それでも私個人は、この2つの発言だけだったら辞任の必要はなかったと思う。「死」という言葉を使ったのはまずい。でも、実際に福島第一原発周辺の様子をテレビで見たら「ゴーストタウン」と言ってもおかしくないと思う。「ゴーストタウン」と「死の町」じゃ、そんなに違わないと思うけれど。「放射能をつけてやる」にいたっては小学生レベルの情けなさ。
いつもなら暴言があっても一応しがみつきの姿勢をみせるのに、今回は発覚から辞任までの期間がやけに短かったな。自民党の河野太郎が9月11日付のブログで「無念の経産相、辞任」として書いている内容が、なぜかしっくりくる。与党民主党議員の中にもこんなことを書いている人はいるのだろうか?
鉢呂辞任会見は↓で見られる。
「国民の皆さん、福島の皆さんに深くお詫びします」とのことだけど、別に私個人はお詫びはいいから、福島の人たちにちゃんと詫びて欲しいってだけ。この動画をみると、問題になった鉢呂発言よりも7った分30秒くらいのところで表れる「説明しろって言ってんだよ!!」という記者からの質問?恫喝?のほうがずっと不快だった。自分の欲しい答えが返ってこないからって、あの口のきき方はないだろう。公の場での発言で国民に不快感を与えたという点では、この記者も辞めるべきでは?
事からひと月経っているので、既にご存知かもしれませんが、
事の発端となった情報における信憑性が、どうも怪しいようです。
報道各社が報じた当時の記事を見ると分かりますが、オフレコとはいえ内容にズレが出ていて、
それを指摘する声をブログやツイッターに残してる方もいます。
震災直後の海江田氏の時もそうでしたが、
記者と報道が、正しい情報を伝える責任を放棄してるように感じました。
確かに報じられた事が正しければ、当人に非難が集中しても仕方ない。
ですが、近年の報道は正確さよりも話題性、視聴率優先になってる様で、
何処か危機感を覚えますね。