日本人の私が見てもすごい復興ぶりなのだが、特に国籍を意識して見ているわけではないので『日本人てスゴイな〜』というよりも『人間てスゴイな〜』と感動した。
しかし、海外の人にとってみれば『日本人てスゴイな〜』と感じるらしく、この記事のコメント欄は日本への称賛の声で埋め尽くされている。コメントは英語だけれども、単純な単語を使った短い書き込みが多いので、関心のある方はぜひご覧あれ(翻訳サイトを通してもたぶん大体の意味は分かると思う)。
「これが日本パワーだ」「本当に驚くべきことだ」「素晴らしい!」「日本は世界からスタンディング・オベーションを受ける価値がある」「このような復興は日本でしかあり得ないだろう」「私は第二次世界大戦の時代を生き日本が嫌いだった。今ではとても尊敬している」などなど…。
こうした言葉を目にするのは素直に嬉しい。「日本人は放射能をどうしたんだ? 片付けたのか?」なんてキツイ書き込みもあったけれど、この投稿にはマイナス評価がたくさんついていて、なんとなく安心した。
日本の復興スピードを大地震に見舞われたハイチやハリケーン・カトリーナ後のニューオリンズなどの復興の遅れと比べる書き込みも目立つ。あと、自分の国(主に英国)だったとしたら「(3カ月後も)いまだに書類作業をしているだろう」とか「平日の9ー5時の作業どまりだろう」なんて自国に対する悲観的な声も結構ある。「6カ月の予定の道路工事が15カ月かかってもまだ終わらない。日本の技術者にやってもらいたいぐらいだ」なんて声もあった。
この分じゃ海外の人たちは「大震災への対応について首相が非難されて退陣の瀬戸際」なんて聞いてもピンとこないかもしれない。それにまだまだ避難生活を送っている人はたくさんいる。ほめられたからといって、これで終わりじゃない。
誰がなっても、何が変わるのやら。自民党も、そんなことしている場合? あぁ、なんだかなぁ。
でも、役場やNPOやら個人が、国を振り切って自力で頑張る姿もありますよね。
確かに、日本人、いや「人間は凄い」ですね!
復興に向けて日本が一丸となるべきなのに、与党内部でさえゴタゴタしているっていうのが本当に情けないですね。「どいつもこいつもいい加減に…」って怒鳴りつけてやりたい気分です。
テレビを見ていると県知事から村長まで地方自治体の長がインタビューされている場面がよく出てきて、『永田町の政治家よりもよっぽどまともだな〜』と感じます。