閉館が決まった2007年の初夏、いな葉の女将さんと電話で話したことを思い出す。「鈴を転がすような」という表現がぴったりくる女将さんらしい女将さんの話し方だった。主に外国人旅行者を対象としたホステルに変身したと知った時、あの女将さんはあの声でなんて言ったのだろうか。
700円で日帰り入浴もできるそうなので、そのうち寄ってみようと思う。あるいは一度泊まりに行ってみようか。由緒ある旅館(正確には“元旅館”だけど)に3900円か4900円で1人泊(素泊まり)できるって結構魅力的に思えてきた。上記リンク先の部屋の写真をみても、和室はごく普通の旅館風だ。
それにしても、ケイズハウスが土地・建物を取得した時点ではニュースになったのに、開業のニュースは商用サイト個人サイトを問わず、どの温泉情報サイトにも出ていないのはちょっと寂しい(下の写真はリニューアル工事中だった昨年3月撮影)。
このような国の有形登録文化財の立派な宿が安宿(と呼ぶには失礼なような…)で、
幅広い年齢層また外国からの旅行者にも気軽に利用できるということは
有難いことです。
それにしても、なんと思い切った再生法…
じっくり内部を見学できることも考えれば、人気の宿になりそうな…。
私もぜひ泊まってみたいですなぁ、近いけどo(*^▽^*)o~♪
東海館は写真でいうと左隣にあります。確かによく似た造りです。ほぼ同じ時期に建てられ、ライバルとして営業してきたのではないでしょうか。
あまりお金のない外国からの若い旅行者が日本旅館の雰囲気に触れられるのはいいことですよね。それもユースホステル並みの料金で。
このケイズハウスって京都を皮切りに広島や浅草などにもあるチェーン店で、経営者の方は30代だったかな。すごく若いみたいです。
さぞかし歓んで貰えるでしょうね♪
そうそう、広島のケイズハウスは大変な繁盛でそうですよ。
ゲストハウス=ノミ・ダニ・シラミってトラウマ振り払わなくっちゃネ。(^^ゞ
ところで伊東、もう何十年も行っていないけど賑やかですか?
ギャハハ…。今は平成ですよ〜。国内のゲストハウスでノミ・ダニ・シラミの心配は多分いらないでしょう(断言はできませんが)。逆にNYで比較的高級なホテルに南京虫の被害が増えているとか聞いたことがあります。
広島のケイズハウスは大繁盛ですか。何となく分かります。先日広島に行った際、とにかく駅の周辺は外国人旅行者が多かったです。あちこちで宮島への行き方を尋ねられました。
伊東は最後に行ったのが昨年の3月で、その時に印象では全体的に寂れていました。唯一の例外は伊東園の施設が3軒集中している一角で「伊東園通り」という名称が定着しつつあるとか。1泊2食7800円では老舗旅館はかなわないでしょう。
地元民ですが、知りませんでした…。
東海館も修理代等がすごかったらしいので、いな葉はどうするんだろう…とは思ってました。
伊東はあんまり古いものを大事にしないところがあるんですよね。でも、どこも厳しいみたいなので、仕方がないのかな。
東海館はキッチリと改修されていますものね。見学しながらお金がかかっていそうだな〜と感じました。
いな葉は確か7000万円で売却されたという記事を読んだ記憶があります。結構お買い得物件だったかも。
東海館といな葉が並ぶ一角、玄関の唐破風の雰囲気とか時間が止まったかのようで大好きなんですけどね。うまく話題作りできないもんですかね。
あと共同浴場がたくさんあるからハシゴ湯したいと思っても、午後3時からのところなど多く、なかなか難しいです。
今時ノミ・ダニ・シラミだなんてね。(^^ゞ
何処も綺麗ではありませんでしたがカサブランカの旧市街では飛びっきりの
目に遭いました。
もう少しで40年になります。今でも大して変っていないでしょうね・・・?
国内では何処に行ってもその地域の大学の学寮を利用していましたよ。
大抵はゲストルームがあり、時には外泊等で主を失った給食にありつけたり
してルンルン。
何れも海外の安宿より数十倍も数百倍も快適でした♪
カサブランカは3年前に行きましたが、1月の安宿なんて泊まるもんじゃありません。石の床で1日中冷えびえとしていて、暖房はオイルヒーターが夜だけ入るけれど、直接手をつけてほんのりと温かい程度。震えあがっていたので、たとえ虫たちがいたとしても活動はしていなかったのは不幸中の幸いだったかもしれません。
国内の学生寮は利用したことがありませんが、初めてタイに行ったときに言葉が通じなくて困り果て、学生寮に行って英語を話す学生を見つけました。寮の食堂に連れて行ってもらったのがいい思い出になっています。懐かしいな〜。