃる通り、本当に厳しいのはこれからだと思います。
例えば福島市の土湯温泉は原発関連の二次避難所として利用されていたのですが8月末でそれが終了して被災者がいなくなり、8月末で2軒の旅館が閉館、さらに2軒が9月7日付で自己破産を申し立てました。もともと旅館は20軒くらいしかなく、数軒は震災後に閉館しています。
本当はわずかな支援(という名目の自己満足)で9月中に東北の温泉めぐりをしたかったのですが、細かい仕事が続いて日程が調整できませんでした。10月はせめて1泊2日でも出かけたいです。
それとは別に、上記のような行動をする人がいることで、あらためて日本人に「台湾で200億円も義援金を出してくれていたんだ」と気づかせ、台湾の人にも喜んでもらえて一石二鳥で嬉しいです。台湾側からも100人ほどが泳いで出迎えてくれたそうです。
台風が近づいていて、海はうねりが大きくて泳ぎにくいだろうから無謀では…と心配していたのですが、無事に泳ぎきって本当に良かったです。