エアコンクリーニングに来てもらった。予約したのは3週間くらい前だったかな。恥ずかしながら引っ越してきてから10年あまり、定期的にフィルターの掃除をするだけで業者にクリーニングを頼んだのはこれが初めてだ。「道が混んでいるので予定した時間に行けません」と電話があった時はどうなるかと思った。今日は予定が詰まっている。でも、「2台で3時間かかります」と予約の際に言われていたのに、テキパキと作業をしてくれて2時間程度で作業が終わり、どうにか予定をやりくりできた。
作業してくれた男性によると、この夏の課題は節電ということで社内では「今年はエアコンクリーニングの客は少ないだろう」と予想していたという。実際は予約の電話が急増しているそうだ。そうだよな。我が家も節電という話で効率を考えて「それじゃエアコンクリーニングを頼んでみようか」という話になったんだし、きっと同じようなことを考えている人がほかにもいるんだろう。
エアコンを覆ったビニールからは象の鼻みたいに管状の部分が伸びていて、バケツで排水を受ける。大部分の排水は室外機から出てしまい、バケツにたまった水はそれほど多くない。洗浄剤の泡が残っているうちは『汚いな〜、でも、ま、こんなもんだよね』と余裕だった。作業が終わった帰り際、こちらから頼んでもいないのにバケツの中を見せてくれた。「うぅ」とうめいて後ずさりしたくなるほどひるんだ。
恥を覚悟で晒しておく。
泡が消えたバケツの中は見事なまでに真っ黒けのけ。まるで墨汁だ。この汚れとともに暮らしてきたのか。絶句した。あまりの落ち込みに、作業員の男性が気を使って「タバコを吸っていなかった分まだマシでしたよ」と慰めてくれた。料金は2台で1万9600円也。

タバコは吸わないので、もしかして、同じようになっているのでしょうか…?
今年は「ウチワ」と「カキ氷」で行けるところまでいきます(^o^)丿
もし、数年以上エアコンの中を掃除していないと、同じようになっている可能性があります。業者さんに頼まなくてもホームセンター等でスプレー状の洗浄剤を売っているから、器用な方なら自分でできるのかもしれません。
今日になって、ようやく『墨汁が出てきてよかった』と思えるようになりました。せっかく業者さんに来てもらって2万円近く出したのに透明な水が出てきたら、ガッカリしていたかもしれません。墨汁が出てきたことで、どことなく達成感みたいなものがありました。(^^;
今年の夏はパソコンから電源を取っているUSBファンでどこまで持ちこたえられるか、我慢大会になりそうです。