坂が多く、階段が多く、ふと角を曲がったところで海が見える。観光客相手の店を無視して路地裏に入れば、すぐそこで魚を干していたりする。ガイドブックに必ず出てくる有名なレストランの2軒隣はジモティ用の温泉銭湯。番台のおばちゃんが「ゆっくり温まっていきなさいよ」と声をかけてくれる。
その熱海には観光客にあまり知られていない共同浴場が10カ所ほどある。共同浴場では誰かが「あれ、どこから来たんですか?」と声をかけてくれ、親切に面倒をみてもらうことも多い。知らないおばあちゃんの背中を流してあげたこともある。有名な温泉地では結構珍しいこどだ。
熱海って私にとってはいつ行っても、すごく懐かしい気分になる町だ。大林宣彦が尾道を撮ったように、誰か有能な映画監督が熱海を舞台に映画を撮ってくれないもんかね。
「あれ?」と思った。
華やかなりし頃の熱海を知っている年代からは
熱海駅前、海岸沿いの活気の無さに一瞬戸惑うが
この「あれ?」がとても心地よく感じた。
熱海の本当のよさが再認識される時代が来たのかなぁ
らくださんのレポのお陰で新発見が多いです♪
私の温友が写真を送ってきました。
今度行ってみようかな?
どこかしらウマが合うとでも言うのでしょうか、誰しも何となく好きになる居心地の良い土地というのがあるようです。
くりかえし何度も行くようなところ。
私にとってそれは信州あたりの里山のような気がします
といっても北海道も九州も青森も好きなんですが…
#こら(汗)
温泉関連のホームページをみると、「熱海の共同浴場はマナーに厳しい」と書いてあるサイトが多いですが、私の場合はいつもとても優しくしてもらえます。先日の水口第二ではゴルフのまるちゃんの話で盛り上がり(ゴルフの知識がジモティのおばあちゃんと私と同じぐらいだったため)、外国人力士の話をすればなぜか力道山の話になり、そろそろ出ようとしたら「ここは1時間いないとダメなところだ!」と引き止められました。狭いところなので、新しい客が来たタイミングで出ることができましたが。
金色夜叉のことはすっかり忘れてました。お宮の松って何回か枯れているんですよね。たしか子供のときに家族で記念写真を撮りました。
所謂そういう年齢の方だったので「結局、団塊が〜!」みたいなことを言うと「おいこら待て!、我々の努力が今!」みたいなことを述べられるなど、不毛ながらもわきあいあいとした話をずっとして何だか楽しかった記憶があります。
九州でも例えば指宿などは結構熱海と近いかもしれません。町には「今度こそ どうしても観光指宿の再生を!」みたいなスローガンが掲げられていますし。でも斜陽の美(?)というのは間違い無く有りますね(地元の方々すみません)。
それではまた。
指宿は確かに寂れている感じですね。夫は20年以上前の高校の修学旅行以来の訪問とかで、「こんなになっちゃって…」と絶句しておりました。その後、九州新幹線の開業でゴールデンウイークの客足が伸びたという報道を耳にしました。
指宿は村之湯のすぐ隣のところが改装工事をしていたので入れず、また生きたいものです。