2010年07月07日

賭博に関する二重基準

 サッカーの話題が一段落気味になったら相撲界の野球賭博のニュースで持ち切りだ。私は相撲ファンじゃないので積極的に情報を集めているわけじゃない。それでも自然にある程度の情報が入ってくる。

 不思議なのは賭博の胴元に関する報道が極めて少なく、ほとんど相撲界の話題に終始していることだ。どうも私には『暴力団関係者が賭博をするのはしょうがないから放っておいていいけれど、相撲関係者が関わるのは断じて許さない』というような二重基準があるように感じられてならない。

 本当に野球賭博が許せないというのだったら、大本営に手をつけなくちゃ。昔のCMにあった「クサイ臭いは元から絶たなきゃダメ」ってこと。これまでの報道を見ていると、胴元というか暴力団への遠慮が感じられて気持ち悪い。貴乃花が辞表を出したとかテレビ中継が中止になったとかいう話題に逃げているように感じちゃう。これじゃいくら相撲協会だか理事会だかが「二度と起きないように…」と頭を下げても、そのうちほとぼりが冷めたら誘いの魔手が新しい獲物に伸びてきて同じことの繰り返しになりそうだ。
   
posted by らくだ at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする
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