BBCの記事はザックリしている。出生率が上昇した理由として、コステロ財務相が「仕事をしていない両親への減税やその他補助金を導入した」ことや、足元の景気が良い上に将来の景気見通しも明るいことを挙げている。しかも財務相が高齢化社会を懸念して声を上げたのはわずか2年前だとか。
掛け声ばかりで何も変わらない日本にいると、わずか2年でそんな劇的な変化があるってちょっと信じられない。しかも、財務相が主導しているってのが恐ろしく意外だ。コステロ財務相のお手柄だというのなら、日本のアドバイザーになってもらったらどうだろう。
BBCの記事ではbirth rateが前年比2.4%上昇となっているが、これが日本でいう出生率を指すのかどうかは不明。オーストラリア統計局のリリースによると、total fertility rate (TFR=総出生率)は女性1人当たり1.77で前年の1.75から上昇している。30−39歳のTFRが60年代半ばの水準まで上昇、全体水準の押し上げに寄与した。
これを読んだ時、FX(為替)をやっている私は、主人に、
”今オーストラリアベビーブームなんだって。オージードル買ったらあがるかなぁ”
と言うと、以外にも、そっけないので、あんまり関係ないかと思い何にもしなかった。
そしたらその直後からオーストラリアドルがあがり始めた。
主人は100%テクニカル派で、チャートを見て買い時を決め、ばっちり買っていた。
私が、あの時買っていたら私も儲かっていたのに、と言うと、どうもあの時私の話は聞いていなかったらしい。
国民は国力だから聞いてたら俺、絶対あがるって言っているよ、だって。
私はちょっと遅れてニュージーランドドルを買いました。
ベビーたちと一緒にばっちり育っています。
どうもありがとうございました。
オージーやキウイに投資とはすごいですね。ベビーブームが通貨高に結びつくなんていうことは微塵も考えず、ただ「日本と対照的だな〜」と単純に思って書いたので、びっくりです。長期的に上昇するといいですね。といってもあまり円安になると、我が家は海外旅行できなくなっちゃう…。
サッカーって出生率が高い国が強いスポーツだとは前々から思っていたんですが、まさかオーストラリアがベビーブームだったとは。
タイムリーなニュースソースの発見力に脱帽です。
そんな意味できのうの試合は、案の定といえる結果でびっくり。試合内容はともかく、テレビで見る現地のサポーターの雰囲気も、我が国とオージーの気質、というより国としての前向きさの違いが、なんとなく伝わるものがありました。
しかし、オージードルもすごいですねえ。
初めまして。私は単純な人間なので、出生率が為替レートやスポーツの強さに結びつくなんて、まさに目からウロコ状態です。もっと複眼的にものをみないといけないなぁ、とみなさんに教えられてばかりです。
オーストラリアは景気も好調みたいだし、勢いが違うのでしょうか。