初めて「電車男」のことを聞いたのは先月だったかな。上記のまとめサイトもその時にのぞいてみた。でも、みんなが「いいよ〜」っていう割には良さが分からず、すぐに閉じちゃっていた。今回は気合を入れて読み始めた。
「電車男」っていうのは、22歳(彼女いない歴22年)、週3回アキハバラに通い詰めているオタク系青年。電車の中で酔っ払いに絡まれている女性をたまたま助けたことから話が始まる。お礼にペアカップが送られてきても、ドキドキしちゃって彼女に電話ができない。そもそも女性に電話したことなんてないのだ。その「電車男」が2ちゃんねる上に相談の書き込みをして、それを読んだ人たちが親身にアドバイスしていくっていうのがあらすじだ。
2ちゃんねるっていうと、匿名性をいいことに誹謗中傷の書き込みがあふれているというマイナスイメージが強いけど、こと電車男スレに限っては、みんな優しい。電話の掛け方、デートで行く店、オタクに見えない服装まで、寝食を忘れて親身にアドバイスし、「電車男」と一緒になって一喜一憂している。「電車男」も純粋なイイ奴だ。思わずホロリとさせられた。まさに現代のおとぎ話。ネットの意外な一面を見た。
お暇な方はまとめサイトのmission.1から順にお読みくだされ。最初は意味不明かもしれないけど、すぐに状況が飲み込めるはず。お勧め!
とばしながら結局最後まで読んじゃいました。
こんなこと実際にあるんですねえ。
ほんと、一緒にドキドキしちゃいました。
それにしてもものすごい反響。
まるでチャットじゃないですか。
意味不明な言葉も結構あったし、なんか知らない世界を
垣間見たってカンジ。
それにあの、‘絵文字’っていうんですか?
あれは自分で作ってるんでしょうか。力作ばかり。
絵文字…すばらしい! エルメスムーミン&電車男 どんな方かとっても興味を持ってしまいました。
確かに不思議な世界で、理解できない言葉もありました。「ふ〜ん、別れの挨拶はノシ?みたいな文字を書くんだ」などと思いながら読みました。
あの絵文字、巷ではアスキーアート(AA)と言われているそうですよ。なんで知っているかというと、掲示板を開設した当初に意味不明のあれを書き込まれて削除したら、書き込んだ人から「AAを書き込んだのは私です。すみません」とメールをいただいたことがあるんです。
サッと挙手をすることを表す顔文字。
スレッド内で同意の挙手を求められたときの返答や、
その場から立ち去るときの「バイバイ」の意、
または投稿したファイルやソースのURLを掲示する際に
添えられる。
〜2典Plusより〜
へー、顔文字なんですかあ…。顔に見えないけど。
らくださんの掲示板でも流行っちゃったりして
ふーん、アスキーアートねえ…。
うちの掲示板じゃ書く人いないと思いますよ。ご安心くださいませ。
「〜ぞな、もし。」とかにも似てるし
イタリア語の‘ciao’みたいにいつでも使える挨拶って
感じもあるし。わ、私も2ちゃんねらーの素質有り?
私も素ソあり?
恥ずかしさついでに、… タグ プログ を教えてください。
「ノシ」って手を挙げているところや?しているんですね。私も電ヤ男が、これから出陣するぜ!みたいなところで「ノシ」って書いてあると、なんだか決意のようなものを感じました。
しかし、こんな表現は誰が始めるんでしょう? 1人だけでやっていても絶対に通じないはず。不思議でしょうがありません。
>演芸場の観客さん、
そもそも「電ヤ男」の話が最初に登場したのは巨大BBSの「2ちゃんねる」です。http://www.2ch.net/がメインページ。どんなBBSかっていう一覧はhttp://www.ff.iij4u.or.jp/~ch2/bbstable.htmlにあります。「2ちゃんねる入門」はhttp://human-dust.kdn.gr.jp/doujin/net/2ch.htmlをご覧下さい。
「2ちゃんねる」は参加する人が多く、匿名で誰でも書き込めるので、たとえば少年の殺人事件などが起きるとすぐに犯人の名前などが書き込まれるなど、問題も多いです。
なぜ「2ちゃんねる」という名前なのか考えたことはありません。ちなみに、ここは1ちゃんねるでも3ちゃんねるでもありません。有名なウェブサイトで「ちゃんねる」を名乗っているのは今のところ「2ちゃんねる」だけみたいです。
ブログというのは、ウェブログの略で、この「らくだのひとりごと」のページみたいな形のものを言います。日記+アルファの機能があります。簡単にいうと、コメントとトラックバックをつけられます。トラックバックというのは、逆リンクというのでしょうか。他人のサイトからリンクをはることができるのです。普通はこちらから他人へのリンクですよね。それを逆にしてリンクさせられるんです。
これはちょっと難しい話かもしれません。私もトラックバックの仕組みやマナーがいまだによく分かっていないのです。さまざまな意見を共有し、ほかのサイトとのつながりを作りやすいという利点があります。
タグというのは、ホームページ作成ソフトを使わずにサイトを作る時に利用するものです。例えば<font color=red>赤字にする</font>とすれば、タグで囲まれた「赤字にする」という文字が赤くなります(ここではタグは無効なので色は変わりません)。
演芸場の観客さんのホームページ上をマウスを右クリックして、「ソースの表ヲ」をクリックすると、タグ打ちされたのと同じ画面が出てきます。ホームページ作成ソフトは、ワープロを打つように普通に文章を書くと、ソフトがゥ動的にタグに変換しているのです。
んんん〜。
とてもよく解りました。 御忙しいところ、いろいろと丁寧な解説ありがとうございました。
ネットの世界、どのように活用するか、個人の選択でいかようにもなるのですね。
電車男とムーミン ・・… ますます御伽噺の様に輝いています。
#わたしは2ちゃんねるじゃなくまとめサイトの記帳所しか見てませんが
わたしゃどっちでもいいですけど、確かに食傷気味かも(^^;)