2004年05月20日

「しあさって」の次の日

しあさって」の次の日を何ていうかという話になった。私は子供のころ姉から「やのあさって」というんだよだと教えてもらった。ただし、いままでこの言葉を使ったことは多分一度もない。夫は「ごあさって」というそうだ。この言葉もいままで聞いたことがなかった。

 広辞苑で「しあさって」を調べると「あさっての次、やのあさって」と出ている。え〜っ、「しあさって」と「やのあさって」って同じなの? 今度は「やのあさって」で調べると、「しあさって」と出ているほかに「(東京で)しあさっての次の日」と出ている。私の認識は東京でしか通用しないらしい。「ごあさって」を調べたら「(西日本で)しあさっての次の日」と出ていた。

 ごあさっては「後あさって」なのかと思ったら、夫は「五あさって」「六あさって」「七あさって」と続いて行くんだという。確かに広辞苑には「五明後日」と漢字表記が出ている(六明後日はなかった)。なかなか便利だなぁといったん感心。

 あとで考えて見ると「ごあさって」は4日後、「ろくあさって」は5日後のこと。ちょっと紛らわしくて間違えそう。私がこの言葉を使うことは一生なさそうだ。

posted by らくだ at 23:58 | 東京 🌁 | Comment(7) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
懐かしい言葉だねぇ♪
婆の幼いときも、らくださんと同じ
あさっての次は、しあさって、次がやのあさってだったよ
ちなみに東京生まれです。

面白いね。 でも、この言葉も消えていくのかな〜
Posted by 聖婆 at 2004年05月21日 22:40
聖婆さんも一緒でしたか。

「やのあさって」という言葉はそれほど必要性を感じていませんでしたが、一度も使わずに消えて行くのも寂しいですね。
Posted by らくだ at 2004年05月22日 00:21
 やのあさって、懐かしい言葉です。
埼玉に生まれ育ちました。「やなあさって」
と言っていたかな。死語でしょうか。
Posted by テレジア at 2004年05月23日 08:58
>テレジアさん、

 コメントが中ほどに挿入されてしまっていてすみません。広辞苑には「やなあさって」も出ていたと思います。私も埼玉県に住んでいたことがあるのですが、聞いたことはありませんでした。
Posted by らくだ at 2004年05月23日 10:55
この話我が家でもしばしば論議になります。
私は東京育ちですので、あした、あさって、しあさって、やのあさっての順ですが嫁さんは福島で、あした、あさって、やのあさって、しあさっての順です。結婚してしばらくの間全然わからなくて、どうも話が合わなくて問題となりました。
ごあさって、ろくあさってというのは全然知りませんでしたが嫁さんの説をとればごあさって、ろくあさってはそれぞれ5日後、6日後になるので合っているかもしれません。
Posted by ナッカー at 2004年05月25日 22:52
>ナッカーさん、

 場所によって順序が逆になるというのは紛らわしいですね。「じゃ、しあさってね」なんてデートの約束して会えなかったら大変。

 我が家の問題は、以前にも書きましたが「数人」とか「数本」の「数」がいくつなのかです。私は2〜3、夫は5〜8ぐらいのイメージで広辞苑には両方とも出ています。「プレゼントの予算は数千円ね」なんていう話になると、どっちの基準を適用するか決めてなくてはなりません。
Posted by らくだ at 2004年05月25日 23:46
ありがとうございました。ちょうど、調べていたので、とても参考になりました。気になると気持ちが悪いですからね。
Posted by あずさ at 2006年02月12日 16:16
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック