2005年02月21日

フィッシングメールうざい!

 日本では振り込め詐欺に比べてまだ馴染みの薄いフィッシング詐欺、アメリカじゃかなりブレイクしていそうだ。以前使っていたホームページ用のインフォシークのメールアドレスには1週間に4、5通金融機関を装ったメールが来る。

regions きょうはリージョンズバンクというところを装ったメールが来たので、ここで画像で紹介する。画像をクリックするとオリジナルサイズでみられるけど、このURLをクリックしろという部分のURLは判別できないように消してある。本物のリージョンズ・バンクのホームページはこれだから、ロゴはそっくりというか、もろパクリ。

 この手のフィッシング詐欺はかなり認知されてきただろうから、こんな芸のないメールに引っかかる人は多くないとは思う。それでも、夫の携帯電話に繰り返し送られてくる架空請求メールと同じで、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ってところか。手紙の内容をざっと訳すとこんな感じ。
リージョンズ・バンクの顧客のみなさまへ
 リージョンズ・バンクのテクニカル・サービスはソフトウエアの更新を実施しております。つきましては顧客情報の確認の手続きを始めるため、以下のリンク先を訪問していただけますようお願いいたします。
https://------------------------------------
お手数をおかけしますが、ご協力ください。上記の作業後、このメールに返信しないでください。このメールはすべてのお客様にお送りいたしておりますし、必ず従っていただく必要があります。
 メールに返信するなとか、必ず作業しろとかいう表現の手抜き加減がなんとも子供ダマシだ。それにjpドメインのメールアドレスにこんな手紙送ってもしょうがないと思うけど。リージョンズ・バンクに口座を持っている日本人て何人いるんだろう? もうインフォシークのメールアドレスも捨てるしかなさそうだ。
posted by らくだ at 23:15 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(1) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は初めてこの手の現物を見ましたが、海外の銀行に口座を持っている人は少なくとも、通信販売で買ったり宿の予約を入れたりという人は少なからずいるから、こういう風に紹介して頂くとありがたいです。

日本の銀行を装ってこういう風にしたら、かなりの確率で情報を詐取出来そうですね。
Posted by mustafa at 2005年02月22日 01:16
mustafaさんは銀行勤務でしたね。日本でもこの調子で架空請求メール並みに広がれば、少しは被害が出るのではないかと思います。振り込め詐欺に比べれば、まだまだ認知度は低いですし。

 ここに載せたのはかなり原始的でしたが、2週間ほど前に来たのは、やはり地銀からのメールを装って「あなたは優良顧客にアップグレードされます。優良顧客用に高い利息がつく預金を用意させていただきました。つきましてはこちらのサイトにアクセスして情報を書き込んでください」というような内容だったと記憶しています。

 アメリカのシティバンクに口座を持っているので、シティバンクからのメールを装っていたら、私も一瞬欲に目がくらんだかもしれません。不思議なことになぜか地銀を装ったメールばかりなんです。 
Posted by らくだ at 2005年02月22日 22:43
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フィッシングメール
Excerpt: 確かに使ってるUFJ銀行。 その銀行から一通のメールが届いた。
Weblog: D-Life
Tracked: 2005-07-25 22:49
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