2011年04月20日

「謝謝台湾計画」に1日半で680万円集まる!

 昨日紹介した「謝謝台湾計画」がすごいことになっている。公式ブログの20日付の記事「集計日報4月18〜20日分」によると、4月18日の午後9時から20日正午までの1日半余りで賛同者から集まった金額は682万2817円に達したそうだ。これを知ったときは椅子ごとのけぞって後ろに倒れそうになった。

 20〜30万円くらいは集まるかと思っていたけれど、その数十倍だった。2紙への広告掲載に240万円くらいかかるとのことだったので、友人に「お願い」のメールを送ろうかと悶々としていたところだった。心配無用で目標額を軽々と突破。あまった金額は日本赤十字への義援金になるという。

 私と同じように感じている人がこんなにいたなんて…。ほとんどの賛同者にとって主宰者の木坂さんはどこの誰かも分からない人だろう。それなのにこれだけの金額が集まるなんてビックリだ。みんな、義援金詐欺とか増えているっていうから気をつけるのよっ! って私もその一人なんだけど…。真面目な話、木坂さんのサイトを見れば、信用しても大丈夫だってことは分かるので安心して振り込んだ。

 昨年はネットの世界にとことん疲れ「下手な親切心は出さない」「ネットで知り合った人の常識に期待しない」「ネットよりもリア充」−−を自分の課題にしてきたつもり。この「謝謝台湾計画」主宰者の木坂さんとそれに賛同した人たちの温かい気持ちに触れ、諸外国の人たちによる支援の動画の数々を見たのとは違う嬉しさを感じた。

 もし、このブログの昨日の記事を見て振りこんでくれたという奇特な人がいたら、本当にありがとう。そして、ツイッターやfacebook、ブログ、クチコミなどで他の人たちに告知してくれた人がいたら、それもどうもありがとう。今日はいい日になりました。

 このブログにたびたび登場する春子ばあちゃんに報告しよう。日本時代の教育と日本人に感謝しているばあちゃんだから(詳しくは2010年3月10日付の「2人の陳さん」を参照)、日本人から台湾人への感謝を示すプロジェクトが盛り上がっていると知れば、すごく喜んでくれるはずだ。

 振り込みの受付は締め切ったわけじゃなく、当初予定通り26日まで受け付けているそう。こういう企画は金額じゃなくて頭数だと思うので、これから!という人はぜひヨロシク。
    
posted by らくだ at 19:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
岩手・青森の沿岸部から帰還し、早速3口いっときました。21日付けで口座反映されます!
Posted by 記事を見て振りこんだ奇特な乾物屋 at 2011年04月21日 12:25
うわっ、キトクな人が本当にいた…。被災地の往復で多忙をきわめているところ、どうもありがとうございました。

本日の公式ブログの報告をみると、乾物屋さんの振り込み分は昨日の682万2817円と961万4396円の間に振り込まれているんですね。明日は軽く1000万円を超えてしまうでしょう♪

こんなに台湾のことを想っている人がいたという事実が嬉しくて仕方ありません。
Posted by らくだ at 2011年04月21日 20:47
すでに台湾のTVニュースでも取り上げられているようです。

http://www.youtube.com/watch?v=9X4YFw5wYkY

(多分、無断でアップロードされているので、そのうち削除されるかも)
Posted by らくだ at 2011年04月22日 21:00
発起人さんが「チャンネル桜」というところに出演されています。政治的な意図はなく、お礼を言うという人として当然のことをしたかっただけだとご自身の言葉で語られていました。この方のおかげで台湾のみなさんにお礼ができることを、めっちゃ嬉しく思います!

http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV?gl=JP&hl=ja#p/u/6/TIReygIDed0
Posted by 乾物屋 at 2011年04月23日 07:27
謝謝台湾計画の記事を記事にして頂き、ありがとうございました。台湾の人にお礼が言いたい!それだけの気持ちですが、今回の企画に参加出来ました。
らくださんの台湾記事は面白くて、私も野湯に行ってみたいなぁと。でも何より春子おばあちゃんの記事は楽しみです。
Posted by だるだる at 2011年04月23日 12:15
>乾物屋さん

チャンネル桜見ました。インタビューする側よりもされる側の方が落ち着いて話しているように見えました♪

今回の企画は台湾に行ったこともなく、歴史的・政治的事情をよく知らない人が「とにかく感謝の気持を伝えたい」という思いだけで動いたのが成功のカギだったように思います。

いろいろな思惑があると、きっとグチャグチャになっていたでしょう。受付期間が約1週間と短いのも、最初はそれで満足にお金が集まるのかと心配でしたが、今になって考えてみると口うるさい人が登場する時間的余裕がなくなってよかったと思います。

>だるだるさん
企画に参加していただき、この場でそれを教えてくれてありがとうございます。1人でも多くの人が賛同して参加してくれたらいいな〜と思っているので、参加者の存在を知るのはとても嬉しいです。

予想をはるかに超える人が参加してくれたおかげで、台湾の人たちにお礼を伝えるとともに被災地に義援金も送れる「1粒で2度おいしい」グリコのキャラメルみたいな企画になって嬉しくてたまりません。

春子ばあちゃんに報告の電話をしたら家にいなかったので手紙を送りました。ばあちゃんは台湾の新聞広告に日本語で「ありがとう」の文字が載っているのを見つけたら、ものすごく喜ぶに違いありません。

ばあちゃんだけでなく、日本に支援の手を差し伸べてくれた人たちが「日本の復興に協力して本当によかった」とか、「日本人の旅行者に会ったら親切にしてあげよう」なんて思ってくれたらいいなぁと明るい気持ちです。

ばあちゃんには秋に行くと約束しているので今から楽しみです。
Posted by らくだ at 2011年04月23日 22:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック