その時点では、外務省の危険情報は出ていなかったのだが、1月20日になって韓国、ベトナム:鳥インフルエンザの発生、27日にはタイ他:アジア地域における鳥インフルエンザの発生というスポット情報が出された。ネットでニュースを見ていると、ホーチミンですべてのアヒルを処分するように命令が出たかと思ったら、つい数日前には処分の対象がすべての家きん類に拡大された(ロイター)。去年の今ごろだったら、もちょっと大きく扱われていて、たぶん我が家はベトナム旅行をお預けしたに違いない。
なるべく鳥に近づかないことにして旅は決行する。鶏肉は食べられなくてもそれほどつらくないのだが、食材を売っている市場に近づけないというのはつらいなぁ。私は市場をほっつき歩いて写真を撮るのが大好きだから。今は市場にも生きた鳥類はいないだろうから行っても大丈夫かな。
私は理系出身の人間ということもあってか、鳥インフルエンザやBSE、若しくはレジオネラ菌の日本での報道姿勢には極めて懐疑的な目で見ています。
確かに全ての事象に当る可能性はあるわけです。しかし確率とタイミング、そして本人にどれだけ耐性があるかということに起因するわけですから、過剰反応しすぎるのはいかがなものかと個人的には考えます。
実質、日本で普通に生活していて交通事故にあう確率を考えれば簡単に想像はつくと思うのです。
そういうこともあって、私は前回タイに赴いた際は鳥インフルエンザの問題が大きく取り上げられていた時期でしたが、市場にも行くし鳥もバグバグ食ってきました。
また福岡県はおそらく条例で、うたせ湯を禁止しておるようで(最近は給湯口までケースで覆ってある施設もあるし…)、全く頭にくるので台湾に行って、おもいっきり溜めまくっている温泉のあの激しいうたせ湯を平気であたったりしています。
ついでにいいますと、私は米国でBSEが発生したのは極めてラッキーだったと思うのですが、いいタイミングで外圧を利用して日本で今実施している、科学的根拠の極めて薄い全頭検査を止めてしまえばいいのにと思っています。この馬鹿げた検査にどれだけの国税がかけられていることか…。
この言い方は一部の方々には不愉快なのかもしれませんが、ようは旅にしろ食にしろ自己責任だと思うのですよ。極端な話をすれば、温泉に関しても「自己責任の湯」とか勇気ある施設は銘うってくれないかなぁと思う時もあります。というのも、私は循環泉も掘削も加水もいいじゃないかという、こだわりがないことがこだわわりな人なので…。
長々とすんませんでしたが、ホーチミンの話楽しみに待っています。
それではまた。
私は無茶な旅もしてきましたが、基本的にはすごく用心深い人間なので(ラッキーだったことも併せて)、これまで無事でこられたのだと思ってます。
前回の夫の食あたり?問題もあり、「これからは火を通していないものは絶対に食べない。量も少なくする」と言ってますので、生春巻きや生の葉っぱに包んで食べるものはパスするみたいで、私一人でバクバク食べることになるかもしれません。
今の鳥インフルエンザが人に感染するようになっても今の医学水準から考えればそれほど死者が出るとは思えません。また直にワクチンもできるでしょう。インフルエンザの治療薬もできていますしそんなに心配はいらないと思います。ただベトナムで薬が入手できるかはわかりませんが。もし罹ったらすぐに帰国した方がいいかもしれませんね。
もし罹ったとしても、素人判断で分かるかしら?(逆にちょっと体調を崩しただけでも鳥インフルエンザかも、と脅えるかもしれませんが)ベトナムから熱を出して帰国したら、すぐに検査に回されるのでしょうね。ムリをして体調を壊さないように気をつけて行ってきます。