
この手のフィッシング詐欺はかなり認知されてきただろうから、こんな芸のないメールに引っかかる人は多くないとは思う。それでも、夫の携帯電話に繰り返し送られてくる架空請求メールと同じで、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ってところか。手紙の内容をざっと訳すとこんな感じ。
リージョンズ・バンクの顧客のみなさまへメールに返信するなとか、必ず作業しろとかいう表現の手抜き加減がなんとも子供ダマシだ。それにjpドメインのメールアドレスにこんな手紙送ってもしょうがないと思うけど。リージョンズ・バンクに口座を持っている日本人て何人いるんだろう? もうインフォシークのメールアドレスも捨てるしかなさそうだ。
リージョンズ・バンクのテクニカル・サービスはソフトウエアの更新を実施しております。つきましては顧客情報の確認の手続きを始めるため、以下のリンク先を訪問していただけますようお願いいたします。
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お手数をおかけしますが、ご協力ください。上記の作業後、このメールに返信しないでください。このメールはすべてのお客様にお送りいたしておりますし、必ず従っていただく必要があります。
日本の銀行を装ってこういう風にしたら、かなりの確率で情報を詐取出来そうですね。
ここに載せたのはかなり原始的でしたが、2週間ほど前に来たのは、やはり地銀からのメールを装って「あなたは優良顧客にアップグレードされます。優良顧客用に高い利息がつく預金を用意させていただきました。つきましてはこちらのサイトにアクセスして情報を書き込んでください」というような内容だったと記憶しています。
アメリカのシティバンクに口座を持っているので、シティバンクからのメールを装っていたら、私も一瞬欲に目がくらんだかもしれません。不思議なことになぜか地銀を装ったメールばかりなんです。