チリの人たちがなれない手つきで鶴を折る姿が微笑ましい。500人もの人に鶴を折ってもらい、それを動画に収めて編集して…という作業もすごいなあと感服する。
1日目の最後に出てくる場所は、私がサイフをすられた瞬間に気付いてスリを捕まえたサンチャゴのアルマス広場にみえる。こんなことを書くとチリは危ないところだと思われちゃうかもしれないけれど、チリを旅している時にあった人たちは、ほとんどみんないい人だった。
長距離バスで移動中に食事休憩でドライブインによると、ほかの乗客が「注文できる?」と心配してくれ、トイレの場所は英語で説明できないからと案内してくれた。1人で観光ツアーに参加すると「1人だと自分の写真が撮れないでしょ。撮ってあげるからカメラ貸して」と参加者が気を使ってくれたっけ。
1人ひとりの顔は覚えていないけれど、あの時に接したやさしさがよみがえってきた。チリのみなさん、ありがとうございます。