2011年03月13日

大地震−その後(12日夜)

 地震のあと、私の部屋の本棚が前に傾いたのは既に書いた通り。組み立て家具なのでネジが緩んだのかと思っていたのだが、もっと深刻だった。転倒防止のために天井とのすきまにボックス家具を置いていて、転倒しないで済んだのはよかったのだが、地震の力が強かったために本棚が歪んでしまっていた。ネジを締め直すとかそういう問題じゃなかった。

 応急措置として本棚の下に何か挟んで真っ直ぐにするとして、とにかく本が多すぎるのは自分でも分かっている。そこで100冊程度を処分することにした。80冊程度をブックオフに引きとってもらう手続きをし、売り物になりそうにない20冊程度は資源ごみにした。

 テレビはずっとつけっ放しだ。死者・行方不明者は1400人あまりというけれど、テレビを見ればみるほど、そんなレベルではとても済まないのでは…と、不吉な予感が胸のあたりにザワザワする。と思ったら、南三陸町の町民約1万人が行方不明になっていると報道された…(読売新聞の報道)。

 ネットで海外のニュースサイトを見ると、日本の各種報道よりも深刻な状況を示す写真が載っているような気がするのだが、気のせいだろうか。それとも日本と海外の写真選択センスの違い? あるいは日本の報道各社が被災者や一般市民への心理的ダメージを避けようと自己規制しているのだろうか。

 日本赤十字のサイトはアクセス殺到でサーバがダウンしているのか、閲覧できない。私がアクセスするのも負担を増やすことになると思い、アクセスはしばらく自粛することにした。今の自分にできるのは節電くらい? もっと前向きな貢献がしたいのだが、何もできなくて歯がゆい。

 スーパーに買い物に出かけた夫によると、パン、冷凍食品、惣菜類などの棚は全部空っぽだったという。表向き被害のない我が家周辺でもそんな状態になっている。

 海外の友人からは引き続きお見舞いメールが届く。「日本で大震災」と報道されているので、日本全体が壊滅的な被害を受けたと心配している人もいる。一人ひとりの心遣いが嬉しい。そういえば、昨日は歩いて自宅に帰る人に対し、ボランティアで飲み物を配っている人がいたそうだ。こんな悲惨な大災害の時には、人間の優しさだけが救いだと感じる。
   
posted by らくだ at 00:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ご無事で何よりです。

日本全体が壊滅的な被害を受けたわけではないことを実感する別の出来事がありました。
震災の前日に西日本に住む親戚から二ヶ月先の結婚式の招待状が届きました。
震災で私の家では本棚が傾き中身が出るくらいの被害でしたが、震災の2日後、親戚から結婚式のヘアメイクのために美容院の予約はどうするか、という電話がありました。
自分でなんとかする、と丁重にことわりましたが、それ、今、聞くか?とかなり憤りを感じました。
一人息子の結婚式で舞い上がるのはわかりますが、もう少し世の中のことをみて欲しいと思いました。
他人への思いやりって、相手の立場で考える想像力がないと難しいですよね。


Posted by うに at 2011年03月15日 17:00
うにさん

それは私もムッとします。「今、それどころじゃなくて、考えている余裕がないんですよ〜」と、嫌味っぽく言っちゃうかも。

自分の利益しか考えない人に常識や思いやりを期待しても無駄ですね。私も去年、「我」しか考えていない知人を「義」と「情」の知人に紹介して、あとでものすごく後悔しました。

そうそう、本棚が傾いたのは私も同じです。ブックオフにいらない本を引きとってもらいましたが、まだ床に本を出したままです。大きめの余震があるとキーコキーコ鳴ります。
Posted by らくだ at 2011年03月16日 00:48
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